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いつか必ず訪れる「最後の晩餐イベント」に関わる提案

もし明日あなたが死ぬとして、今夜は何を食べますか?

「もし宝くじが当たったら……」と同じような妄想のおしゃべりに似ていますね。しかし、宝くじ当選イベントと違って、最後の晩餐イベントはいつか必ず発生します。だからこそ、最後の晩餐に何を食べるか、考えておいてもいいんじゃないかと思うんです。

ちなみにわたしはうな重(関東風)を食べると決めています。

最後の晩餐とは

「最後の晩餐」とは、イエス・キリストが処刑の前夜に十二使徒と晩餐をしたとされるエピソードですね。また、宗教画としても多くの作品が描かれ、レオナルド・ダ・ヴィンチの壁画は特に有名です。

そのエピソードから派生して、すごく好きな料理とか、思い入れの強いご飯とか、そういった文脈で「最後の晩餐」は登場します。メニューをひとつに絞るのはなかなま悩ましく、また、この話題のおもしろさでもあると思います。なぜ!その一品を!!選んだのか…!!!!!!

最後の晩餐メニューの傾向

さて、今回はメニューを3つの系統に分けて考察してみたいと思います。

・ごちそう系

焼き肉、お寿司などのごちそうが、最後の晩餐として選ばれるケースは多いと思います。わたしが選ぶ「うな重」もここに属するメニュー。とにかく最後にうまいもん食って死ぬ、みたいな潔さを感じますね。

・日常の好きなもの系

サバの塩焼き、餃子、カレー、ラーメンなど、日々を彩ってきた定番のメニューをチョイスするパターンもありえますね。一周まわって炊きたてご飯が食べたい、みたいな気持ち。わかる。暮らし系プレイヤーと相性が良さそう。

・エモい系

母親がつくった味噌汁とか、旅先で偶然出会ったビストロのキッシュとか、田舎のグランマがつくったチェリーパイとか。そういう感情的な部分が強く含まれるメニューが登場することもあります。これ系を選ぶ人ってちょっと面倒くさいですよね(個人の感想です)。

全部は食べれない

この大雑把な分類の中から、最後の晩餐に食べる一品を選ぶことは、簡単ではありません。

好きなもの全部食べちゃいたいけれど、お腹いっぱいで苦しんで死ぬのは困る。最後の食事なのでしっかり味わいたいのです。また、母がつくった味噌汁が食べたい人だって、ホントは焼き肉とかガッツリ食べたいのではないでしょうか。

そこで、タイトル。
【いつか必ず訪れる「最後の晩餐イベント」に関わる提案】
これを回収していこうと思います。

難しいことはありません。最後の晩餐の、その日に「最後のランチ」も食べてしまおう! という提案です。最後の晩餐に一番好きな物を食べるとしたら、最後のランチは2番目に好きな物食べられる時間となります。また、昼食と夕食で複数の系統の食事を楽しむことができるのです。

昼はサッパリ系で、夜はガッツリ
昼は定番メニューにして、夜はごちそう系にする
昼はごちそう系、夜は母手作りの味噌汁で仕上げる

以上のように最後のランチ制度を設けることで、最後の晩餐に、より柔軟な、より幅広い選択が可能になります。どうですか。ワクワクしてくるでしょう!

ディナーの前にはランチがある

クリスマスに「イヴ」があるように、最後の晩餐に「ランチ」があってもいいのではないかと思います。イエス・キリストは最後のランチに何を召し上がったのでしょうか。わたしは最後のランチは天ざる蕎麦を食べようと思います。せっかくだから海老天も欲しい。

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