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1:SUZUKA e-Sports Challenge Race 10hours

少し前から運営寄りの立場で携わっているレースシリーズで、過去数年趣味としてやってきたeMotorsportsにもう一歩深い形に踏み込んだもの。いつもはレースに出場する、というより裏方的な立場でのお手伝いだが、今回はテストを兼ねたお祭りレース(耐久レース)ということで、プロドライバーが参加するチームの監督兼ドライバーで参加。耐久レースなので戦略面では基本的にタイヤと燃料を最大限に持たせてなるべく速く走行する、という至極シンプルなものだし、何よりミスをしないということが非常に重要で、ペースをそこまで強烈に求められない、という点では楽。迷ったら引けば良い。
ただ、監督という立場になった時、上記の戦略(戦術)面で判断が必要になる場面がいくつか発生し、決断を求められたとき、F1なんかでチームが戦略の判断ミスをする時の気持ちが少しだけ理解できた。たとえば、ここでピットに入ればうまくいけば前の車を抜ける、という局面が訪れた時、前向きな要素だけを考えれば思い切った判断ができるけど、その時失敗した時のリスクを考えてしまう。そうなると判断の速度は落ちるし、極力リスクがない選択を取りたくなってしまう。これをF1のプレッシャーの数億分の1の立場であれ経験すると、なぜ一般的に見て疑問符がつく決定をしてしまうのか、みたいな事に対しての解像度が格段に上がる。数十億、数百億円の予算と多数のスポンサーを抱えている中だとその決断のプレッシャーは想像を絶する。ということを経験できただけでも割と貴重な経験だった。

2:Arenberg Podcast

自転車界隈の友人が主宰となり、これまた同じく友人とともにツールドフランス中、毎日のデイリーレポートと、それにまつわるさまざまなエピソード、加えて翌日の予想と、盛りだくさんの割にしっかりコンパクトにまとまったPodcast。今年はJSPORTSにも加入してないし、レース展開をリアルタイムで追う、という行為はしていない分こういう形で内容を纏めてくれるコンテンツというのはとてもありがたい。ジムに向かう道すがらでちょうど全編聴けるサイズ感もちょうどいい。ツール終了後もできればレギュラーで続けてほしい。

3:池尻ハイキングクラブのぷるんとした何か

どこで知り合ったのかなぜ知り合ったのか、明確ではないにせよぼんやりと繋がっている知人(友人)の独白のPodcast。日常の独り言というのかぼやきというのか、作り込まずに15分という枠の中でぼんやりと話してる感じはほとんど耳を右から左に通り抜けていくけど、それが耳障りがいいというか、なんとなく聞いてしまうというのが良い。

これを書いているのが7月10日で、参議院選挙投票日当日。家の真裏が投票所という選挙に関しては非常に恵まれた立地に住んでいるので、投票という行為は欠かしたことはない。今回は非常に凄惨な事件があった直後だし、右派も左派も結局その事件からいろんな意味で逃れられない状況に結果としてなっているように見えた。まあそれにしても、反安倍の過激派の人々は下品だな。。。たまたまかもしれないけど、相変わらず批判にすらなってないというか、誹謗中傷に近い言葉を並べる人が目に付く。嫌いなのはわかるけど、さすがにそこまで行くと病的だな、と思ってしまう。政治的信条は人それぞれとして、どんな人に対しても敬意はやはり必要なんじゃないかな、と思った。

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