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Guzzle Pittのこと、その七(最終回)

前回の更新から半年も経ってしまいました。
店の水没事故やらレコーディングやら年末年始でバタバタしておりまして、楽しみに待っていた方(あんまりいないとは思いますが)申し訳ありません。
そんなわけで今回はGuzzle Pittの話の最終回です。今後もGuzzle Pittは継続していくのでとりあえずの最終回、、、ね。
過去のお話はこちら、よかったら読んでみてください。


コロナ禍の曲作り

Guzzle Pitt空白の10年間のことを前回書きました。この期間は音楽仲間への楽曲提供や他のミュージシャンや劇団や映画とのコラボなど、それはそれで楽しい活動をさせてもらえたと思っています。
ところが2020年初頭くらいから始まった新型コロナのパンデミックにより、エンタメ業界、飲食業界はかつてない苦しい状況に追い込まれることになります。
そんな状況の2021年、プロデューサーのDr.HBが久しぶりに来福し話している時に「そろそろガズルも音源作ろうよ」という話に。とはいえ前回のnoteにもちょっと書いたのだけど、ミニアルバム「LOVE 10th.」を2010年にリリースした後に作った曲は2012年に友人の結婚式に合わせて作った「君が笑う」、翌年にやはり友人の結婚式用に作った「わかる」、そしてSound Summitの10周年を記念して響子と合作した「berieve in love again」の3曲のみ。せっかくレコーディングするのならフルアルバムを作りたい、でもそうなるとやっぱり10曲は欲しいよね。あと7曲か〜。(遠い目)
まあ、コロナで店も思うように開けられないから、音楽に向き合う時間は作れるよねと言うことで2022年に入った頃から曲作りを本格的に開始。以前の様にしょっちゅうメンバーが会うこともできないのでバンド内プレゼンもほぼネットでのやりとり。少しづつ曲も揃いだしました。
ただ心配なのは、Guzzle Pittとしてこの十年してなくて、私がソロでライブをしても「昔Guzzle Pittのライブに来てくれてた人たちはどこへ行ってしまったの?」状態。CD作ったところでいったい誰が買ってくれるのかという不安。。。
そこで思いついたプランがクラウドファンディングでした。このサービス自体は2010年ごろからあって、自分たちの音楽仲間にもCD制作するにあたって利用している人やバンドがいて、実際それに協力したこともありました。
そしてこのコロナ禍で、店舗やイベントの存続のための寄付を募るような形でまたクラウドファンディングというものが脚光を浴び、市民権を得てきていた時期でもありました。

そこでニューアルバム制作のためのクラウドファンディングのページを立ち上げ、そのスタートダッシュの勢いをつけるために、先行シングル曲「あの街〜Alternate ver. Special edition〜」をリリース、そのMV制作プロジェクトとしてみなさんの街の写真を送ってもらってMVを制作、発表。
たくさんの画像を送っていただいたおかげで、素敵なMVができました。

さらにはそのクラファン期間の3ヶ月の間に新たにホームページTwitterのアカウントを作ったり、メンバーによる生配信をしたりとあの手この手でのプロモーション。
アルバムタイトルは13年ぶりのフルアルバムということで「ただいま!」の意味を持つ「I'm home!」に決定。
レコーディングも音楽仲間の手を借りながら猛ピッチで進めました。

お馴染みの金ちゃん、なおさん、響子、山口紗希栄をはじめサックスにこーへー、チェロにかわちゃん、コーラスの長谷川商店、えみさんなど新たなゲストたちを迎え、今回もGuzzle Pitt Projectといった趣で豪華なレコーディングとなりました。

クラウドファンディング

そしてクラファン〆切の2022年9月5日、お昼の段階で100人いくかなあ?100万円いくかなあ?と言う状況だったのですが、最後の1時間はまさに祭り!目標だった100人も100万円も最後の数時間で超えて盛り上がりました。
みんな駆け込むねー!どうもありがとうございます。
おかげで久しぶりのCD制作も赤字を出さずにリリースすることができ、レコ発ライブも県外からサポートミュージシャンを呼んでベストメンバーで開催することができました。
多分こんなメンバーでライブできるなんてまた当分はないだろなあ。
このライブのアーカイブはツイキャスで引き続き販売していますのでよかったらご購入ください。

クラファン曲レコーディング

さてクラファンの目標も達成し、10月にCDをリリース、11月にレコ発ライブも終えました。
ところが我々Guzzle Pittにはまだ大きい仕事が残っていました。それはクラファンの10万円コースのリターン「あなたの為の一曲をガズルピットが制作」というもの。これ3枠設定していたら早々にSOLD OUTに!そのうち2人は起業されてる方で、そのイメージソングをという依頼だったのですが、残る1人は完全な個人!ホントありがたすぎます。(T_T)
そしてこのリターンのお届け予定日は2022年12月としていたのですが、結局この3曲をお届けできたのがつい先日、一年遅れでのお届けとなりました。お三方大変お待たせいたしました。(^^;;;;;
冒頭でふれた昨年夏以降のレコーディングというのはこの3曲をレコーディングしていたわけです。
これらの曲は楽曲を購入していただいた3人にも快諾していただいたので2024年にCDにしてリリースする予定です。かなり良い楽曲が出揃ったと自負しております、お楽しみに〜。

さいごに

ここまでGuzzle Pittにまつわる話を全7話(長い!)綴ってきました。自分の思い出の記録として書いてるこんなnoteをもし全話読んでくださってる方がいたら感謝感激です。
Guzzle Pittのメンバーも結成時まだ30代だったKUROとpyongchangは還暦を迎え、20代だったREOも今年50歳になります。来年には結成25周年という節目を迎えます。夫婦に例えるなら銀婚式ですよ。汗
ここまでGuzzle Pittとして発表してきた音源はCDはもちろんすべてサブスク配信YouTubeでの配信でも視聴できますので、このnoteをきっかけにGuzzle Pittを知った方も聴いてもらえたら嬉しいです。

このGuzzle Pittのシリーズを書いている中で度々出てきたSound Summitのことや、Guzzle Pittより前に組んでいたバンドのことなんかもまたnoteで書いていこうと思いますのでよかったらまたお付き合いください。

ではでは。


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