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2023年6月 鹿児島

加計呂麻島からの帰路、奄美から鹿児島へスカイマーク便で飛んだ。屋久島がよく見える。

下の方の集落は栗生浜。

鹿児島空港からバスで天文館へ。まだチェックインできないので、荷物だけ預けて、町へ出る。白熊の店には大行列。せっかくなので並ぶ。ジイさん1人はちょっと恥ずかしいかも。

ホテルニューニシノ。温泉とサウナもある。繁華街のど真ん中。
ホテルからすぐ、白熊生誕74年だと。
ベビーサイズのノーマルしろくまを注文。お腹が冷えた。

さて、鹿児島立ち寄りの目的、というか今回のメイン目的、山形屋へ向かう。いやあ立派なデパートだわ。

各地の老舗デパートはどこも苦戦してるが、ちゃんと生き延びてるのは偉いなあ。

7階へ上がると、通路の両脇に野崎耕二回顧展の展示があった。勤めていた会社から10冊近くを出版させてもらった「一日一絵」。その原画を展示してある。筋ジストロフィーにおかされ、次第に体の自由が効かなくなる中、何十年もの間、毎日1枚の絵を描き続けた野崎さん。昨年亡くなられた。加世田の出身で、お姉さんが納骨に帰郷された時、今回の展覧会の相談をされたそうだ。

回顧展の会場。鹿児島ではこれまでに何度も個展が開かれてきた。故郷の小学校の生徒たちとも長年、交流を続けておられた。
1枚の画紙を4等分し、基本はその1マスに1日1枚の絵を描いておられた。

さて、ホテルに戻り、チェックイン。で、温泉とサウナで汗を搾り出した。すぐ近くに行きつけの立ち飲み屋もあるが、前から気になっていた居酒屋へ行ってみた。

市電が走る町はいいなあ。
アーケード街は人通りも多くて賑わっている。
和ごん。開店と同時に入店した。

カウンターの奥の席に陣取った。

日本酒もあれこれ揃えてあった。
へえー、サッポロビールは鹿児島の人が創ったのか。

サッポロ赤星の後は、夏の焼酎をソーダ割りで。七夕の蔵の焼酎。いい香り。

天空七夕をソーダで割って。
酒肴6点盛り。地鶏刺身はなかなかいける。

次第にお客が増えてきた。団体さんは2階へ案内されている。ここはちゃんとした調理場はなく、すぐ近くの系列店から運んできてる。と、ひとりの常連さん。ヒロシさん。蔵元の若旦那だった。

せっかくなのでヒロシさんの蔵の焼酎を。なかなか旨い。

右隣に座ったオバチャンは、なかなかの焼酎ラバー。かなりの常連さん。あれこれ焼酎のことを教えてもらった。
さて、もう1軒。前にも寄ったことのあるブルースバー、T-BONE。マスターは何となく覚えていてくれたのかな。

ビルの2階に雑然とした入口。

ここも一番乗りだった。後からお客が次々と。地元カップル客の女性は、こちらが岐阜出身と言うと、昔、郡上八幡で3年働いていたと。江戸時代、幕府命により薩摩藩は木曽三川の治水工事を多くの犠牲を出しながら成し遂げた。これに感謝する岐阜県は鹿児島県と姉妹県を結び、お役所や学校の人事交流が続けられてきたのだ。マスターの奥さんは大学の先生、北海道出身で夫婦で北海道と往来している。カウンター内に現れ、来月は与論島に行くと話していた。さて、あまり長居してもアカン。そろそろ引き上げるか。ホテルに帰って、さっと一風呂浴びて、寝酒を飲んで寝た。
翌日は帰るだけ。朝風呂の後、おばちゃん食堂で朝ごはん。

いかにも日本の朝ごはん。味付けがどれも濃いのが辛かったなあ。

ジェットスターで帰りましょ。

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