2020年7月 五島列島奈留島

画像1 成田からジェットスターで長崎へ飛び、空港から大波止までバス、長崎港から福江行きのジェットフォイルに乗った。船は相当な年代物だった。
画像2 乗船前にターミナルのうどん屋で、ごぼ天うどんを食べた。博多式のうどんで特大のごぼ天がなかなか美味しくて、ビールが進む。うどんはどちらかと言えば柔らかめで、これがいいのだ。
画像3 福江からはフェリーに乗り換え、奈留島へ。ジェットフィル同様、乗船客は少ない。本来ならば夏休みで大勢の客で賑わうはずなのだが。
画像4 福江から奈留までは800円。もちろん2等。一番上の階の席に陣取って、スマホで大相撲を観ながら船に揺られた。
画像5 奈留島の宿は奥居旅館。幸い雨が上がったので、港から10分ほど歩くのは苦にはならなかった。福江港から次の船に乗ると電話したが、港へ迎えに行くとは言われなかった。
画像6 割り当てられた客室は和室の畳部屋の奥に、ベッドが2つ置かれていた。ベッドはありがたい。窓の外は港。
画像7 人工ラドン温泉のお風呂を浴びてから夕食。鶴が描かれた立派な襖の客室でひとり食事。刺身はカンパチ、カツオ、サザエ、イカ。イカがとびきり美味しかった。芋焼酎がスタンダードのようなのでいただいた。
画像8 霜降りの牛肉は分厚くて食べ応えがあったが、旨い。これで半分。たっぷり肉を食らった感じ。
画像9 〆のご飯と一緒に運ばれたのは、なんと伊勢エビ汁。いい香り。もちろん、身をほじっていただいた。デザートには甘いモモ。
画像10 翌朝、5時半に起きた時には小雨だった。目の前の港に停泊していた船は、おそらく海上タクシーだろうと思う。この後、朝食の頃には猛烈な土砂降りになった。本当はコムスという一人乗りの電動カーを予約してあったのだが、屋根はあるが、窓はない原付きみたいなクルマのため、電動自動車に変更してもらった。
画像11 電動自動車でまずは島の南端の集落へ向かった。すると、雨雲が切れて青空まで出てきて驚いた。南端からの海の景色。海も穏やかだ。
画像12 島の南部の西側へ回り込むと、名勝千畳敷。草刈りをする老人達がいて、もっと先まで道を上っていけばいい写真が撮れると教えられて、たどり着いた場所からパチリ1枚。小雨が降り始めてきた。
画像13 島の中心部を経て江上天主堂を目指す途中、島の東側の高台にある小田河原展望台から奈留瀬戸の眺望を楽しむ。雨は上がり日が差してきた。それにしても周囲は島ばかり。瀬戸内以外でこれほど島が多い場所は他にないのではないか。
画像14 江上天主堂。国の重文でもあり、世界遺産構成要素のひとつ江上集落の象徴的な存在。大正7年、鉄川与助が建てた。日時指定の事前申請をしていたが新型コロナの影響で内部拝観はできず。
画像15 奈留島島内を回る足は、電動軽自動車、三菱ミーブのレンタカー。雨でなければ一人乗りコムスでも良かったが、まあ冷房もできないし、こっちで正解だったかな。午前中借りて料金は1000円しか違わなかったし。
画像16 江上集落から大串湾をぐるり回り込み、対岸の行き止まり、皺の浦へ行くと、ビーチロックという独特の景観が広がっていた。炭酸カルシウムが海浜の堆積物を固めてできるのだそうで、造りの荒っぽいアスファルトみたい。
画像17 ビーチロックの近くに、ハマナタマメの花が咲いていた。大ぶりで目立つ花。
画像18 ハマナタマメのすぐ脇にはハマナデシコも咲いていた。
画像19 青系の花が多い中で、純白のテッポウユリが目立っていた。
画像20 船廻八幡神社社叢は長崎県指定天然記念物。そこにカラスアゲハがひらりひらり舞っていた。島ではアゲハチョウの種類をたくさん見かけた。
画像21 奈留高校の敷地入り口に、ユーミンの歌碑が立っている。島の高校生から島の歌を作ってほしいと頼まれ、瞳を閉じて、が生まれた。ご本人は奈留島にも来たという。
画像22 奈留島中心街の高台に立つ奈留教会。江上天主堂もこちらの管轄。
画像23 奈留島島内で朝から営業している貴重な食堂、みかんや。
画像24 みかんやで食べたのはボリューム満点の皿うどん。美味しかったけど、酢と辛子がなかったのは寂しかった。
画像25 奈留島から長崎行きのフェリー、椿に乗って、中通島の奈良尾まで。450円。絨毯席は好きでないので、バリアフリー席という椅子席で過ごした。
画像26 奈留島を出て、周囲の島々を眺めながら、中通島へと向かう。

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