2020年7月 五島列島中通島

画像1 中通島、奈良尾から湾沿いに西北、ひっそり隠れるような集落の外れにレンガ造りの福見教会が立っていた。教会の向こうには海が見える。
画像2 福見教会の入り口にも7月中は信徒の方々も立ち入り禁止との貼り紙がしてあった。
画像3 中通島中南部の西岸、若松瀬戸に面してこぢんまり立っていたのは中ノ浦教会。
画像4 中通島西岸を北上、青方の手前、旧道の高台の上に跡次教会が立つ。それまで土砂降りの雨が、ここへ登る坂道にさしかかった途端、止んだ。すぐに青空が広がった。
画像5 跡次教会から青方の湾を回り込み、大曽教会に至る。鉄川与助の手になるレンガ造りの美しいフォルムの天主堂。
画像6 中通島北部、奈摩湾西岸の高台に、明治末に建てられた冷水教会があった。鉄川与助の初期の仕事。素朴な造りながら、心惹かれる木造教会。
画像7 冷水教会を後方から観るとこんな感じ。
画像8 冷水教会の先、矢堅目公園の展望所から海に突き出すトトロ岩を見る。
画像9 矢堅目公園に咲いていたハマニガナ。違うかも。
画像10 これも矢堅目公園、ヒメハマナデシコかな。
画像11 青砂ヶ浦天主堂。大きく圧倒される規模。国の重文指定。鉄川与助初期の建築だが、内外の意匠が優れていると評価が高く、代表作のひとつである。
画像12 青砂ヶ浦天主堂の脇には美しいステンドグラスが飾られていた。
画像13 中通島の北部に細長く突き出す半島の半ば近く、木造平屋の江袋教会。一度消失したが、復元された。
画像14 江袋教会からさらに北上、仲知教会があった。近代的で大きな教会。
画像15 中通島、最北の教会は米山教会。他の教会とは違って白のモダンな建築。強烈な印象を与えてくれた。
画像16 最北端には津和崎灯台が立つ。
画像17 津和崎灯台の東にはすぐ近くに野崎島が浮かんでいた。今は無人。
画像18 津和崎から有川に戻り、五島うどんの店、竹酔亭で五島うどんのざるを食べた。喉ごしがよく、きりっと冷たい麺は美味しかった。
画像19 訪問には事前予約で日時指定が必要な頭ヶ島天主堂。鉄川与助の唯一の石造りの教会建築。
画像20 頭ヶ島教会の隣に島ふれあい館が無料公開されている。ここに住んでいた方は神父になられた、と案内役の女性が教えてくれた。
画像21 頭ヶ島教会からの帰り、ハマンナというそれはそれは美しいビーチに立ち寄ることができた。
画像22 有川の南に立つ、鯛ノ浦教会。新しい教会の奥に、旧鯛ノ浦教会が残されている。こちらは戦後、原爆で崩壊した旧浦上天主堂の被爆レンガを用いて改築された。
画像23 有川の宿は、和風ペンションし㐂。居酒屋が経営する宿。
画像24 夕食は本館下の居酒屋で。セットメニューではなく、アラカルトで注文した。刺身盛合せ、生本マグロやクジラ、ヒラマサの腹身が絶品だった。
画像25 ハコフグの味噌焼。腹に詰められた味噌をほぐした身と混ぜながら食べる。いい香り。
画像26 宿の前に、もう営業していないのだろうか、古い床屋があった。
画像27 有川の港前の広場に、出身の力士、佐田の山の銅像が立っていた。ターミナルビル内の資料館2階にも佐田の山コーナーがあった。
画像28 ターミナル内の資料館の一角は、鉄川与助コーナー。手がけた教会の改装前の古いパーツや、使用していたカンナなど貴重な資料が展示されていて見応え十分。
画像29 宇久島行きの高速船、びっぐあーす2号。佐世保港と上五島を結んでいる。
画像30 海の上から、前日に訪れた米山教会がよく見えた。海から見た時のことを考えたデザインだったのだ。

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