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人の夢を説く作品『仮面ライダー響鬼』

今日は地震がありましたね、長く揺れていたので棚のモノが落ちてくるんじゃないのかと思いびくびくしていました。今日は仮面ライダー回です。

1、仮面ライダーが主役じゃない仮面ライダー響鬼

私が個人的に1番好きな平成仮面ライダー作品である『仮面ライダー響鬼』ですが、実はこれ仮面ライダーが主役ではなかった作品なんです。
主人公は別にいて、なんと一般人。もちろん学校に通って普通に青春を送っている少年です。将来の夢というのが固まっていないというのを除けば……
そんな少年と鬼である響鬼(この世界では『仮面ライダー』ではなく『鬼』として扱われ、響鬼はコードネーム)という細川茂樹さんが演じる男性との繋がりが本作のメインテーマ。夢や決断に迷っている主人公と響鬼さんたちが関わっていき人間的に成長していく特撮作品でした。

2、仮面ライダーの中でも異質!? 変身プロセス

そんな仮面ライダー響鬼ですが、他のライダーとは違って変身するまでのプロセスがシンプルに面白いのです。
仮面ライダー1号では悪の組織に改造手術を施されて変身可能に。仮面ライダービルドは自ら発明したドライバーと浄化したボトルの力で変身可能に。
最近のゼロワンなんて変身条件がやや緩くないだろうかと思う(飛電インテリジェンスの社長にのみ変身権がある)とまあ「ああ仮面ライダーだなぁ」と納得できる変身プロセスだけど響鬼はどうでしょうか?
『極限まで身体を鍛え上げたら鬼(仮面ライダー)になれた』
……ん? おかしくない? 肉体を強化という点では1号と変わりがないのだが、やっていることは化学ていな人体強化実験とかそういうのではなく単純な筋トレや鍛錬(楽器の扱いとかもある)。確かに極限まで鍛えたのはわかるけど場合によっては誰でも仮面ライダーに変身できてしまうという身近さが良かったのだろう。「鍛えてますから」で変身できるのはカッコ良すぎでは……?
響鬼が使用するのは『変身音叉音角』という平安時代にありそうなデザインで音叉の形をしたアイテム(折り畳み式)、体の一部か物に当てて音を鳴らして額に添える。すると鬼の顔のようなものが額に浮かび上がって……体が炎上!?
そのまま衣服が燃え鬼へと変身。ちなみに仮面ライダーとしてはG3以来(あれは変身というか装着?)の頭部のみ変身解除可能。というか気を抜いたり、敵からの致命的なダメージを貰うと鬼への変身が解けて全裸になります。マジです。お茶の間にケツが出てきたこともあります。
そういうこともあるので、響鬼たちやサポーターとして同行している人物は常に替えの衣服をもって行動しています。

まだまだ語りたいことはありますが今回はここまでです。皆様もこれを機に仮面ライダー響鬼を見てみてはいかがでしょうか?

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