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「金栗足袋発祥之地」

「いだてん」に登場した足袋屋はココ

★ジャンル【企業】 
★場所 文京区大塚3-8-7
★最寄駅 東京メトロ丸の内線新大塚駅、茗荷谷駅

これまでの23区発祥の地一覧

★碑文
特になし

★解説
 不忍通りと春日通りが交わる大塚三丁目交差点の南東角を茗荷谷方面に進んで一つ目の路地角にあるマンションの壁面に埋め込まれています。エアコン室外機の陰でとてもわかりづらい場所にあります。表通りは弁当店になっています。
 2019年のNHK大河ドラマ「いだてん」の前半主人公、日本初のオリンピック出場を果たした金栗四三(かなくり しそう)が、ストックホルム五輪のマラソンで履いたマラソン足袋を作った播磨屋がここにありました。
 播磨屋は姫路市出身の黒坂辛作が東京に出てきて創業した足袋屋で、播磨出身だから播磨屋です。金栗と知り合ってそれまで日本になかった「走るための靴」を作るようになり、その後「ハリマヤ」と改名して戦後もスポーツシューズを作り続けますが、1987年に会社は消滅します。関連会社の事業失敗の青りとも言われますが、詳細はよくわかりません。
 オニヅカなど大メーカーとの競争に苦戦していたとも言われますが、性能は優秀で、一時期は全国の駅伝部員の半数はハリマヤを履いていたと言います。それはハリマヤのシューズが足袋から発達したため、足を包むこむ感覚が他のメーカーとは断然違ったからだと言います。足袋は見栄えが大事なの

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