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2022年7月 八戸〜青森

礼文利尻から帰ってきて中2日、朝一の東北新幹線はやぶさ1号に乗り、八戸へ。花仲間と八甲田山を目指す。その前に、寄り道。

柏から上野までの常磐線も思いの外混んでたし、はやぶさ1号もずっと満席状態が続いた。

八戸駅前でレンタカーを借りて、種差海岸へ。近づくと霧が出ている。車を駐めて、1駅列車で移動。

無人の種差海岸駅。数少ない列車に間に合った。
陸奥白浜駅で下車。150円。

海岸沿いにトレッキングコースが整備されている。1駅分だけ歩いてみた。

美しい砂浜の海岸。

歩き出すと、いろいろ花が咲いている。花の写真は別ページで。一番目立つのは、スカシユリ。礼文島で見たのはエゾスカシユリだったが、こちらはただのスカシユリ。花が大きい。

スカシユリ

そして、盛りをやや過ぎていたが、ニッコウキスゲ。さらにフクシマシャジン。

フクシマシャジン

海にはさまざまな岩や断崖の景色。その岩にもスカシユリがへばりついている。

白岩。ウミネコの糞で白くなった。大元のウミネコが賑やかに飛んでいた。

立派な黒松の林を抜けると、天然芝が広がっていた。

すぐ右手を八戸線の線路が走っている。
これが天然の芝生とは!

八戸へ向かう車の中で、奈良で起きた元首相襲撃事件のニュース。とんでもない国になってしまったもんだ。蕪島を経て、陸奥湊駅近くの食堂に寄るつもりが、大行列ができていたので、パス。八食センターで、冷やしラーメンを食べた。

冷やしラーメンは700円。

このメンバー、最近、縄文ブームにつき、是川縄文館へ。立派な施設。土偶の前に、漆塗りにびっくり。祭祀用の刀や樹皮や器に漆を塗っている。凄いね、縄文人。

是川縄文館。この周辺からも出土している。
ちゃんと鮮やかな漆の色が残っていて驚かされる。

そして、土偶。お目当ての国宝の前に、いい顔がたくさん並んでいて嬉しくなる。

髪の毛だろうか、凝ったヘアスタイル。
まるで哲学者のような人! 一番のお気に入り。
遮光器土偶みたいだね。

そして、これ。

この延長線上に合掌土偶が生み出されたのではないかと勝手に思った。

おまちかねの国宝、合掌土偶は、まるまる1室が設けられていた。さすがの貫禄。

合唱土偶。
360度ぐるりどこからでも見ることができる。

その後、六戸の道の駅に寄り、鉄ファンYさんのリクエストで、かつてレールバスが走っていた七戸駅跡へ。土日なら車庫から出てるレールバスを見学できたみたい。

乗ったことはないが、昔、走っている所を写真に撮ったことがある。
七戸駅跡。

で、さらに二ツ森貝塚。残念ながら廃校を利用した資料館は16時で終わっていた。貝塚、というより、集落遺跡ですね、ここは。かなり広い。

きれいに整備されて、ガイドさんも常駐してるようだった。

青森市が近づくに連れて、快晴となった。青森市は太平洋側の天気ではなく、日本海側の天気に近いんだね。ホテルにチェックインし、夕食へ。青森の町の発祥に関わる善知鳥神社。

立派な神社、善知鳥神社。

その先に何軒かの候補店の一つ、ろばた鎌蔵のらくろがあった。中を覗くと、小上がりが空いてるようなので入店。おしゃべりな店主がひとりで切り盛りしてる。突き出しに嶽キミだろうか、甘いトウモロコシを出してくれた。

嶽キミですかね、この美味しさは。

どうも店主のおすすめに従った方が良さそうなので、流れに身を委ねる。刺身は、おすすめという、アジ、シメサバ、ホタテ、さらにホヤ。それぞれ、味付けされていて微妙に酢のタレも異なる。

アジはデカいし、味も抜群。
ホタテも甘かった。これは普通にワサビ醤油。

瓶ビールの後は日本酒。おすすめという喜久泉。いいですね。

青森の地酒。

焼き物などはすすめられず、餃子を食べろと言われ、〆にした。まあ、人によっては嫌われる店かもしれない。店を出て、青森駅方面へ散歩。八甲田丸が闇に浮かぶ。

八甲田丸

Yさんは先にホテルに帰ったので、N君と2人でもう1軒。じょっぱり蔵。酒も肴もいい品揃え。初めからここへ来れば良かったかな。陸奥八仙。

特別純米、さすがの旨さ。

突き出しも美味しかった。ハタハタの飯寿司も上等。

ハタハタの飯寿司

〆に、店名にもなってる、じょっぱりをいただいた。コンビニに寄って、ホテルの部屋に戻りシャワー浴びてジンソーダ呑みながら寝落ち。

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