自由研究①亜種オサハシブトガラスとハシブトガラスの分類について考える。

前回始める宣言してからだいぶ日数が経ってしまいましたが、自由研究と題しまして今回は亜種オサハシブトガラスとハシブトガラスについて考えていこうと思います。

マニアックすぎますが自分の考えのメモとして書こうと思います。未来の自分、研究してぜひ論破してくだされw

では、具体的にどのような内容なのかというとオサハシブトガラス、亜種にしてはハシブトガラスと違いすぎじゃね?って話です。

具体的な差としては、
・大きさ
・鳴き声
・生態
・(骨格)

などなど。

一つ一つ詳しく書いていきますね。

1.大きさ

まずはオサイ(学名がCorvus macrorhynchos osaiなのでosai→オサイとします。)とブトとの代表的な違いである大きさです。ブトは50cm後半から60cm未満とカラス属のなかでは大きい方。それに対しオサイは40cm後半〜50cm弱ほどとかなり小さいのです。これはフォスター法則(島の法則、島嶼化、アイランドルールなどの別名も有)と呼ばれたりするやつで大型の動物が孤島に生息し続けると小型化していくというものに似ていますね。
とにかくかなり小型であるということが言えます。

2.鳴き声

これは最近石垣島に行ってわかったのですが声がかなりかわいらしい笑
方言というわけではなく全体的に声がかなり高いんですね。ブトがカァなのに対しオサイはヵアー⤴!って感じです。かなりわかりにくいですがYouTube等で聞いてもらうと違いが明確だと思います。
わかりやすい方の動画を貼っておきます。

(この方は小浜島という場所で野鳥を観察しているようで、自分が石垣島で聞いた鳴き声よりもう少し低いかなといった感じはしましたが多分気の所為でしょう笑)

3.生態

お次は生態ですね。ここがかなりポイントとなってきます。
ブトは御存知の通り基本的には樹上性でどちらかというと肉、昆虫類を好んで食べている傾向があるように思います。(海外ではブトは果実類などの方を好むという研究結果もあるようなので体感です。)
また縄張りを持ちペアで行動するのも特徴の一つで若い時期以外は基本群れで生活することはありません。

しかしまあここで説明したことを覆してくるのがオサイ。こいつらはなんと地上性が強く(島によって異なるが)群れで行動するんですね。

西表島のように殆どが森林の場合樹上性が強くなるようですが石垣島では農地や牧草地でウロウロしているオサイを結構見ました。ブトは道路に落ちてたパンを拾ってわざわざガードレールの上で食べるぐらいには地面にいたくない模様。また、群れているというのも本当で一羽いたら必ず数羽あとから出てきます。(ゴキブリじゃないですよ笑)

かなり違いがあるのがわかりますね。

4.骨格

これに関してはこの話で出しても良いのか悪いのかよくわかんないんですが、オサイは島間で骨格に違いがあることがわかっています。これについてはちょっと曖昧になってしまうので飛ばしますね。一応そんなこともあるのねぐらいに思っておいてください。


5.まとめ

以上のことからかなり違いがあることがわかりますよね。他にも細かい点をあげるとすればまだまだあります。
そこで気になるのが遺伝子関連なのですよ。自分はまだその辺りに首を突っ込んだことがないのでよくわかっていないのですが、ここまで違いがあるのであれば遺伝子が多少なりとも変化していてもおかしくはないのでは?と。(そして遺伝子が違えばほぼ確実に種へランクアップするはずという期待がある笑)

ただでさえ最近分類が変わり亜種から種へとランクアップしたズキンガラスは色彩などの遺伝子意外あんま変わんないらしいじゃないですか。違いが大きくあるのは見た目だけらしいんですね。それが許されるならオサイも独立種として扱ってもいいのでは?と思うわけですよ。(暴論)

まあそんな感じで最近色々考えています。今回の記事は情報源が頼りなく、論文も古く日本語のものしか見れていないためあまり信憑性がないと思うので都市伝説ぐらいに思っておいてください笑なにより島の間での差も激しくかなり難しいです。

これについてはオサイが八重山にのみ生息していること、カラスの研究が日本ではマイナーであることなどの理由により情報が少なくあまり調べられていない分野なのではと思います。

これは!!!いつかじぶんで解決してみたい問題ですね!!!
てことで需要のない記事を書いてしまったのですがへ〜!ってなってくれれば幸いです笑

あとこの自由研究は他の議題などでも続けていこうと思うので鳥類が好きな方は是非チェックしてくださいー!それではまたー

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