見出し画像

自分が何に対して幸せかを知る。夏生さえりさんの『やわらかい明日をつくるノート』

皆さんは「自分が何に対して幸せと感じるか」を知っていますか?

仕事や学校、私生活において必ずしも毎日がハッピー、楽しい、幸せというわけではなく、、、へこむことや落ち込むこと、悩むことってたくさんあると思うんです。そういった時に少しでも「自分が何に対して幸せと感じるか」「自分をどうすればご機嫌にできるのか」を知っておくと人生がさらに少し楽しいものになるんじゃないかと思います。


今日は、そんな「自分が何に対して幸せか」を知る手助けをしてくれる本、夏生さえりさんの『やわらかい明日をつくるノート』の感想を書きたいと思います。


本のご紹介

自分が「何をしあわせに思うか?」を
知っておくのはとてもいい。
ツイッターで大人気な著者の新刊は、日常を愛するための想像力を育むノート形式の本。
さえりさんの回答も楽しめる1冊です。



本の色が可愛い~!ティファニーブルーかな?それにまた、金色の文字の組み合わせが素敵すぎる!!


実際に使ってみた!中身はこんな感じ!

この本、Twitterで知ってから買うか買わないか4回くらい迷って結局買うに至りました。(笑)迷ってた理由は、想像することが苦手だから。妄想は得意で、よく妄想はするんですけどね。

想像が苦手っていうよりは、私は0から1を作り出すことが究極に苦手でして、、。質問に対して自分の回答を作り出すことができるかな?思いつくかな?って不安だったために買うの迷ってました。

結局、好奇心に負けて買ったんだけど(笑)

本の中には、例えばこんな質問があります。

「パッと思いつく言葉を20個書いてみて」
私の回答、統一感がない。笑

あとはこんな質問も。

「どこかにあなたのことを好きな人がいます。それはどんな人?」





回答が欲望丸出し、妄想全開。
いやだって、思うままに書いたらこうなったんやもん、、。
坂口健太郎に好かれてたいんやもん、、、。

こんな感じで書いてみたらすごく面白い!
普段考えたことのないような質問に、答えるのが難しいこともあるけど、書けるところから順次書いてる感じです。


感想「自分が何に対して幸せと感じるかを知っておくこと、大事!」

まだ全部の質問に答えてはいないんだけど、使ってみてふと浮かんだ疑問、「日々の中で想像する時間ってどれくらい持てているのだろう?」

前述した通り、私、妄想が好きで。妄想も想像とほぼ同じなんだけど、自分の欲に沿って出来るじゃないですか。

でも昔から学校とかで「お題に沿って自由に想像してみよう」系が苦手で苦手で。自由にって難しいんだよね。逆に。

私は何にも思い浮かばなくて、周りの皆が思いついた答えを「なるほどなるほど」って自分の答えの参考にしてるような奴でした。

だけど、このノートは楽しく想像することができました。さえりさんが「はじめに」のところでこう書いてくれてたからです。

時には「難しいな•••」って思うような質問があるかもしれません。書かなくても大丈夫。書けるものから進めてみてください。大事なのは、楽しむこと、です。

大事なのは、楽しむこと、かあ。

そっかそっか、想像は誰かのためにするんじゃなく、自分のためにすればいいもんね。そう考えると、もっと気楽に楽しもうという気持ちが沸いてきて、書けるところからどんどんノートに書き込んでいきました。

普段あんまり考えたことがないような質問の答えを書き込み、考えながら、「自分ってこう思ってるんだ!」「私ってこういうところに日常の喜びを抱いてるのね~」とか新たな自分への発見がたくさんありました。「私はこんな欲望があるのね、、」とか(笑)

社会人3年目になって、力不足ゆえに大した仕事ができてるわけでもないけど、それでも日々の生活に疲れることは多々あって。

そんな時に、どうやったら自分はしあわせを感じるのか知っておくと、毎日がもっと豊かになるんじゃないかなって思います。

例えば私だと、「仕事頑張った、もう無理疲れた」って日は高めのアイス買ったり、自分のために花買って帰ったりします(笑)

「こうやったら自分の機嫌がよくなるよ」「こうやったら自分を甘やかせる!」っていうのを知っておくのって生きる上で大事なことなんだろうな。

とことん自分を甘やかしてもいい。
とことん自分をしあわせに導いていいと思う。
優しく、やわらかく生きていきたいな、と思った本でした。



この記事が参加している募集

推薦図書

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?