那護野神報とは

那護野神報とは

愛知県名古屋市を舞台とした神話創世RPGの舞台【那護野市】(R:なごやし)を取り扱うシナリオ集、およびシナリオフックである。

那護野市って?

那護野市は、政令指定都市である愛知県名古屋市に存在する絶界である。
その実態は、様々な神群の絶界が乱立する複合絶界都市だ。
様々な神群の絶界、聖地が混ざり合い、ぶつかり合う場所であるため、街を歩いているとすぐ絶界、ということが日常的である。

那護野とは、名古屋市内に存在した地名である。
現在は、名古屋市中区に、那古野という同名の地名が残されているのみで、その地名の痕跡は残っていない。
那護野とは「那由多の神々が護る平野」という、意味を持つ。その名前の強さから、那護野は多くの神々を引きつけていた。
そんな中、明治2年(1869)、那護野を護ることを命じられた「ブリュンヒルデ」、「織田信長」、「熱田識」の三人の神子により那護野の地名は名古屋に変更された。
この地名変更により、那護野の持つ神々と繋がる力を弱めることに成功。絶界の発生率が6割程度減少した。
しかし、元々神々が集う地であることから、今でも絶界の発生が絶えない。
絶界が多くなれば名古屋市に多大な影響を与え、第二の神境市となる可能性があるため、万神殿の介入が入ることになる。

那古野市に強い影響力を持つ神群は以下の三つ。
調停者「熱田識」を擁し、主神アマテラスを祀る『熱田神社』を所有するヤマト神群
調停者「織田信長」を擁し、様々な場所に絶界を所有するクトゥルフ神群
調停者「ブリュンヒルデ」を擁し、万神殿からの任務を割り振る北欧神群
これらの神群の神子たちは、現地でサポートが受けやすいだろう。


那護野市における神群の関係

ギリシャ神群

ギリシャ神群は、この絶界に対してそこまで大きな興味を示していない。
しかし、土地に神々の力を強める影響があるため、新たな聖地を作成する神々は多少いる。

ヤマト神群
ヤマト神群の主神アマテラスを祀る『熱田神宮』を本拠地に、大小様々な神社を聖地として擁している。
彼らは那護野の所有権を主張しており、他の神群と抗争が絶えない。
熱田神社へと赴けば「熱田柚月」と呼ばれる若年の神子が、あなたたちのサポートをしてくれる可能性がある。

クトゥルフ神群
彼らは那護野市の各地に絶界を発生させ、この地を征服しようとしている。
那護野駅セントラルタワー、千草駅など、交通の要所の周辺や人の集まるところに彼らは絶界を構えている。
また、日本で圧倒的な知名度を誇る「織田信長」は、ナイアーラトテップの伝説の子である。
彼は現在、アーカム周辺を攻略しているため那護野市には不在であるが、彼の影霊が悪さをすることもあるだろう。

北欧神群
万神殿からの任務は、中立の立場である北欧神群の聖地「株式会社ニーベルング」により管理される。
管理者はオーディンの伝説の子「ブリュンヒルデ」。
彼女は、万神殿から来た神子のサポートをしてくれるだろう。

ラストクロニクル神群
ラストクロニクル神群はこの絶界に対して、そこまで興味を示していない。

ケルト神群
ケルト神群は、その正義感の強い性格からか、那護野市への介入を頻繁的に行いたがる。
しかし、本拠地となる絶界を持たないため、その影響力は弱く、他の神群に協力したり、万神殿
また、那古野の降霊に適した土地柄からか、神を降ろすことを目的としたドルイドたちの暴走などから、新しい絶界が生まれることもある。

剛理羅神群
彼らは最近那護野の地に根を下ろした神群だ。
彼らは東山動植物園を本拠地にしているが、害意はなく、東山動植物園を聖地化することで、周辺の絶界化を防いでいる。
ここでは、力強いゴリラの神子「シャバーニ」と出会うことができるだろう。
剛理羅神群の神子は紳士的で、受けた恩を忘れることはない。
きっと、あなたたちの力になってくれるだろう。

主な聖地

* 熱田神社
* 株式会社ニーベンブルク
* 東山動植物園
*ミラー・イン・ワンダーランド
*都市伝説「触手列車」
etc...




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