なんとも言えない酷いトーンの記者会見

おはようございます。

昨晩の夕方の時間帯のニュースご覧になりましたか?

まあ、ジャストオンタイムでなくとも、深夜や朝のワイドショーで一部ご覧になったかたもいると思います。

どう感じますか?

お亡くなりになった園児さん、お怪我の園児さん、保育士さん、保育園…みんな被害者ですよ。

あのような記者会見を保育園がわが開く必要があったでしょうか。

うん、必要はあったかもしれません。

それは亡くなった園児さん、怪我をされた園児さん、保育士さんの容体説明でよかったと思います。

しかし、どうでしょうか。

集まった記者サマがたの質問の内容とそのトーンはあきらかに加害者に向けたものだったと僕は感じました。みなさんがどうかはわかりませんが、僕はそう感じます。

直進の見通しの良い道路で信号待ちをしていた集団、何も悪いことはしていない、悪いのはどちらかクルマの「運転者」ですよね。

どちらはすぐに結果は出るでしょう。

でもどちらのクルマにしても後味の悪いものになるでしょう。

このようなときに良く思い出すのは、凶器って表現です。

よく包丁とかナイフが事件で使用されますが、それはそのように使われたから「凶器」であって、単なるモノですよね。

それとちょっと似たような似てないような感覚があるんです。

園児と保育士さんたちは何もしていないのに、暴走クルマが突っ込んできた。それで尊い命が失われた。

それなのになんか非難されるような、責任を問われるようなあのようなトーンや会見は見るに耐えられませんでした。

おそらく誰も不正や悪事に正義の鉄槌を下したいと思いますが、その力の向かう先を間違えると大きな歪みが生じることは明らかです。

そんなことを感じたのです。




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