小雪

作家、詩集、短編

妻へ

涼しさを感じ始めたある秋の夜明け前 隣でまだ寝息を立てている妻 寝相が悪くて 一枚しかない掛け布団は 彼女にとられていた 妻の寝顔は幸せそのもので 起きる気配は...

叶わぬ想い

あなたはわがままでした 自分のことばかりで あれを食べたい あそこへ行きたい 私が参ってしまって ふてくされていると あなたはいつの間にか側にいて こち...