見出し画像

【スラダンは至高】2021年大宮アルディージャ総合雑評価【MF・FW・監督編】

俺のバスケ知識は全てスラダンから学んだ。


★GK・DF編はこちらから↓


■MF

4.松本大弥

ユース出身の実力者が中盤に多く在籍する大宮でレギュラーを獲得するのは難しかったようだ。
岩瀬体制下ではチョロっと使われて出なくなり、霜田体制下では駒が足りないからSBをやらされた。しかも河面が怪我から復帰したら即効でスタメンから外されるっていうね。
普通に修行に来るチームを間違えた感はある。来季は多分J2のどっかしらにレンタルだと思う。広島からは期待されている選手だと思うので頑張って欲しいですね。

5.石川俊輝

狂ったディフェンスのツケを払いつつボール回しに参加出来る彼は今の大宮にピッタリだと思うのだが、怪我だの何だのであまり出場時間が伸びなかった。
俊輝あるある、なんだかんだでレギュラーになり切れない。まぁ三門と小島が強すぎるんですよね。

7.三門雄大

結局大宮は今年も三門におんぶにだっこであった。三門がいると守備の歪みをなんか解決してくれるので、まぁそりゃ使いたくなるよね。
今季はシーズン途中からキャプテンに就任し馬車馬の如く走った。来季はシーズン前からキャプテンに就任し馬車馬の如く走ると思います。
岩瀬体制下では意図的にロングボールを多めに蹴っており「あ、意外とロングフィード上手いんだ」と思った記憶があります。

9.菊地俊介

後半戦影のMVP。霜田さんが監督に就任して1~2ヶ月後くらいに戦列に復帰すると、そのままレギュラーに。霜田体制下で挙げた7勝のうち5勝を菊地がスタメン出場した試合で挙げており、その貢献度の高さが伺える。
プレスバックやボール回しのサポートを欠かさず、ゴール前への飛び込みもしっかり行う潤滑油的な存在であった。
菊地の弱点はケガしにくさFの赤特を持っていることなので、オフ期間中にせめてケガしにくさEくらいにしといて欲しい。

10.黒川淳史

前半戦は不調だったものの(前半戦に好調な奴おった?という質問はNG)、全試合出場し9得点を挙げた。流石である。
1番の武器は総合力の高さであり、監督としては非常に使いやすいのではないか。
海外指向もあるようだし、ステップアップには適切な年齢なので流出する可能性はおおいにある。当アカウントは浦和以外へのステップアップは素直に応援します。

11.奥抜侃志

相次ぐ怪我の影響もあり、今ひとつコンディションが上がりきらないままシーズンを終えた。
今季の活躍じゃステップアップ出来ないねぇ^ ^
という訳で来季も一緒に大宮でがんばりましょう。

15.大山啓輔

レギュラーではないけど半分程度の試合数には出場する、それが大山啓輔。今季は19試合に出場。
ここ数年満足に出場機会を得られていないので普通の選手なら移籍しそうなものである。ただ彼、大山啓輔なのである。中盤の陣容が変わらないのであれば、来季もレギュラーをとれる可能性が自ずと低くなるがどうなるのであろうか。

22.翁長聖

今季の主戦場はSB。SBが一生人員不足なので、メインポジではないながらも1年間戦い抜いた。
来季のSB事情が充足しているかは不透明なので、普通に来季も残って欲しい。「オイラはWBでこそ輝くでやんす」とか言って移籍されてもあんまり文句は言えない。

26.小島幹敏

結局小島が指揮棒を振る、大宮とはそういうチームである。シーズン序盤からコンスタントに出場し続け、今季も大宮サッカーの中核を担った。ここで言う「大宮サッカー」はきちんと定義されていません。各々勝手に考えましょう。
毎年引き抜きに怯えているが、なんだかんだ大宮に残ってくれている。これはもう心配せんでもええな!(特大フラグ)

37.松田詠太郎

岩瀬監督就任後に少々、霜田監督就任後にひとつまみ程試合に出ていた。
プレーは右サイドでの縦突破にメーターを全振りしたようなスタイル。ぶっちゃけピーキーすぎて使いにくいし、それなら自前の若手を使うよね。
そんな訳で横浜が生んだ金田のバイクはあまり活躍出来ませんでしたとさ。来季はモフモフさん率いる山形にレンタル移籍してると思う。マリノスの若手は外交官並に出向するのが義務である。

41.小野雅史

今季は左サイドを主戦場にレギュラーとして戦った。基礎技術の高さに加え守備貢献度も高い。ただ、自分でボールを触りたがる面があり、結構持ち場を離れてフラフラする。若かりし頃の柿谷や家長みたいな感じ。
来季も居て欲しいところだが、大卒3年目の選手なのでステップアップには適切な時期でもある。

48.柴山昌也

ユース上がり1年目の若武者はベンチスタートを中心に31試合に出場。惜しむらくはゴールを1つしか挙げられなかったことだが、それでも十分な活躍である。 間違いなく将来的に大宮の中核を担う選手。このまま順調に成長していってほしい。


■FW

17.ネルミン ハスキッチ

前半戦はイバと代わる代わる出て4得点を挙げたが、霜田さんが監督に就任してからはベンチ暮らし、河田がやって来てからはベンチにも入らなくなった。
来季は絶対いない。花京院の魂を賭けてもいい。
余談だけど、日本代表の浅野が「ハスキッチでも得点王がとれるリーグの得点ランク2位ww」とネットで煽られててちょっと可哀想だった。なにその「17歳のルカクでも得点王がとれるベルギーリーグww」みたいな煽り方。

18.髙田颯也

負傷に次ぐ負傷で超出遅れ、殆ど試合に出られなかった。ここ2年、実力や期待値のわりに出場機会が伸び悩んでいるので(概ね怪我のせい)、何処かに武者修行に出るのもアリだと思う。

19.イバ

霜田さん監督就任から河田獲得までという凄く短い期間でのみレギュラーだった。その後はベンチ温め高さ要員。
歳も歳だし引退もぼちぼち視野に入れてそう。

23.矢島輝一

序盤戦はぼちぼち出て得点も記録したが、大怪我×2でシーズンを棒に振った。10月下旬に全治6~8ヶ月の怪我を負ったので来期開幕は絶望的。待ってるよ。

27.中野誠也

シーズン当初はエースストライカーとして活躍が期待されていたものの、なかなか結果が出ずに終わってみればThe準レギュラーという感じの成績に。「シーズン当初のサッカーで活躍してた奴おりゅ?」とか聞かれると閉口しちゃうのでその質問は禁止です。
全6得点のうち4得点を途中出場した試合であげるという勝負強さを見せた。身長もないうえに守備が微妙なので若干の使いにくさはあるが、大学時代の無双っぷりを知っている者としては活躍を期待したいところ。

30.藤沼拓夢

見てない。契約満了になると思う。

33.河田篤秀

救世主。後半戦絶対的なMVP。17試合7得点と大車輪の活躍。
体格は優れていないながらも抜群の体の強さから成るポストプレー、常にゴールを狙う嗅覚、そしてシュート技術の高さ、全てが高水準であった。
17試合7得点、すなわち、42試合戦えば単純計算でいっぱい点がとれるということなので来季は大宮で得点王を目指しましょう。

34.佐相壱明

SHやWGとしてちょいちょい出場した。恐らくアジリティを買われてのことだろう。
大宮では安定した出場機会を得られていないので、高卒5年目となる来季に移籍することも考えられる。

49.大澤朋也

2トップがなかなか定まらない岩瀬体制下では、ちょこちょこ出たり得点を決めたりしたが、霜田体制下ではめっきりであった。メシア=河田がいたから仕方ないね。
来季はレンタル移籍で経験値を積んで欲しいなと(俺は)思っている。


■監督

霜田正浩

瀕死の病人であった大宮の身を清め、人並みの暮らしを与え、死を待つ人々の家で世話をした。あと死なせなかった。
監督就任後の成績は7勝10分8敗というすこぶるコメントのしづらいものであったが、残留させてくれたことに感謝である。
大宮でやったことは「俺たちは強い!ヤマオーに勝つ!」と言い続けてチームの結束を高めつつ「ラン&ガン」を掲げた豊玉高校の如く攻撃偏重のサッカーであった。
正直、かなり不安定かつギャンブル要素の強いサッカーであったが、2勝5分8敗の岩瀬さんよりよっぽどマシであった。おりゃーっと勝つのでエンタメ性が高かった。
特に切る理由もないので来季の続投が決まっており、2点取られるけど3点取って勝つ試合を多く見せてくれることだろう。かなり属人性の高いサッカーをしている印象があるので来季はチェルシーにいる選手を丸々獲得するといいと思います。

スキ・フォロー・サポートをして頂けると嬉しいです。是非宜しくお願いします!