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先日取材を受けて

 毎日暑い日が続きますね。とろけちゃいそうです。私の心の方も毎日とろけちゃいそうなくらいありがたいことがたくさん起きています。ありがたいですね。

 先日、ジャムセッションで出会った日経アジアの記者の方がとっても素敵な記事を書いてくれたのです!なんと、ジャズ界のレジェンドサックス奏者の渡辺貞夫さんと同じくレジェンドピアニスト小曽根真さんの隣ではありませんか!まさに「いいんですか〜?」って感じです。

 記者の方は私と夫の大輔がやっている夫婦ジャズ動画『セッションの心得』で私のことを知ってくれたらしく、日本のジャズミュージシャンのパンデミック後の「ニューノーマル」について話を聞きたいとのことで、わざわざ山の麓の我が家に取材に来てくれました。

 記事の冒頭を訳すとこんな感じ。

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『コロナウイルスの流行は、日本の音楽シーン、特にライブでジャズを演奏するミュージシャンに壊滅的な影響を与えた。しかし、日本のミュージシャンたちは、ライブの抑制が緩和され、聴衆にアプローチする新しい方法が模索されるにつれ、ウイルスと共存することを学びつつある』

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 日本のジャズ界はパンデミックによってどう変わっていったのか。私たちはこのパンデミックが始まった1ヶ月前の2020年2月に奇跡的に家族で日本に引っ越してきました。今考えたら動物的感なのかもしれませんね。他のミュージシャンたちもきっと全く元通りに戻った!という人はごく少数だと思います。お客さんの入りだってコロナ以前の3分の1になってしまったなんてよく聞く話だし、閉まってしまったお店も何店舗もある、みんな時代の変化に対応して新しい生き方を見つけて生きて行っている感じです。ミュージシャン以外も例外ではないですね。

 記事は全文英語なので読めない方もいるかと思い、少しだけ日本語でチラ見せします。もしよかったらとても素晴らしい記事なので、読んでみてください。

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『津川はジャズベーシストとして20年間米国で演奏し、そこで阿部と出会い結婚した。2020年2月、2人の子供を連れてニューヨークから日本に帰国したが、ちょうどパンデミックが発生し、国内で音楽活動を再開する計画は頓挫した。

「日本に戻って人生をリセットしようと思っていたのに、世界がリセットされてしまったんです」と津川は言う。「自分たちだけでなく、同じように大変な思いをしている人たちがいることが分かって、少し気が楽になりました」。

予定されていた公演は中止となったが、文化庁の支援制度を利用し、2020年10月に録音したレコードアルバム『You Owe You』を制作した。このアルバムは、ステージでの演奏ができないことが明らかになったため、YouTubeプロジェクトがスタートしました。

2020年11月にスタートしたYouTubeシリーズでは、最初の数本の動画を完成させた後、徐々に30分固定で配信する形式を確立していった。冒頭で1曲演奏し、ジャズ演奏のコツや米国で音楽を学ぶにはいくらかかるかなどを交えながら、米国での音楽家生活を語り、最後にまた1曲演奏する。

このチャンネルを立ち上げてから、視聴者数は5倍に増えたという。「子どもの同級生の親が見てくれたり、公園を歩いていると声をかけてくれたり......。その反応に驚いています」と津川は言います。私たちが目指している "人を幸せにすること "を表現することで、視聴者の方々の心に響いたようです」。

 プロのミュージシャンである津川は、母親になることを決断するのに悩んだ。しかし、小曽根の母校であるバークリー音楽大学で出会った92歳の女性ジャズピアニスト、秋吉敏子のことが頭をよぎったという。母校のバークリー音楽大学で出会った秋吉敏子さん(92歳)を思い出したのだ。「何歳になっても、いいプレーヤーになれるんだという自信を、彼女からもらいました。子供を持とうと思ったのも、彼女がきっかけです」。

パンデミックも落ち着き、ライブの機会も増え、9月3日にはアルバム「Precious」のリリースも予定されている。

「ジャズのいいところは、音でその人の個性がわかるところ。「これからも自分を表現していきたいですね」。

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 本文はこちらのリンクからどうぞ↓渡辺貞夫さん、小曽根真さんはもちろん、若手で素晴らしいミュージシャンの松井秀太郎さんの記事もインターネットの翻訳を使って読んでみてくださいね。撮っていただいた写真もとてもいい感じなので是非チェックしてくださいね。


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