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背中を預けられる関係性 ~【櫻坂46】メンバー間の絆~

先日、藤吉さんがブログを更新した。
何でも、これからは不定期に日記をあげていくということなのだが、ミステリアスな雰囲気で、余り自分を語らない彼女にしては、珍しいファンサービスである。
相変わらず、文章は少なく、写真で語るスタイルは踏襲されているが、含まれる情報は、意外にも多い。

1枚ごとにキャプションがつけられているわけではないので、詳細は不明だが、どうやら理佐さんの卒業コンサートのリハーサル風景のようである。
こっそりと、様子をうかがっている姿が、実にかわいらしい。
「そこさく」でも、理佐さんが4枚目シングルのジャケット写真を撮影している風景を藤吉さん、森田さん、山﨑さんの3人がずっと見学していたことが紹介されていたが、今回も、その流れの話と言えるだろう。
ステージに立っている理佐さんを背景にして、ピースをしている様子をみても、彼女が理佐さんのことがいかに好きであるかがわかるだろう。

思い返せば、昨年の「W KEYAKI FES. 2021」では、「偶然の答え」を披露する時、藤吉さんと理佐さんが背中合わせでパフォーマンスしている姿を、カットバックによって、その心情を際立たせていたカメラ演出が話題となった。
「五月雨よ」のMVでも、後ろ向きに座ったまま、お互いの肩に頭を預ける場面がある。
藤吉さんは、理佐さん卒業関連の企画の中で、何度となく、「理佐さんが叱ってくれたことに感謝している」という趣旨の話をしている。
周りにそんな人がいなかったのか、理佐さんの対応に感激したのだろう。
彼女が理佐さんに全幅の信頼を寄せているのは、誰の目にも明らかである。

「背中を預けることができる仲」と聞いて、真っ先に思い出すのは、理佐さんと小林さんのペアだろう。
「欅って、書けない?」の頃から、小林さんの理佐さんへの愛は、ファンの間でも有名な話である。
「けやかけ」が始まったばかりの頃、メンバーが会議室に集合する姿が紹介されたことがあった。
そこでは、極度の人見知りである小林さんが、なかなか周りと打ち解けられずに、一人で居る姿が紹介されていたのだが、そのような中にあって、理佐さんとは話をしている様子が映されていた。

そんな二人は、櫻坂46となってからは、フロントメンバーとして、センター横のシンメのポジションでパフォーマンスすることになった。
「そこさく」MCの土田さんも『飛車角』とたとえているように、お二人の安定感と力強さは、櫻坂46黎明期のパフォーマンスには欠かせない要素であった。
当のご本人たちは、パフォーマンスの時だけでなく、冠番組などでも、目を合わせるような場面はほとんどない。
むしろ、背中合わせに立っている姿の方が、すぐに思い浮かぶだろう。
お二人も出演していた坂道合同ドラマ『ボーダレス』が放送された時も、映像を鑑賞しながら、エピソードやコメントを入れていく企画があったのだが、そこでも、二人が目を合わせることは余り無かった。
それでも、お二人の様子から、互いに信頼しあっていることは、画面からも伝わってくる。

「そこさく」の中で、山﨑さんがMVに出てくる藤吉さんの台詞を真似しているという話から、山﨑さん→理佐さん→藤吉さんの三角関係が発覚したが、山﨑さんがやきもちを妬いている姿を、余裕の笑みで眺めている小林さんの表情が抜かれていた。
彼女たちの関係性をしっかりと把握した上での見事な編集をみて、思わずニヤッとしたファンも多いだろう。

それにしても、理佐さんの人間力は凄まじい。
小林さんをはじめ一期生は言うに及ばず、藤吉さんや山﨑さんといった二期生をも魅了し、何日も経った今でも、藤吉さんにブログをあげさせるほどの存在であるというのがすごい。
口ではいろいろ言ってはいても、もう好き過ぎて仕方ないのだろう。
理佐さんの卒コン直後、最初にブログを上げたのが、藤吉さんであるという事実を忘れてはいけない。


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