見出し画像

2024年4月 マレーシア2・ペナン

バタワース駅からバスで14㎞の橋を渡り、ペナン島へ。夕方のため、渋滞している。

橋ができるまでは、フェリーでペナン島へ渡っていた。40年以上前にペナンへ来たことがあるが、その時は船だったんだろう、まったく覚えていないが。

島へ渡って、海鮮中華の夕食。

タイガーというビールがポピュラーだったが、レストランでは高い。大瓶は1本1000円以上する。しかも、冷えたビールは5~6本しかなく、あとはぬるいまま出してきたので、さすがにガイドが突っ返して、氷で冷やして持ってこさせた。
粉でまぶされているのはエビ、手前の酢豚風に調理されているのは揚げ湯葉。

島を半周ほどしてホテルへ。SHANGRILA GOLDEN SANDS。リゾートホテル。目の前はマラッカ海峡の海。プールもいくつかある。が、部屋に入ったのは21時過ぎ、ゆっくり出発しますと言われたが、9時には出発。もったいないなあ、リゾートホテルに泊まるのに。ゆっくりできないなら、世界遺産の町の方に泊めてくれた方がいい。出歩けるから。

ホテルの向かいには店や屋台。
少し歩いた先のコンビニで買ってきたライムのアイス。美味しかった。
風呂上がりの黒ビール。

前日はチョー短時間睡眠だったから、今宵はぐっすり眠った。朝食はいろいろバラエテイー豊かなメニュー。

メインは麺にした。米粉の短い麺をチョイス。目の前で茹でてくれた。
あとは野菜を。
デザートには今朝もスイカやウリなどフルーツたっぷり。

朝食後、海へ向かって散歩。

部屋からプールを見る。
マラッカ海峡。海峡と言っても、対岸のインドネシアまでは200㎞以上。見える訳もない。海自体は、さほど美しい海には見えず。砂浜が削られているような感じ。プールが必要な訳だ。
子供用のプールもいくつかあった。

朝食後、ほんのちょっとだけのんびりさせてもらって出発。世界遺産の町並み、ジョージタウンへ。イギリス領時代の古い建物が多く残っている。

イギリス東インド会社の拠点として使われていた建物は、現在の市議会場。
天皇が皇太子時代、1970年に訪問した際に記念植樹されたミサキノハナという樹木。
イギリス領時代の要塞には大砲が備えられている。当時の灯台も残っている。
要塞近くに咲いていたバウヒニア。ソシンカの仲間。

さらに、旧市街地へ。

マレーシア最古のイギリス教会。1818年建築。塗装工事中だった。
こちらはペナン最古の中国寺院。観音寺。
壁にこんな洒落た絵が描かれていた。
サトウキビを積んだトラックがいた。店では絞って飲ませてくれる。

この日は暑かった。結局、古い町並みを1時間ほど歩いた。

古いヒンドゥー寺院。象の神、ガネーシャが大きく入口脇に造られていた。
インド系イスラム教徒に1801年に建立された、カピタンクリンモスク。インドのムガール建築様式を取り入れているそうだ。
2012年以降、市が音頭を取って町の中に壁画アートを増やしていった。リトアニアの作家による有名な壁画だそうな。近くには繁盛している自転車屋があって、古い自転車を看板代わりに屋根に上げてあった。
ドリアンはまだ最盛期前。6月から10月がシーズンという。ドリアンをホテルの部屋などに持ち込むのが禁じられているのは知っていたが、マンゴスティンもダメと書かれているのをよく見かけた。聞いてみると、皮のエキスが飛び散ると掃除しても色が付いて落ちないのだそう。
こんな小径もあった。町全体がなんだか楽しい雰囲気。
ブーゲンビリアの大木があった。こんなの見たことない。

町歩きの途中、ちょっとセンスの良さそうな雑貨店があったので入ってみた。カミさんが、竹で編んだ小ぶりなバッグを見つけた。ハンドメイドという。細部まで丁寧に造られている。75M$。2500円ほど。一応、値切ってみたが、NO。でも、いい買い物だったのではないかな。
ランチは飲茶料理の店。

店の入り口にランの花。
各種点心、熱々で美味しかった。デザートはエッグタルト。
この麺は、明らかにインスタントのチキンラーメンの味だった。

さあ、島を出るのに、入った時とは違う新しい橋を渡っていく。こちらは24㎞もあり、空港へはこちらの橋が便利なようだ。

左の方へゆるいS字カーブを描きながら、長い長い橋が続いていく。

最後に、ペナン島は日本からリタイア後に長期滞在したり、移住したりする人たちに人気だったようだが、昔ほど今は安くないようだ。15年前から比べると不動産も、為替レートが悪いこともあり、倍くらいに値上がりしてるらしい。立地がいいと億ションなんて物件もあるとか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?