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2021年3月 18きっぷ旅3 鎌先温泉

秋田駅で車中昼メシ用の駅弁とカップ酒を買い込み、大きなナマハゲ面に見送られてホームへ。

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奥羽本線で横手へ、そこから北上線に乗り換え。幸い、ボックスシートだったので、少し早めのランチタイム。ホタテやイクラなどが入った海鮮駅弁。なかなか美味しい。天の戸純米のカップ酒も旨い。

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車窓には雪で縁取られた錦秋湖。

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北上から、一ノ関、小牛田、仙台と乗り継ぎ、白石駅下車。古いレンガ作りの建物は、明治時代の油庫だそうな。

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駅前から市民バスに乗り、鎌先温泉までは約20分。運賃は200円、500円玉でおつりをもらおうと思ったら、おつりはないので明日も乗るなら、その時に合わせて払って下さいと言われた。

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今夜のお宿は木造2階建て、最上屋旅館。こちらでも選んだのは最安プラン、1泊2食付き1万2650円。部屋は玄関上の五号室。トイレはないが、洗面台は付いていた。

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窓の下にはちらほら咲きかけている梅の花。

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さてお風呂。3階に貸切風呂があり、すぐなら入れるというので鍵を借りて入ってみた。温めの掛け流しのお湯。おお、いい気持ち。

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フロントに鍵を返しに行くと、フクジュソウが活けてあった。

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部屋に戻り、ビールを吞む前にこの日は一仕事。17時からジェットスターの特売セールが始まる。wifiはあるのだが、繋いでみたら実に脆弱な電波。4Gの方がマシ。で、132円セール、宮崎往復でゲットした。手数料入れて、往復で2000円ちょっと。これなら万一行けなくなって捨てても許容範囲。気分良く、ビールを吞みながら大相撲観戦。夕食は勝手ながら18時からでお願いしますと言われていたが、5分前、むすびの一番の時に呼びに来たので、これが終わってからねと、アジア系の従業員君に。で、隣の部屋で一人で夕食。

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一見、皿の数があるように見えるけど、大した料理はない。天ぷらは熱々ではないし、煮物も冷めてる。茶碗蒸しだけはかろうじて熱い。山菜などはどこにも入ってないし、刺身もねえ、山の中で無理に食べたくないし。久々のガッカリメシだなあ。お酒は蔵王の冷酒。

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そそくさと食べ終えて、30分あまりで終了。大浴場は夜の22時半で男女が入れ替わると聞いていたので、三宝風呂へ。お湯は気持ちいいんだけどなあ。誰も入っておらず、またまた貸切。

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で、寝る前、23時頃に行くと、男湯は東光風呂になっていた。先客一人、すぐに入れ替わるように出て行かれた。翌朝、早朝にまた東光風呂へ。

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部屋へ戻ると、やがて窓の外に朝陽。

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部屋は古いが、よく見ると凝った作り。網代天井。

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そして床柱。

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丁寧に掃除と手入れをして古い建物を使い続けて来たのだろう。もう少し料理にも熱心に力を入れてくれたらいいのになあ。玄関先には古いお雛様が飾られていた。

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朝食前にもう一度、東光風呂へ。湯口からお湯が溢れる。

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朝食も案の定、ガッカリ。塩鮭は薄い一切れで、完全に冷たい。まあ、ご飯だけは美味しいのが唯一の救い。

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余裕を持ってチェックアウト。少し周辺を歩く。奥の方には、立派な木造3階建て。有形文化財のプレートがあった。湯主一條という料理自慢の高級宿の一部。今は使っていないのかな。今度はこっちへ泊まるか。

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鎌先温泉駅、と書かれたバス停の前には、桜の木が数本。蕾が数輪ほころび始めていた。

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昨日と同じルートを市民バスは白石市内へ。立派な福祉施設や、これまた立派な公営病院が途中にある。下車の際に、事情を話して400円を払った。本当は、一度仙台方面へ戻り、岩沼から常磐線経由で帰宅するつもりだったが、昨夜、常磐線で脱線事故が発生し、ダイヤ復旧見込みが立っていないため、東北本線経由で帰ることにした。小刻みに乗り継ぎがあるし、イヤというほど乗ってきた路線なのでつまらないのだが、やむない。白石から福島乗り換え、郡山、さらに新白河。ここで改札外のそば屋で白河ラーメン。黒磯乗り換え。

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で、宇都宮から湘南ライナー。都心を避けるため、浦和で乗り換え、南浦和から武蔵野線経由で帰宅した。

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