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根気強く、声を上げ続ける ~【櫻坂46】ラジオ番組を獲得するための一歩~

 TOKYO-FMの「SCHOOL OF LOCK!教育委員会」で、櫻坂46の1周年記念ライブの直後に放送された『1st YEAR ANNIVERSARY RADIO』の文字起こし「ON AIR REPORT」が公開されている。
 前回の出演時もそうだが、毎回、画像付きで丁寧に放送が再現されており、聞き逃した人はもちろん、リアルタイムで聴いていた人にとっても、放送を思い出すことができる嬉しいコンテンツである。

 ラジオだけでは伝わらないメンバーの皆さんの表情も知ることができることから、放送を補完するものとして、貴重なものとなっている。
 これは、平手さんが「Girls Locks!」に出演していた頃にもあったコンテンツであり、毎回、非常に楽しみにしていた。

 実際に文字起こしをしたことがある方であれば、ご存じだと思うが、話し言葉を文字にしていくのは、案外骨が折れる作業である。
 radikoのタイムフリーもあるため、普通であれば、それを1週間以内に聞いてもらうように、Twitterなどで告知して終わりとなるところを、時間をかけて、リスナーに読んでもらおうとしているのは、もう出演者に対するリスペクトと愛情がなせるものと言えるだろう。一人でも多くの人に、出演してくれたゲストの思いや言葉を伝えるという気持ちがなければ、このように手間のかかる作業を続けていくことはできないからだ。

 今回の文字起こしも、当日の様子を余すところなく伝えるものとなっており、読んでいるだけでも、とーやま委員やメンバーの皆さんの声が聞こえてくるような臨場感である。
 放送で感動的な言葉を届けてくれた後、とーやま委員は、ブログも上げている。これも、ファンの間では有名なもので、毎回、熱いライブレポートが綴られている。欅坂46時代から、ファンとして情熱あふれる言葉を上げてくれるため、読んでいるこちらまで自然と胸が熱くなる名ブログである。

  櫻坂46は、このように熱いファンでもある、ラジオの制作スタッフに支えられている。
 ファンクラブ限定の配信ラジオ「さくみみ」の制作も同じ方が担当していることから、メンバーの皆さんも、安心して伸び伸びと収録に臨めているようである。そのため、ふだんはなかなか聞くことができないような話が出てくることも少なくない。

 先日のライブ後に放送された回では、放送終了後、反省会議としてAuDee限定の配信企画があった。先週と今週の2回にわたって、櫻坂46に関する話題となっている。
 先週は、放送の裏話的な内容であったのだが、話が盛り上がり過ぎて、後半は今週に持ち越された。

 ただ、今週分については、「櫻坂46のラジオ番組獲得」についての戦略会議へと発展していた。
 「さくみみ」でメンバーが話している様子を見ているプロの意見として、櫻坂46のメンバーが担当する番組を是非とも成立させようというのが、会議の主旨である。ラジオ局内で、どのようにしたら、番組が持てるようになるのかについて、中にいる人の意見として教えてくれているので、非常に参考になる。

 結論としては、櫻坂46のファンとして、「メンバーが出演する番組を作って欲しい」という声を上げ続けるということが、番組獲得につながるというものである。

 このように素晴らしい提案に対しては、ファンとしても、協力しないという選択肢はないだろう。
 『MTV EMA 2021』で「ベスト・ジャパン・アクト」の受賞を勝ち取ったように、ファンの力を発揮する格好な機会といえるだろう。
 TOKYO-FMで、メンバーの皆さんの声を毎週聞くことができるようになる日が訪れるまで、ファンが力を合わせて、活動を続けていくことが何より大切である。



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