黒田 一賢(株式会社日本総合研究所 スペシャリスト)

日本サステナブル投資フォーラム運営委員 青山学院大学非常勤講師 近著に『ビジネスパーソンのためのESGの教科書 英国の戦略に学べ』 ※執筆者の個人的見解であり、日本総合研究所の公式見解を示すものではありません。
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黒田のトリセツ

ESG(環境・社会・ガバナンス)や金融教育を中心に日々のニュースや個人的な体験を取り上げて、COMEMOに投稿しています。

ご参考までにページビュー上位3つとスキの数上位3つの投稿を以下でご紹介します。

ページビュー上位

スキの数上位

ROESGの3つの問題点

今朝の1面ではROESGスコアにて欧米企業が上位を占めており、同スコアが低い日本企業は投資マネーを引き寄せられないと警鐘を鳴らしています。

ROESGはROEにESGスコアを乗じた値だそうです。同指標には少なくとも3つの問題点があるとみています。

第1にROE(計算方法は以下に詳述)についてです。同指標で使われているROEは3期平均だそうです。ESG要因が特に影響を及ぼすのは長期のROE水準で

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ESG投資とリターンの関係

先週は以下の著書に関して記者勉強会を開催しました。

その内容と全く関係ないわけではありませんが、記者からの質問の1つにタイトルに示したものがあります。私からの答えには2つの側面があります。

1つはそもそもESG投資は財務的なリターンだけではなく、環境や社会への好影響をも追求するもので、後者の要素が含まれているというのがESG投資の特徴です。伝統的な投資では財務的なリターンの最大化が主な目的でし

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ESG要因の知見を取締役に求める機械・電機メーカー

スキルマトリックスの最終回は機械・電機メーカーです。前2回は以下から読むことができます。過去の投稿同様、それぞれの業種で取締役を目指している方は特に参考にしていただけたら幸いです。

機械・電機メーカーで今年の株主総会招集通知でスキルマトリックスを公表しているのは荏原製作所、栗田工業、ダイフク、イビデン、安川電機、太陽誘電の6社です。

過半数の企業が取り上げているスキルは以下のもので、素材・化学

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フランスは環境金融先進国か

私が運営委員を務めている日本サステナブル投資フォーラムで、ESG投資についての世界的なオンラインメディアであるResponsible Investorの記事タイトルを7月より一部日本語訳しています。

特に気になったのはフランスのエネルギー転換法173条に関する記事です。同条は投資家にESG要因の投資への考慮、およびポートフォリオに属する企業が排出する温室効果ガスへの報告を求めています。特に後者に

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船通勤先進都市ロンドン

東京都が船通勤の実証実験を24日から行っています。参加した人々からの様々な感想がSNSに投稿されています。

船通勤は以前私が7年ほど滞在していたロンドンでは実用化されていました。市の中心を流れるテムズ川でいくつかの業者が観光用、通勤用の船便を運航していますが、そのうちの1社にMBNA Thames Clipperがあります。

同社は1999年に1隻の船から事業を開始し、現在は年間400万人を乗

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