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インフラ界隈のエンジニア/go、python勉強中/統計学/Azure/AWS/GCP…

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インフラ界隈のエンジニア/go、python勉強中/統計学/Azure/AWS/GCP 趣味:ニッター/ゲーム/家に帰ると8歳男児の母親。仮面ライダーWと電王が好き。ウルトラマンはセブンが好み。

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「おくれ毛で風を切れ」を読む

古賀さんの日記エッセイは2度目の出会いだった。1冊目の「ちょっと踊ったり、すぐにかけだす」を読んだときに、なんて、なんて生活の匂いがする日記なんだ!とぴょこんと飛び上がるくらい興奮した。家族の生活が一つの家を中心に回っている様子が目にうかぶ。 小さい子供がいる生活のエッセイはかず多くあれど、古賀さんのお子さんは中学生と高校生で、それなりに自分たちの意思も体も成長し、物理的に手がかかることが少なくなってくる時期だと思われる。そういった子どもたちとの生活というのは、いったいどの

    • 置かれた場所であばれたい

      タイトル「置かれた場所であばれたい」を本屋で見た時に、瞬時に過去に創刊された題名が似ている本を思い出した。何とは言わない。その本は実家の本棚にも置いてあり、読書の習慣がない母親が数冊買ったうちの1つである。あとは「グレない子供を育てる食事」という題名だったと思う。お願いだから思春期の子供の前にその本を置いてかないでくれ…いや、私グレてんのかーいと当時は思った記憶がある。今でもそう思ってる。 作者の潮井エムコさんは、失礼ながら私は存じ上げなかったが、後書を読むとnoteでエッ

      • レーエンデ国物語 1

        とんでもない本を読み始めてしまった。 この本を読み始めて30分ほど経った最初の私の感想がこれだ。長い長い物語ということは知っていたので、バタバタしている日常がひと段落したら読み始めようと思ってやっと手をつけることができた。 最初「指輪物語とかハリーポッターみたいな感じかなぁ」とのほほんと構えていたのだが、読み進めていると違う意味で後悔した。大河…この本は大河だ…!気軽にのんびり読めない!(歓喜) ゴリゴリの重い物語、段々と運びくる重苦しく悲しい雰囲気。気がつくと私は物語

        • 2023年買ってよかったもの

          数多くのものを今年も買って、どれもとても素晴らしいものだったけれども、1つだけ挙げたい。 それは、Kindle PaperWhiteだ。 私は本が好きで、それはそれは小学生の頃に休み時間に図書室へ通うようなタイプの子供だった。父も祖父も本を読むし、家にたくさんの本が置いてあったので、いつでもどこでも読んでいたのを覚えている。 中学生に入って思春期になりいじめに遭っても、ショックを受けてオロオロしたりしながら本を読んでいた。 本は裏切らない。友人関係が変わっても本や音楽は変

        「おくれ毛で風を切れ」を読む

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        • わたしの読書感想文
          13本
        • エッセイ
          33本
        • あとで読む
          18本
        • 買いたいnote
          8本
        • DailyMisoSoup
          1本
        • python
          4本

        記事

          2023年12月に読んだ本

          先月に、文学フリマ東京に行ってから、個人経営の本屋さんを知り、オンラインで本を売っているとわかってから狂ったように本を買っている。 もちろんKindleでも買っている。つまり本を鬼のように買っている。新しい世界が文学フリマによって開かれ、私の読んでいる本のジャンルが一つ増え、とても充実した日々を送っている。惜しくは、読む時間がそこまで取れないということだけだ。 仕事もするし、ゲームもしたいし、編み物もしたい。でも本も読みたい。1日が30時間あればいいのに。そう思いながら過

          2023年12月に読んだ本

          当時の、借りられなくて諦めていた自分へのご褒美

          12月4日(月) なんとなくぐっすり眠れなかった朝を迎えて、今日が朝から出社だと気づいた。いつもは少し早く起きて支度をするのに、あまりにも寝たりなくて家を出るのが少し遅れたら通勤ラッシュもピークだった。 後で睡眠計測アプリを見ると、45分くらいしか深い睡眠ができなかったらしい。ぐっすり眠れたなと思う日は3時間近く深い睡眠時間が計測されるので、これはよくないなと少し意識高めに今日の夜への睡眠について思う。通勤ラッシュ時の電車の中では激混みなので、座れる確率は少ない。覚悟をし

          当時の、借りられなくて諦めていた自分へのご褒美

          「これはこれは」と3人で黙々と食べる

          12月3日(日) のんびりとした目覚めだった。とはいえ受験が近づいている小学生がいるので、あまり寝坊もできず、9時には模擬試験を開始できるように朝ご飯を食べ洗濯機を回した。 ピリッとした空気を出してほしいところだけれど、のんびりした雰囲気で模擬試験を開始した。国語の物語文は好きらしく、毎回何が出題されるかを楽しみにしている。私もそうだったが、国語の教科書が配られたらまっさきに読破するタイプだ。 夫婦交互で監督官をやりながら溜まった家事を片付け、身支度を済ませる。一人が模

          「これはこれは」と3人で黙々と食べる

          人生12年を超えるとどうやら遊ぶよりも寝る方に比重がかかってくる

          12月2日(土) 土曜日なので朝は遅い。7時にApple Watchが時間を告げてくれたのだけど、いやまだ寝れるでしょうということで再び夢の中に入っていたら7時半を過ぎて目が覚めた。 雑誌の健康特集にはいつも、寝溜めはよくないので普段の起床時間よりも一時間遅いくらいがおすすめですと書いてあるけれど、どうしても布団が私を離してくれないので、健康特集で言われていることに反して1時間以上もぞもぞと過ごしている。 息子が小さいときは、彼は日の出とともに起床するスタイルだったので、

          人生12年を超えるとどうやら遊ぶよりも寝る方に比重がかかってくる

          2023年11月に読んだ本

          Kindleを買ってから、本への散財が劇的に増えた。ちなみに物理本も同じくらい購入している。おかしい、電子本だけじゃくてどうして?と思ったが、読書の楽しみ方の入り口が増えたからということで無理矢理自分を納得させた。 ここに載せていないけれど、多分何冊か漏れている。そしたらまた別途書きたいと思う。 世界一流エンジニアの思考法Microsoft米国でAzure Functionsの開発をしている牛尾さんが、日本から渡米したエンジニアとして感じたことや気づきをまとめた本。 私

          2023年11月に読んだ本

          一瞬の風のように家を飛び出して、あれよこれよと吸い込まれるように校門に入っていった

          朝からウォーキングをする。いつもは子供の登校にあわせて一緒に家を出るのだけど、今朝は1限目から調理実習があり早く出なくてはいけないので一緒に行けないと自己申告を受けた。そのため二人ともバラバラに家をでる。この頃息子がちゃんと報告してくれるようになってうれしい。 いつもと大体同じ時間に家を出て歩く。今朝も空が青くて冷たい空気が顔に当たる。気持ちよい天気ですがすがしい空気だったので、青空の写真をなんとなく撮った。青い空がまぶしい。毎日写真を撮ったら何か変化があるのだろうか。

          一瞬の風のように家を飛び出して、あれよこれよと吸い込まれるように校門に入っていった

          ポメラ届いちゃった

          この日を待っていた。今日は11月29日、キングジムから限定で発売されたスケルトンのポメラが家に届く日。 ポメラはずっとほしいと思っていたんだけども、自分には扱いきれないだろうなぁという気持ちがあり、購入していなかったんですよね。ただ、スケルトンタイプ(つまり中の基盤が見える)が台数限定で発売されるという発表を知って、私の中の昭和的な何かが毛穴という毛穴からでてしまったのだ。これは買うしかない。 ということで、11月1日のスケルトンポメラのオンラインカートオープンでわたし至

          ポメラ届いちゃった

          技術書典15 に「もっちりソフト」として参加しました感想記

          技術書典14に引き続き、今回も「もっちりソフト」サークルとして出店しましたー!パチパチパチパチ!! サンシャイン池袋で実施したオフラインも参加しました。オフライン当日は前回技術書典14とは異なり、新緑の爽やかな季節から移り変わり、秋もグッと深まった、なんなら1週間でびっくりするほど寒くなって衣替えが追いついていない戸惑いから抜けきれない11月12日でした。布団から出られない。 技術書典14では初出店ということもあり、物理本の印刷に対するリードタイムの感覚が分からず、ギリギ

          技術書典15 に「もっちりソフト」として参加しました感想記

          2023年10月に読んだ本

          今月も気がついたら終わりに近づいていてびっくり。あんなに暑いと思っていた夏が過ぎてもう1ヶ月も過ぎていたのか、と冷凍庫のアイスのストックがなくなっていて気づいた。 中旬くらいに開催されたAmazonのプライムセールのタイミングで、おすすめされていた Kindele PaperWhite を購入したところ、大変に大変を重ねたくらいに良く、離れることができない相棒となってしまった。ポチポチポチーと本が変えて、iPhone や iPad で読むよりも目が疲れない。なので、漫画だけ

          2023年10月に読んだ本

          いつでも布団に戻りたい

          朝夕が涼しくなり始めた9月下旬。ちょっと遅すぎでは?と思ったけど、ちゃんと涼しい季節が来て安心した、許します。と誰にいうわけでもなく思う。 涼しくなると、いつもフリーダムでダブルベッド+シングルベットを縦断している子供が、ちゃんと定位置について普通に布団かぶって寝ている。 夏はずっと足元で寝ていたのに、親子でT字を作って寝ていたのに、涼しくなるだけでちゃんと寝るんじゃん。と感動した。 もぞもぞと起きて朝ごはんの支度をする。布団が恋しくなる季節だ、いつでも布団に戻りたい。

          いつでも布団に戻りたい

          2023年9月に読んだ本

          ちょっと踊ったりすぐにかけだす  エッセイをたくさん読んでいる。エッセイには大きく種類が2つあると思っていて、一つは日々を淡々を書く日記のようなエッセイ。もう一つは、ある種のテーマがあってそれに沿って書くエッセイ。  今回読んだエッセイは前者の”日記のような日々のエッセイ”であり、私はその種類の中でもこのエッセイがとりわけ好きになったなと感じた。おっと、1つの文章の中に3回も”エッセイ”を使ってしまった。まあ、いいか。  このエッセイは、作者と息子さんと娘さんの日々の生

          2023年9月に読んだ本

          インフルエンザの日々

           子供が微熱になった。心なしかいつもぴょんぴょんしている息子の動きが鈍い。ううん、これはもしかしてインフルエンザ...?  そんな予感がした月曜日の朝、これから1週間が始まる時間帯に気づいた変化。いつもぼやんとした家の中にピリッとした緊張が走る。  熱は37.0、いつもより低い。そしていつもより元気がない。つまりこれから熱が上がるという兆候だ、と推測しベッドへ追いやる。すぐに病院へ行こうと思ったけれど、この時期はインフルエンザとコロナで発熱外来はパンク状態と知っていたので、熱

          インフルエンザの日々