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漫画家になれなかった漫画を描くおじさん黒葉だむ自己紹介

確か一か月前くらいからnote始めてます。


noteの使い方は手探りで、Twitterの使い方ともまた違うような。

Twitterと同じ使い方してもなぁ・・・という葛藤があるのかもしれません。


今のところTwitterで描きためたオリジナル漫画やエッセイを流してるだけなんですが、思ったよりフォロワーは増えない。

これはRT機能みたいのが無いのか(実はあるのか?)noteユーザーが求めているのは日常エッセイ的なものなのか(ちなみに僕の猫エッセイではそんなにフォロワーは増えなかった)この辺はもう少し色々やって分析したいところです。



noteはどちらかというと、ビジネスや意識系のイメージ強かったのでそっちに舵切ってみてもいいのかな、と思ってますがまだやり始めて一か月色々試していこうと思います。

今後はオリジナル漫画に加えて、色々雑多な記事も出てくると思いますがご容赦いただけたらと思います。



ちなみに黒葉だむの歴史は


マンガ読むのが好きで、鳥山明のドラゴンボールの著者近影「毎日プラモ作って生活、平日にTDL行く漫画家最高」や「納税番付(今はない)」に漫画家が載っていることで漫画家を目指す。

ジャンプの賞めざして持ち込み、応募数年繰り返す

バイトしながら最終候補に名前載るくらいで担当(という名だけの完成原稿見せて感想言うだけの人)が異動

月5日初アシスタント開始、背景パースやプロの原稿クオリティ意識を習い(半年)貯金を食いつぶす、まだ夢と希望に未来は明るい


ジャンプからマガジンに持ち込み先を変えたら褒めまくられマガジンに変える。マガジンの賞2回(雑誌掲載せず賞金15万くらいの賞)取る。

担当(一応ネーム相談はした人、入社二年目)のコネで週刊連載アシに異動し背景を学ぶ。(週6勤続で収入は増えたが使う時間もネーム描く時間も減る)

マガジンで大賞取り雑誌掲載。有頂天になり天狗になる。

アシ先で競争意識が出て毎週ネーム出すが、大賞もまぐれだったのでネームボツの連続でスランプ(編集部自体「あの大御所は週に500枚くらいネーム描いたしボツの翌日に描き直してきたよ」などといった事をよく言うので質より量を重視していた傾向があった)

担当の書いてきたネーム(原作)がワンピースパクリと任侠物で難色を示して不機嫌になられ打ち合わせ終了、頭真っ白のまま帰路(ここで漫画人生終わったと思った笑)


ジャンプコンプレックスが続きジャンプにネーム持っていき始める。

何回目かのネームで「今までで一番面白かった」ということで初めて読切会議へ!



落ちる


しかし担当が主人公を気に入っていたので半年後か四か月後の会議に修正して再提出!


落ちる


担当も諦めきれなかったのと自身も気に入っていたネームなのでもういっかい修正して数か月後の再読切掲載会議!



落ちる





三度も駄目だったので担当も諦める


アシスタントしながら他誌の賞に応募しつつ小銭を稼ぐ。


周りがデビューしたり連載したりする。


職場の作家さんの副編集長格の担当が「ネーム見るよ」と言ってきたので落ちたネーム見せたら褒められて「これならちょっと修正したら僕の雑誌に読切載せるよ」と言ってきて翌週から打ち合わせするがそれが罠だったことに気づくのは少し先。


掲載を信じ半年ネームの週一回打ち合わせのブラシュアップ(無報酬)


読切会議に通る(あれ?)



掲載したもののアンケートとの結果もだが業界的に反応は無風(マイナー雑誌)で担当が「あそこはこうすれば良かったよね~」と後出しじゃんけんダメ出しをしてくる。


その時の漫画を描こう修正して削られた部分を足した漫画

↓無料です

「円卓の王」3話あります









疑心暗鬼になりマガジンを離れる。(職場では担当と顔を合わせるがお互い無関心)


アシスタントしながら他誌の賞に応募しつつ小銭を稼ぐ。


漫画を描かず創作メソッドを考え、売れる方程式を見つけては歓喜する。漫画は描かない。


背景技術だけ上がっていき、デジタルを覚えたり、風景を見ると「どこから描くか」や「この背景描きたくない」など職業病が発生する。まだ自信過剰状態。


職場では年長者になり、後輩の指導等で自尊心だけが高くなる。





ネームをすると眠くなったり、アシ先で徹夜明けの週刊連載作家さんへの担当一言「じゃあ今日の夕方打ち合わせね」をフラフラな状態で聞いて「ワシには無理や・・・」等、漫画家になるという事をうっすら諦め始め、アシスタントでもいいやと思い始める。


たまにアシスタント先の連載が終了して放牧される→無職(アシ先探したり、単発アシやったり。ちなみに日給11000円くらいで貯金を食いつぶし通帳を見て精神が汚染され始める)


長期アシ先に入りFPS廃人になったり漫画を一切描かず商業連載作品の粗さがしなどする。


それが当たり前になる。







転機





同人している知り合いに出会い、同人を始める






現在


漫画は描きたいものがなければ伝わらないと知る。


伝えるものがそもそも無い、何かの模倣では誰にも何も届かないと知る。


何も伝えるものが無い人は漫画を描いても意味が無いことを知る・・・。



伝えたいことがあって、それを初めて漫画にして読み手に届けることが漫画だということを知る・・・・・。




現在同人活動5年目くらい





毎日がハッピーライフ!!!!


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 とりあえず毎日楽しいです。


もっと早く同人始めていればよかったと思いました(人による)

実際はハッピーライフになる前に色々創作苦労したりギリギリの綱渡りをしていたりトライ&エラー繰り返し活動方針を修正してきたりしましたが、人と比べない事、柔軟性、積み重ね、他人に人生を預けないことが大事ですね(^^)


描きたいものを描いた作品はこちら!!










無料で読める本



次の記事は、過去の自分の行動や考え方を振り返って一言添えてみたいと思います。


ちなみに今回のタイトル「漫画家になれなかった漫画を描くおじさん黒葉だむ自己紹介」はちょっと自虐的悲観的な要素がありますが、フックのつもりで書きました。「漫画家にならなかった漫画を描くおじさん黒葉だむ自己紹介」だとちょっとアレな所もありますし。

「漫画を描くおじさん」と名乗る理由もその内描けたらと思います。



【追記】

アンサー編はこちら



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