何となく寂しい

朝、いつものようにはるちゃんがいなくなったケージを覗いてみました。
カエルたちはいつものように好きな場所でそれぞれ静かに寝ています。
ケージの中を探してもはるちゃんがいないのは何だか寂しくてため息が出てしまいました。

去年の8月、つぶちゃんという小さなカエルが亡くなったときのことを思い出しました。
つぶちゃんもはるちゃんと同じで最期は私の手の中にいました。
命の灯が消える瞬間まで一緒にいました。

カエルたちは本当に小さくて軽いので手に乗せていてもほとんど体重を感じません。
でも、天国へ旅立った瞬間、ふっと軽くなったのを感じるのです。

今の今までそこにあった命、一瞬のうちにいったいどこに行ってしまうのでしょう?

次女は昨日、寝る前に「はるちゃん…」とぽつりと呟きました。
たぶん、次女も寂しいんだと思います。

カエルたちは今日も変わらずのんびりゆったりと過ごしていました。
たった1匹カエルがいなくなっただけですが、何となく寂しい日はしばらく続きそうです。

それでは、今日はこのへんで。

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