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風邪やインフルエンザや体が疲れた時に栄養ドリンク飲みますか?

わたしは調剤薬局で薬剤師をしています。
初めての投稿ですので、身近なお話をしたいと思います。

これを始めたきっかけは、何か自分ができる情報発信をしたかったからです。


さて、最近は風邪やインフルエンザが流行っていますね。
毎日、体調を崩された患者さんが薬局を利用されます。

普段飲まない栄養ドリンクを買って行く方、予防で買う方もいらっしゃいます。

今回は栄養ドリンク選びのポイントや自分に合った栄養ドリンクを選ぶポイントを見つけるヒントをお伝えします。


ちょっと体調が良くないときは頼りたくなりますよね!

急になんとなく、そんな栄養ドリンクを飲みたい気分になって飲んだりすることも!

まぁ、色々そんな事ありますよね〜

では、皆さん

栄養ドリンクって色々な種類があって迷いませんか?

ボクは迷います!!

そんな迷っていたボクの、勝手にシーン別の栄養ドリンク使い分けをご紹介します。

それでは

「5つのシーン別」

「注意点」

をふまえて、

どんな時に何を飲むか、迷った時のヒントになればいいなと思います。


基本的には

普段、ボクは栄養ドリンクは飲みません。

でも、飲みたい時もあります。

それはどういうシーンかと言うと

シーン1 車の長距離運転をする時

・リポビタンD

・リポビタンファイン

ポイント

どちらも、

・カフェインが入っているので、眠気覚ましや集中力アップを期待して飲みます
・多くの栄養ドリンクに入っている香りづけに使われているアルコールが入っていません
・ファインの方はカロリーが少ないです。それはファインの方には人工甘味料を使っています。

ボクはカロリーオフの人工甘味料があまり好きではないので、ファインよりもリポビタンDを選択します。

シーン2   1日頑張った疲れている夜、明日に疲れを残したくない時

・リポビタンフィール

ポイント

・夜寝る前に飲むものなので、夜の睡眠が浅くならないように、カフェインが入っていないもの
・多くの栄養ドリンクに入っている香りづけに使われているアルコールが入っていません
・一般的なカシスオレンジ味で栄養ドリンクの味ではない

シーン3 朝起きて、昨日の疲れが残っていて体がしんどい時

・新グロモント

ポイント

・グルクロノラクトンが入っているため、体にたまった分解できない疲れの元を取り除いてくれるのを期待して選択

シーン4 風邪を引いて、日中や夜にゆっくり寝て休んで風邪を治したい時

・リポビタンフィール

ポイント

・ゆっくり眠れるようにカフェインやアルコールが入っていないもの

シーン5 風邪を引いた朝、仕事や行事は休めなくてどうしても頑張らなければいけない日

・リポビタンD

・リポビタンファイン

ポイント

・カフェインが入っていて、気分を高めてくれるもの

このように、ボクの場合は毎日栄養ドリンクを飲むわけではなく、

ここぞという時に、

いや、

気分かもしれませんが、飲みたいと思う時はこういったシーン別に、栄養ドリンクを選んでいます。

値段ではなく、自分が欲しているものを選びます。

ここで注意しなければいけないのが、カフェインが含まれている栄養ドリンクです。

カフェインの摂り過ぎ、つまりカフェイン中毒について意識しないといけません。

欧州食品安全機関が2015年に出したカフェインの安全性の目安を記します。
計算式は体重×5.7mg

例)

体重40kgの人なら

1日228mgまで

体重60kgの人なら

1日342mgまで

体重80kgの人なら

1日456mgまで

では栄養ドリンクにはどのくらい入っているのかというと、

・多くの栄養ドリンクには1本に50mg
・エナジードリンクというものはもっと多く160mgのものもあります
・缶コーヒーは物にもよりますが、120mg程度
・コーラは500mlのペットボトルで50mg

など

日常の飲み物の中には、カフェインが含まれているものも多くあります。

お店で売っているかぜ薬や頭痛薬などにも、カフェインが含まれているものもあります。

知らず知らずのカフェインの摂り過ぎには十分気をつけてもらいたいです。

それでは、上手に栄養ドリンクを飲んで、元気な生活に繋げてください!

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