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くりやまカメラの会-歴史溢れる小林家でタイムスリップ編-を開催します

こんにちは!SAyAです。

次回のくりやまカメラの会のフォトイベントの開催が決定しました。

今回は栗山町の歴史溢れる観光スポットでもある『北の錦 小林酒造』の
蔵元の生家『小林家』にフォーカスしました!


小林家外観* photo by.山田稔さん

その名も 歴史溢れる小林家でタイムスリップ編です!

小林家について

小林家は1897年(明治30年)に建築された蔵元の生家で、2006年に登録有形文化財に指定され、2013年まで実際に住宅として使われていました。その後建築物を維持保存させる目的で2014年からガイド付き家屋ツアーという形で一般公開されています。喫茶コーナーや売店(グッズや手作り雑貨の販売されています)も併設されており、切絵作家の小林ちほさんの手の込んだ美しい作品の数々も展示されています。(観覧無料)

↓小林ちほさんのinstagram(@chiho_kirie)


千枚布


小林家に入って一番に目を引くのが千枚布です。
「わー!なんだかとっても可愛い!」となってしまうほど鮮やかで
カラフルな布なのですが、また違った大切な想いが込められています。

圧倒的な存在感です。photo by.SAyA

千枚布
日本には「もったいない」という精神が脈々と受け継がれています。「もったいない」は、「節約」という意味に近いようですが、少しニュアンスが違うように思われます。古くなったり、壊れたり、破れたりした「もの」に工夫を凝らして、とことん使いきるといったことを指すのだと感じます。
この布は小林酒造二代目社長、米三郎の妻チノが明治の終わりころに、破れたり、擦り切れたりした着物のまだ使える部分を切り取って、二枚重ねて繕った十センチ四方の端切れを縫い合わせたものです。その端切れの数は、千枚以上になりました。
 今、その細かい縫い目に触れてみると、部屋の真ん中に凛と正座をして針仕事をしながら、帰りの遅い夫を待っている和服姿のチノの姿が思われます。
商家としての華やかさの中に、もったいないを貫き、質素な生活で家を守ったチノの意志の強さと忍耐が伝わってくるようです。

小林家公式ホームページより引用

このお話を聞いてから、この繋ぎ合わせた布をみると、改めて、ものを「大事にしたい」「大切に使おう」と思わせてくれます。

家屋ツアーについて

実際に、私も以前、ガイド付きの家屋ツアーに参加させていただきましたが、家屋内の家具や、調度品も住んでいた時のままで残されており、状態も良く長い年月が経過したとは思えないほどの素晴らしい空間でした。アンティークのものが好きな私にとってはどれもこれも興味津々。ガイド(守りびと)の小林千栄子さんの解説は初めてきた人にもとてもわかりやすく、時に笑い、時には涙が出そうになるくらいの感動をいただき、貴重なエピソードまでも聞くことができ、小林家の歴史を楽しく学ぶことができました。
長い歴史の中で、小林酒造の蔵人を支え、家を守った小林家の女性たちの笑い&涙ありの逸話や、ここでしか聞けない秘話など?!も聞ける機会となりますので是非お楽しみいただけたらと思います。
前にも述べましたが、私自身も参加した際に大きな感動があったので是非、皆さんにも一度体験してみてほしいなと思い今回は小林家さんでの撮影会とさせていただきました。

私が参加した時は「商家の暮らしコース」でしたが、季節によって変わります。今回のカメラの回では、「商家の商いコース」になります。

商家の商いコース

■商家の商いコース内容(案内の順番は変更の可能性があります。)
千枚の布/ギャラリーまるた/旧事務所(創業時の帳場)/展示ホール/龍神様/洋間/大広間/住み込みで働いていた女頭の部屋/住み込みで働いていた女性たちの部屋/炉の部屋

抹茶と干菓子もお楽しみいただけます。photo by.SAyA
こちらは甘酒。是非味わっていただきたいです。photo by.山田稔さん


カメラ好きにはたまらないフォトジェニックな場所も多い小林家。
たくさん撮影したくなるとは思うのですが、施設保存の都合上、通常は撮影できるお部屋は1つになります。しかし今回は特別にもう1部屋増やしていただくことができました!
ということで合計2部屋の撮影ができます。
(尚、喫茶タイム時や終了後、小林家周辺と小林酒造敷地内の撮影が可能です。中庭もとても素敵なのでおすすめです。)

敷地内の撮影も楽しめますよ~photoby.山田稔さん

そんな歴史溢れる小林家で開催の「くりやまカメラの会」に是非参加してみませんか?

初心者さんも大歓迎。スマホでの撮影でも大丈夫です!
みんなで一緒に過去へタイムスリップしましょう笑



今回のフライヤーです!


開催概要

[開催概要]

明治30年に建築された蔵元の生家「小林家」の
ガイド付き見学ツアー&撮影会です。
小林酒造の蔵人を支え、家を守った小林家の女性たちの
笑い&涙ありの逸話や、ここでしか聞けない秘話も!?
歴史溢れる空間でとっておきの一枚を撮影しましょう!

■名称:くりやまカメラの会vol.4~歴史溢れる小林家でタイムスリップ編~
■日時:2024年6月15日(土) 
■時間:11:00~13:00(10:45に小林酒造駐車場に集合)
■集合場所:小林酒造 駐車場(栗山町錦3丁目109番地)
*集合してからみなさんでまとまって小林家へ向かいます。
■内容:明治30年に建築された蔵元の生家「小林家」のガイド付き家屋見学ツアー(商家の商いコース)と撮影会。
日本間でお抹茶、干菓子、ミニ甘酒もお楽しみいただけます。
*撮影会では通常は撮影できない1部屋を含めた計2部屋の撮影ができます。
*喫茶タイムやイベント前後の中庭の撮影も可能です。
*急な階段がございます。予めご了承ください。
■定員:20名(先着順)
■参加料:2,000円(家屋ご案内料、お抹茶・ミニ甘酒・干菓子付き)

当日のタイムスケジュール

当日の流れをざっくりとお伝えします。

10:45 小林酒造 駐車場集合。開会のことば→皆さんで小林家へ移動
(小林家さんから「事前にトイレを済ませてくださいね。」とのことでしたので済ませておきましょう!)駐車場にトイレがございます。
 
11:00 小林家にてガイドさん(守りびと)を紹介→ガイドさんに繋ぎ家屋ツアー『商家の商いコース』開始
 
(人数によっては2チームに分かれて移動します。)
 
13:00 閉会のことば/終了・解散
(周辺や中庭等を撮影したい方は、引き続き自由に撮影)

申込方法


[申込・参加方法]
下記の参加条件等をご確認のうえ、インターネットにより指定のGoogleフォームに必要事項を入力してお申し込みください。
https://forms.gle/TZqE3F5sFbFmyScb7

■参加条件:
・ インスタグラムのアカウントをお持ちの方、またこれから登録される方
・ 参加したイベントの写真を自身のSNSで3投稿以上アップできる方
・ 参加したイベントで写真を20枚以上撮影できる方
・ 指定のアカウントをフォローできる方(instagram「くりやまのおと」)
・ その他必要に応じて情報発信ができる方
・ 高校生以上の方

■申込期間:5月10日(水)〜6月10日(月)
*定員に達し次第受付終了
■持ち物:カメラ(メモリーカードも)、スマートフォン

今までのくりやまカメラの会「フォトイベント」のことを
書いた記事をまとめたマガジンです。是非ご覧ください。↓


皆様のご参加を心よりお待ちしております!

打ち合わせに行ってきた時の一枚⋆


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