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#今日の脱衣かご

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Twitter以上Blog未満 脱いだ服をポイッとするように軽い気持ちで。
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#ご飯

カツサンドを日比谷公園で

カツサンドを日比谷公園で

まったく期待していなかったのに、帰り道でじんわり思い出していた。もしかして稀有な出会いだったのではないか。夕方のラッシュに押されながら、わたしの頭はランチに食べたカツサンドのことを考えていた。

そもそも食べたかったのはカツ丼だった。甘しょっぱいタレカツ丼。

出汁醤油のタレと卵でとじる、いわゆるカツ煮スタイルとは異なり、揚げたカツを甘辛いタレにくぐらせてオン・ザ・ライス。ソースカツ丼、タレカツ丼

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いつか必ず訪れる「最後の晩餐イベント」に関わる提案

いつか必ず訪れる「最後の晩餐イベント」に関わる提案

もし明日あなたが死ぬとして、今夜は何を食べますか?

「もし宝くじが当たったら……」と同じような妄想のおしゃべりに似ていますね。しかし、宝くじ当選イベントと違って、最後の晩餐イベントはいつか必ず発生します。だからこそ、最後の晩餐に何を食べるか、考えておいてもいいんじゃないかと思うんです。

ちなみにわたしはうな重(関東風)を食べると決めています。

最後の晩餐とは「最後の晩餐」とは、イエス・キリス

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魚へんに春と書いて「鰆(サワラ)」と読む

魚へんに春と書いて「鰆(サワラ)」と読む

春が旬の魚なんだろうな、と漠然と思っていたが、それは半分当たっていた。

春。産卵期を迎えたサワラの漁獲量が増え、よく出回るようになる。出盛り期という意味での旬は、まさに春なのだそう。

しかし、秋から冬にかけてが味覚的な旬だという説もあるらしい。産卵を前に栄養を蓄え、脂がのり、冷たい海水で身も締まって美味しいそうだ。食べ比べたことはないけど、dancyuにそう書いてあった。

旬と名前がズレる食

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包まれている料理は、ギフトなのだ

包まれている料理は、ギフトなのだ

包まれている物、というのはほぼ全てのシチュエーションにおいて、素敵なものである。

わたしはこの説を提唱していきたい。

例えば餃子。本場中国では、茹であげられた水餃子がメジャーであるらしい。パオズなどと呼ばれる。

さて、餃子の中には挽肉と香味野菜が包まれている。蒸し焼きにされ表面はカリッと、皮はもっちりと、中身はジューシーなハピネスがつまっている。餃子は最高だな

他の例はシュークリーム、ロー

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