見出し画像

【素材Memo】ステンレスキャストのスクリーン 追手門学院大学

大阪・茨木市にある追手門大学へ
娘のオープンキャンパスにつきあっていってきました。

JR茨木駅から徒歩10分ほどでみえてきた茨木総持寺キャンパス アカデミックアーク

遠目には、網にみえましたが、近くによると、より立体感があるスクリーン。
光と影のおりなす景色が美しい!

桜がモチーフ 繊細さを感じさせる

近くで観察してみると…

あれ?これ…1個1個が独立してる!
つなぎめに溶接跡がみえる…ということは溶接でつないでる?
と頭がグルグルしだしてきました。


調べてみると、
リングはステンレスキャスト製。

キャストは鋳造ともいわれる金属加工法のひとつです。
キャストは、高温でドロドロに溶かした金属をあらかじめつくっておいた鋳型(いがた)に流し込み、それを冷やしてかためる方法。
一度鋳型を作ってしまえば、同じサイズや形の製品を大量生産できます。

ただ、モチーフが独立していたので、モチーフをいくつつくり、つなぎあわせて建物全体をおおったのか…作り手の膨大な労力に圧倒されました。

どうやって運んだんでしょう。
どの段階で溶接したのか…興味が尽きません。


中の図書館や教室、屋上の庭まで
どこもかしこもおしゃれ!
廊下は鏡になっており、金属、木、コンクリートや石など、素材の違いがおりなす景色のおもしろい、どこで写真とっても絵になる建物でした。

よろしければサポートおねがいします。サポートいただいたらとっても嬉しいです!