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2018年9月16日 毛無山

日程:富士駅前のホテル7:00→8:00毛無山登山口駐車場→某所→昼前 駐車場

メンバー:横井、秋田、長崎

3連休中ということで高速道路の渋滞を避けるために富士駅前に前泊した。前日は世界文化遺産、富士山の構成資産を2ヵ所巡った。毛無山に稀少なスルガジョウロウホトトギスは咲いているらしいことは分かったが、詳しい場所は皆さん分からないように敢えてぼかしている。なので、地元の人達にできれば教えてもらたらいいなと、さほど早立ちせず8時に登山口へ。ここは地主さんが登山道や駐車場も管理していて、500円を封筒に入れて箱に入れる。帰ってきたら領収書がワイパーに挟んであった。クルマは既に何台も停まっている。花目当てなのか、単なる山歩きなのかは不明。まあとにかく行ってみようということに。今朝方までの雨で沢の水は多い。登山道へ入ってすぐの空き地に重機。何か工事をしているらしい。その手前には麓金山金鉱石破砕機との看板。まあとにかく沢沿いの崖を探すしかない。道には山栗がたくさん落ちていた。花目当てのそれらしき地元人は見当たらず。本流から外れて支流を探せ、がキーワード。お、対岸の崖に小さな黄色い花。あった。スルガジョウロウホトトギス。しかし遠いなあ。しばらくしてまた。岩に登ってできるだけ距離を詰めて撮影。振り返りざま、足を滑らせて顔から倒れ込んでしまった。まずい。アゴを切った。出血。持参のバンドエイドを貼る。いかんなあ、注意していたつもりなのに。雨で濡れた岩、しかも苔が付いているから、つるつる滑る。先を急ごう。詳しくはかけないが、苦労して探し当てた場所で、目の前でスルガジョウロウホトトギスを撮影することができた。感動。山頂に行こうとは誰も言わない。もう十分。下りて、今度はシデシャジンを探す。これはぼくが見つけた。小さな小さな、しかも細い花びら。なぜこれがシャジンなのかよく分からない。雌蘂がぐんと突き出している様ぐらいか、似てるのは。調べたら、根っこがツリガネニンジン(シャジン)に似ているからとのこと。そりゃ難しい。ともあれ、見たい花を見ることができて満足なり。

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