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突如アンリミjcgに現れ、予選全勝した †期待の新星†モノヴァンパイアについて


お久しぶりです。†始祖の堕天使 黒猫†(@kuronekolove420)です。

今回は、8/11のアンリミjcgにおいて私が使用し、予選全勝したモノヴァンパイアについての解説、持ち込み理由をそれぞれ書きたいと思います。比較的軽めに作成しましたので、気軽に読んでいただければ幸いです。ただの自己満です。



今回の構築においても前回私が作成したモノヴァンパイアのnoteと考え方は変わっておりませんので良ければ当時の情報以外をセットで読んでいただけると、より私の構築論が伝わると思います。(アグロプランとモノプランの話などがそれに値します。)


構築とjcgでの戦績


フルプレミアムでマウントを取っています

40枚のカード全てが点と点で繋がっており、どれが欠けても成立しないデッキと認識しております。

1回戦目 vs回復ビショップ 先6tリーサル(22点OTK) 勝ち
2回戦目 vsディスカードドラゴン 先5tリーサル 勝ち
3回戦目 vsホリセビショップ 後4tリーサル(旧マーウィン込み) 勝ち
4回戦目 vs骸ネクロ 先7tリーサル(6tモノからの7tルムサ本体出し) 勝ち

モノヴァンパイアのみの戦績 4-0

持ち込み理由

今のbo3環境デッキの傾向として「序盤に準備をし中盤にotkを決める」というのがあります。このデッキはそのようなデッキに勝つために構築したメタデッキになります。具体的には「序盤の環境デッキが準備をするターンにほどよいテンポムーヴを押しつけることが出来ること」「早期リーサルもためてからのotkも狙える、使い方によってはオールレンジ的な使用感のデッキであるということ」です。その故、ランクマッチ等で使用するのには合わず、競技環境でより輝くデッキになります。最近アンリミテッドbo3レートサーバーがディスコードにて発足されましたのでよろしければランクマッチよりもそちらで使用していただくことを推奨します。

このデッキの強い点と弱い点

強い点その① 全対面期待値4割ある
このデッキは後述しますが、前ターンワイリザ+駿馬+モノ+ヴァンピィ+1cバフで6t17点、前ターンワイリザ+駿馬+モノ+ギルネ+1cバフで6t16点、
前ターンワイリザ+キリエ進化+モノ+1cバフ×2で5t15点
などのバースト打点が早期に狙えるデッキのためどんなに不利な状況下であっても山上一枚で拾える勝ちが多いです。ちなみに上記の打点パターンは一見要求値の高いように見えますが、ワイルドリザードは頂きの闘技場で、モノはアイアロンの残骸で、1cバフはそもそもデッキに多く積んでいる、等の理由から見た目以上に揃いやすくなっております。

強い点その② 柔軟な戦い方が出来る
otkを狙わなくとも一度モノでの大打点を与えてしまえば、ルムサ本体や、ヴァンピィなどでリーサルをとれるため、柔軟に戦えるとともに考えることが非常に多いデッキとなります。実際にルムサを次ターンに使用するために前ターンに反転する翼を自軍に打ちハンドを減らしたり、ヴァンピィを次ターンに復讐状態で使用するためにハーモニックウルフをハンドに温存する等の細かいプレイングが必要になります。

弱い点その① リーサルをとるのにモノがほぼ必須である
このデッキではモノ本体に加え、確定サーチをするアイアロンの残骸、デッキ内のフォロワーを最低限にすることによってサーチ確率を上げているキリエ等でモノを手札に抱えること自体は容易ですが、モノがなければ勝つのは難しいことに変わりはありません。総合的にモノを引く確率は、感覚的には山下に埋まったリュミオールと同じです。この確率が高いと思うか低いと思うかは人それぞれだと思います。

弱い点その② 守護やダメカに対して弱い
守護においては、反転する翼やルームサービスデビルアクセラレートである程度の対策は出来ますが、ダメージカットに対しては先にモノを走らせる以外に対策がほぼありません。現環境で最も使用されているダメージカットは安息の領域ですが、このカードは破壊したところで効果がリーダー付与であるため、そのターン中に大打点を与えるのは難しく、このデッキのみならずほぼすべてのアンリミテッドのデッキが対策をするのが難しいカードの一つであるため、その点においては他のデッキより飛び抜けた弱さではないと考えております。

bo3環境においてはこの弱い点がどちらも隠せる(前者は試合数、後者は相手がビショップのデッキを2種類持ち込むのがルール上不可である、という点でそれぞれ補えている)ため、bo3向きデッキと言えます。

マリガン

先手後手共通キープ
アイアロンの残骸 ハーモニックウルフ 冒険者 ワイルドリザード
後手のみキープ
キリエ
対ネクロのみキープ
反転する翼(リーズ、大佐等の守護が早期着地するクラスのため)

回し方

進化可能ターンになる前まで1t,2t,3tとテンポムーヴをして相手の体力を15前後にしてモノリーサルの圏内に入れます。それが出来なかった場合は、7tでまでにいろいろなカードを準備することで20点以上otkをするプランに移行します(20点以上を出すパターンは無数に存在するので割愛します)。希に3,4tにモノが進化出来る手札になるのですが、モノを進化するには手札を3枚程度消費してしまうため後続が続かなくなり負けてしまうことの方が多いです。また、このデッキにはモノを走らせるためのカードが9枚(アイアロンの残骸とギルネリーゼを含めると15枚、モノ2枚目を含めると+αですが)しか入っていないうえにほぼキリエでのサーチが出来ないため一度モノを走らせると次のモノが走る確率は限りなく0に近いです。そのため、このデッキにおいては最終打点を頭の片隅に入れながらプレイをしましょう。

重要カードについて

血統の発現

このカードには祝祭の饗宴や邪悪なる指揮と同様の役割でありながらそれらのカードよりも優先的に手札に残しておきたいカードとなっています。その理由は、ヴァンピィ進化後がいる状態では1c3点に成り代わるということです。そのため、手札に1cバフが必要枚数以上になった際はこのカードの優先順位が一番低いということを頭の片隅に置きながらプレイしましょう。
ちなみに、ハンドにモノ以外のフォロワーがいない時には、モノにこのスペルを打つことによって出たフォレストバットを進化する事で1c4点になります。覚えておいて損のないテクニックなので使用される方はぜひ覚えてもらいたいです。

干絶の飢餓・ギルネリーゼ

このカードは基本的には対ハンドレスにおける回復や、進化後ベレロフォンなどの大型フォロワーを倒すために使用するのですが、忘れてはいけないのが、モノに対して進化後効果を使用することでバフがハンドに足りなくてもモノを走らせることが出来るという点です。注意点としては、駿馬や闘技場、復讐状態下のモノファンファーレ、饗宴や指揮使用後等のモノの体力が3以上でないとモノが破壊されてしまいます(1敗)。器用なカードな故に慎重に使用する必要があります。

反転する翼

このカードはモノリーサルに直接関わらないカードですが、前述した守護に弱いという点を補いながら、ルームサービスデビルの本体出しプランのためのハンド調整に一役買ってくれるので、最後のピースとして気持ちよくかみ合ってくれました。フォロワーじゃないため、キリエのサーチに引っかからないところもgoodな点ですね。(余談ですが、反転する翼のアイディアを出してくれたのがjcgをプレイヤーネーム「反転するツバサ」として出ているがむるぅ@gamuru_svさんでした笑)

ワイルドリザード

このカードがゲームに絡むとモノ単体打点がほぼ10点になります。そのため引いた際にはなるべく場に出したいのですが、一度場に出してしまうと機動二輪車に乗ってしまうため後続が出しづらくなってしまいます。モノが手札にない場合はモノサーチを優先しましょう。

希望の断片・キリエ

このカードは一見、ファンファーレと進化時効果を利用してこのデッキの安定感を高めるカードに見えますが、このデッキにおいての真骨頂はモノ疾走可能ターンに出すことで1c5点に生まれ変わると言うことです。そのためギルネリーゼやヴァンピィと違い1t早くモノリーサルが狙える可能性のあるカードとなっています。この構築においては、キリエを最大限に活かせるよう必要最低限のフォロワーしか入れていないため、プレイする又は進化することで打点orハンドを回すカードが確定で手に入ります。実質打点のような認識で大丈夫です。

頂きの闘技場

このカードは前回noteを作成したときと違い、出来ることなら場に出したくないカードに成り下がってしまいました。ベレロフォンにバフされながら安息の領域で隠されたり等のでかい裏目が多いため、基本はモノ進化可能ターンの前のターンに出す以外使い道はないですが、このカードがワイルドリザードの代わりとなってくれているおかげでこのデッキの安定感はかなり高くなっています。怯えながら直接召喚しましょう。

大まかな打点の考え方


モノ→2c6点
モノ下でのギルネリーゼ→2c6点
モノ下でのヴァンピィ→2c7点
モノ下でのキリエ→1c5点
ワイルドリザード、頂きの闘技場→2点

環境での立ち位置

このデッキのデッキタイプとしては、アグロコンボデッキになります。そのためコンボに強いコンボという認識をしていただくのが一番簡単だと思います。環境デッキで考えるならばディスカに有利だが、ハンドレスに不利というような感じです。自分自身、十分に回せていないので細かい相性表は後日掲載するかもしれません(し、しないかもしれません)。

最後に

ここまで読んでいただいてありがとうございました。このデッキはプレイ順序や、そもそもの択、分割リーサルの取り方等のプレイングがアンリミテッドのデッキにおいては難しい部類だと思います。しかし、慣れてくると細かいプレイングが勝ちにつながりやすく、上手いプレイングを実感出来るので上達を直に感じやすいデッキとなっております。そのため、是非1度プレイして欲しいと心の底から思っております。普段は変なデッキを作成したりmpランキングを走ったりヴァンパイア勝利数28000勝を擦ったりといろいろなことをしていますので、よろしければTwitterの方もフォローよろしくお願いします!また、このデッキを拡散される場合は是非ともプレイのお供としてこちらのnoteも一緒に拡散していただけるとうれしいです。
では、神に反逆する堕天使として天界に帰らさせていただく。またね~。

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