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『キッチンで読むビジネスのはなし』を読みながら、今いる会社のことを考える

今週は途中でほったらかしていた本をひたすら読んでいます。昨日から11月くらいにちょこっとだけ読んで放置していた『キッチンで読むビジネスのはなし』(一田憲子著)を読み始めました。

本のタイトル通り、著者である一田さんが、雑貨屋さんやパン屋さん、洋服を作る方などに、ビジネスについてインタビューしたときのことをまとめた本です。

ビジネス書を読んだことがある方なら、一度はどこかで見聞きしたことがあるお話なので、最初は知っていることの再確認をしただけで終わってしまいそうだなぁ、と思っていました。だから、最初の数ページを読んでほったらかしにしちゃったのかもしれません。

でも、この本は各章のまとめとして一田さんご自身がインタビューを聞いたあと、今後この知識をどう活かしていくか、を書いてくださっていました。

本文中も一田さんの気づきが書かれているのですが、この最後のまとめのおかげで、私自身も自然と自分の行動にどう活かすかを考えていました。まだ2人目までしか読んでいませんが、対話しながらビジネス書を読むことはあまりないので、この先も楽しく読めそうです。

……。

というわけで、本読みながら自然と私が今いる「とあるWEBメディア制作会社(っていうか、意味のないまとめサイトを必死に作ってるところです)はやることなすこと変だよねぇ」と思うのでして。

いや、この会社と関わり始めてから1カ月後ぐらいから変だと思っていたし、なんなら3カ月に一度は精神的に「ムリ!」とどんよりしてきたのです。でも転職先がほいっと見つかるわけでもないから、社内では逃げ道を探しつつ、社外ではいろんな人や物(本とかドラマとか)に助けられながら今に至る、という感じです。

それでも、入った当時に比べればだいぶマシになっているし、会社の体制も変わったから気を取り直してがんばるかー、と思って2019年を迎えたのです。でも、それも年明けの数日で「やっぱりあかんわ」と思い始めて今に至る、という感じです。

今の会社にはあまりよい思い出はないのですけど、それでも入ってよかったと思うことがあるとしたら、お給料をいただきながら「私の日常では絶対に関わることがない人たち」と過ごせたことかもしれません。彼らのやってることに賛同することはないけれど、そういう人たちはいる、ということを知ることができただけよかったのかなぁ、と。いや、いろんなことを実感するのはもう少し先かもしれません。

ひとくぎりついたので、そろそろ本に戻ります。

#読書メモ