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「選択肢」に正解を求めるのではなく「自分の在り方」に正解を求めてみる

「大企業とベンチャー企業のどちらに行くのがいいですかね?」
「いきなり地方に行くのと一旦都市で就職してから行くのだとどちらがいいですかね?」
「まちづくりに民間と行政どちらがいいですかね?」
「やりたいことはあるんですが、今やるのと力つけてからだとどちらがいいですかね?」

こういう「AとBどちらがいいのか?」みたいな正解を選択肢に求めるような質問をした経験はないでしょうか。

今日はそんな人に向けて書きます。


◼️選択肢に正解を求めるのが難しい理由

大学受験の時には正解が1つだけだったのできちんと知識をつければ正しい選択肢を選ぶことができました。でも現実では正解は複数あったりします。しかも厄介なのは論理の通った矛盾した正解が存在するということです。

大企業に行った方が人脈や巨大なリソースを使って大きなことができるからその方が成長するという人もいれば、ベンチャーの方が裁量権を持って働けるから成長できるという人もいます。

多分どちらも間違ったことは言っていません。おそらく正しいです。

このように論理的に正しい2つの選択肢が互いに矛盾するという状況は度々起きます。

これが選択肢に正解を求めるのが難しい理由の1つです。


◼️自分と別の選択肢を選んだ人を見て気づいたこと

たまたま自分も最近このような経験をしたばかりなので少しそれを紹介したいと思います。

先週豊中市役所で行われた勉強会に呼ばれて参加してきたのですが、その中で神戸市役所で働く長井さんという方のお話を聞く機会がありました。

SNSをうまく使いこなしながら教官の輪を広げつつ、これまで誰も挑戦したことのないことに取り組みフェイスブック社との連携や参加者数万人単位のイベントの開催などを成し遂げている方でした。

自分は民間側からまちづくりに関わろうとしていましたが、行政側から関わることもその人を見ているとすごくいい選択肢だなと感じました。

まちづくりは民間からがいいとか行政からがいいとかそんなのを考えるのは意味がなくてどちらも正解になりうることを改めて感じました。

◼️自分の在り方に正解を求めてみる

さて、多くの人が選択肢に正解を求めようとしている中で、論理的に正しい2つの選択肢が互いに矛盾するなどなかなかそれを実現することは難しいのではないかということをここまで書いてきました。

「じゃあどうしたらいいのか」ということでここからは自分が思っていることを書いていきます。

大企業に入ったとしても、うまく自分のやりたいことをやっている人もいれば、ベンチャーに行っても全然成長していない人も当然いるはずです。

行政にだって前例にとらわれず新しいことをどんどん作り上げる人もいれば、民間でも型にはまったことしかしていない人もいます。

結局どんな選択肢を選ぼうとその人次第ではないでしょうか。

どこに行こうが成長する人は成長するし、やりたいことを実現できる人は実現できる。逆にそうじゃない人はどこに行ってもうまくいかない。

シビアかもしれませんがこれが現実だと思います。

だとしたら、既にタイトルでも書いてしまっていますが選択肢ではなく、「自分の在り方」に正解を求めてみるのはどうでしょうか。

自分の場合、これまで会ってきたこんな風になりたいと思う人には共通点があって、たとえどんな状況でも常に向上心を持っている人です。

「もっと〇〇したい」「もっと〇〇したら今より良くなりそう」みたいな発言をよくしています。そして現状を受け入れるのではなく自分で作ろうとします。

みんなが集まれる場所がない→無いなら作ろうみたいな感じです。

むっちゃざっくりですが、自分の中での在り方の理想はこんな感じです。


こういう風に選択肢ではなく、在り方をベースに考えてみると年収がどうとか、知名度がどうとかそんな社会の中の正解と言われるものを基準としない自分の在り方を基準に物事を選べるし、選んだ選択肢を正解にできるんじゃないかなと思います。


◼️おまけ

地方やまちづくりに興味がある人に関しては今回話した「自分の在り方」を考える機会としてこのようなものを作っているのでうまく利用してみてください👍




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