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2021年、MTGで得た経験を振り返る

 こんにちは、くろきです。今回の記事は2021年、自分がMTGをやっていて経験したことを振り返るものです。私はMTG自体は2018年から遊んでいるのですが、今年はこれまでと比べて変化の非常に大きな1年でした。そんな2021年を振り返りながら今の気持ちを整理して、これからの目標を立てていこうと考えています。

1. 印象的な大会

◆日本選手権2021season1(4月)

 一番の転機になったのは間違いなくこの大会でした。もともと自分は比較的カジュアルにMTGアリーナを遊んでいたのですが、この頃時間が取れたことや競技イベントに興味を持っていたこともあり、日本選手権の予選に出るようになります。運よく予選を抜けることができたのが嬉しく、本戦に向けてできる限りの準備をして臨みました。

 本戦の結果は8-3で14位。あと1勝できればTOP8と、初めて大きな競技イベントに参加した身としては望外の結果です。ただ嬉しい思いが自分の中を占めていたものの、少しだけ「惜しかったな」という悔しい思いも。これがきっかけで続く日本選手権でTOP8に入ることは目標の1つになりました。

 勝って嬉しいという経験とあと一歩足りず悔しいという経験を両方味わったことでMTGで勝つことへのモチベーションが大きく上がりました。この後はSCG等の他の大会にもより積極的に参加するようになります。

◆日本選手権2021season2(7月)

 続くseason2でも8-4の成績で17位に入賞でした。season1と同様あと少しというところでTOP8には届かない結果に。致命的なミスで負けたマッチもあり、season1と比べると悔しい思いが強かったことを記憶しています。

 しかし、印象的だった出来事は大会のあとにもありました。大会に出るにあたって準備していた【ディミーアローグ】について書いたnote記事が自分の思っていた数倍も反響があったのです。大会での目標は達成できなかったものの、努力が報われたような気持ちになります。

実はこれ以外って賞金貰えるような結果はない。Insight Esportsのイベントで賞金を得たはずだったが…


2. やっててよかったこと

◆大会前の準備

 私は上記のような大きな大会に出るにあたって、なるべく使い慣れたデッキを選択することを重視していました。MTGの歴が他のプレイヤーと比べても薄く、総合的な判断力やプレイングには秀でていないと感じたためです。そんな私が他の人と差をつけるには、単純に自分の使うデッキへの理解や習熟度を高める必要があります。大会で使用するデッキは1週間ほど前に大方決めて、あとはそのデッキを回数をこなして練習する時間に充てました。

 回数をこなすと徐々に理解できることがあり、次のような事柄です。

・主要マッチアップの鍵となるカード。
・有効なサイドボーディング。
・デッキを回すうえで気を付けるべきポイント。ミスしやすいポイント。

 そのように得られた知見は大会前にメモ帳にまとめておくようにしており、空き時間やひと呼吸置きたいタイミングではメモを何度も確認するようにしていました。日本選手権のような大会で好成績だったのも、このメモがいい形で作用していたからかもしれません。

例:【イゼットフェニックス】使用時のメモ


◆noteで記事を書く

 前節のメモがきっかけでnoteの記事を書くことを始めました。メモは折角時間をかけて用意したものなので、何かしら活用したいと考えたのです。その後は書いた記事に反響をもらえたことが非常に嬉しく、積極的に書くようになります。

 noteで記事を書いてよかったと感じるのは次の3点です。

・文章化することで自分の考えが整理される。
・単純に記事が誰かの役に立てることができれば嬉しい。
・他のプレイヤーに注目してもらえる。交流を広げるきっかけになる。

 記事を書くこと自体がMTGへのモチベーションを保ってくれている部分もあり、自分にとっては非常に良い習慣になりました。いいこと尽くめ。

今年のnoteの記録 1.8万回も見ていただけたことに驚き。


◆コミュニティに所属する

 4月からAkioProsという競技コミュニティに所属させていただくことができました。他のメンバーの実績が凄まじく、気後れしてしまうこともありましたがコミュニティに所属してよかったと思える点はたくさんあります。

 特に、自分の使っていないデッキの使用感・サイドボーディングなどの情報が得られやすくなったことや、自分のデッキ構築や思考の過程に意見やアドバイスをいただける環境が得られたことが非常に大きかったです。

 またコミュニティに所属したことで、メンバーの取り組みを目にしやすくなったのも重要です。大会ではコミュニティの誰かが勝つことが嬉しく、単純に喜べる機会が増えました。大会に関すること以外でも、AkioProsのコミュニティがきっかけで活躍を知ることができた方も多く、交流を築くという点においても大きな役割を果たしていました。

 ちょっと後悔しているところは自分で積極的に働きかけることができなかったこと。積極性や実力が足りずにコミュニティに貢献できた部分は少ないと感じているので、もっと何かしら貢献できるようになりたいです。同じ大会に出る人がいたらもっと声をかけて対戦の練習とかすればよかったな…

3. 2022年の目標

 2022年の目標について書きます。

(具体的なもの)
・セットチャンピオンシップへの参加権利獲得
・日本選手権でのTOP8

 競技イベントの結果として求める目標はこの2つ。セットチャンピオンシップは世界規模の大会で、予選ウィークエンド等で参加権利を得ることができます。間違いなく世界最高峰の舞台であり、これの出場を目標にする競技プレイヤーは多いのではないでしょうか。日本選手権の方は来年度どのような形で開催されるのかはまだわかりませんが、今年は惜しくも達成できなかったこともあり、来年は辿り着きたいと考えています。

(抽象的なもの)
・楽しくMTGを続ける。

 抽象的な目標は2つ。1年間競技イベントに参加してみても、短期的に結果を出すのは運も絡むため難しいなという印象でした。であれば長期的な目で見て成功する瞬間を求めるほうがよいでしょう。そのためにはモチベーションを保ちながらMTG続ける必要があります。まずは楽しむことを前提にして、いろんな大会に挑んでいきたいです。

・交流や自分の貢献できる範囲を広げる。

 2021年は自分が想像していたよりも多くの方にお世話になった1年でした。人と関わることで自分も成長できたのだと感じており、来年も新たな交流を築くことができればと思います。また、MTGに関することで何かしらコミュニティや界隈に貢献できることをもっと見つけたいとも考えています。現状はnoteで記事を書くくらいしかしていないですが、これがもっと具体的に誰かの役に立つ形にできるようにしたいです。(例えばどこかに記事を寄稿するとか…)

4. 今後の取り組み

◆Twitch配信

 最近になって、TwitchでのMTGアリーナの配信を始めました。自分の好きな数名の配信者の方に影響を受けた部分もありますが、一番は楽しくMTGを続けることを目的にしています。無理のない範囲で続けていけたらいいな。

 配信をベースに形成されるコミュニティや交流にも魅力を感じており、配信を活かして自分に関わってくださる方の範囲を広げていくことを楽しみにしています。

5. 終わりに

 2021年は非常に環境に恵まれた1年でした。運よく最初に参加した大型イベントで結果を残すことができ、それ以降は楽しく競技マジックを満喫しています。私の恵まれた1年は自分と関わってくださった方、よくしてくださった方のお陰であり、感謝してもしきれません。来年も長い目で見て成長を感じられる1年にしたいと考えています。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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