映画見てきた。

そういえば先日映画を見てきました。

「アリータ:バトルエンジェル」

原作『銃夢(ガンム)』が元々好きなので、10年以上映画化の噂が上っては消えていたこの作品、見ない訳にはいかなかったのです。今でも続刊あります。この機会に是非。(原作・9巻+続編LO・19巻+外伝・1巻+火星戦記・6巻)

原作がどれくらい好きかと言うと、まあこれだけ冊数持っていて、何十回と読み返しています、と言えば大体どれくらいか分かって頂けるかと。

で、映画なんですが。

結論から申して、大変良い出来でした。以下ネタバレも多少含みます。

何せ二時間の尺に収めるには難しい内容。いくつか捨てられたエピソードがあるのはしょうがない。にしても、そんなにひどい改変は無かったかなと。

初見の人が見てもワクワクするような、かといって他にない世界観で楽しめる事請け合いです。

何と言ってもアクションは素晴らしい!キチンと格闘技している!何せ格闘術が主人公にとって重要な要素。ここを手を抜いたらわやになります。CGとの境界線がどんどん曖昧になっていく。

主演された女優さんも、確かな身体能力がある事と思います。原作通りのカットが最高でした。片手だけのアクションとか。

欲を言えば、もっと獣感が欲しかったかな。ガリィ(原作での名前)は戦う時のあの野獣じみた雰囲気が魅力の一つです。

あ!でも見ていて「やったぜ監督!」と膝を叩いたのはグリュシカを投げるシーン!ここはあのシーンと完全に「重ねてきた」でしょ。それをする意味合いが分かるので、強く感動しました。

あと最初に町の概要を見せる訳ですが、流石ジェームズ・キャメロン。ワンショットで映画に出てくる場所を序盤で抑えてますね。位置関係や特徴などを直感的に分からせる手法。グッときました。

鉄くず町はさすがに小綺麗に。原作のままは無理だったか(笑)もっと排他的で、命を粗末にする末期的な感じが良かった。映像に起こせませんが。ハッピーウレピーエントロピー。

アクションシーンで唯一不満だったのが、地下に落ちた後、アリータを助け出すシーンです。イド君、真面目にやりなさい。思わず吹き出しかけました。

モーターボールは迫力満点。言う事無しです。いや、ジャシュガンの扱いが…あ、いや、いいです…

バーサーカーボディを手に入れる前後での特徴的な変化も見逃せません。「精神に依存する」、なるほど確かに。


と、適当につらつらと。記憶に残っている所だけをピックアップしてみました。

面白かったので、みんなも観よう!


私、カット割りが大好きなので、そういう見方しかできないんですよねぇ…「このカットはこの意味が…!」とかばっかり集中しちゃうので、映画一本見ると草臥れます(^^;誰か、分かってくれるでしょうか。



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