顧客の「名前」を呼ぶことの重要性
みなさんはお客様と接する時、名前をちゃんと呼んでいますか?名前をちゃんと覚えていますか?
先日、Xでこのようなポストをしました。
なぜ名前を覚える、名前を呼ぶことが商売において重要なのか? 当記事で詳しく深堀りします。
結論を言うと「人間は自分が重要人物であると認識したい生き物だから」です。
小難しいことを言っていますが、要するに承認欲求というやつです。イメージしてみてください。例えば、あなたが仕事を終えたとき、
「さすが○○さん!」
「○○さんがいないと、この店回んないからな~」
「次も絶対○○さんに頼みますね!」
なんて名指しで褒められたら、気持ちよくなりませんか?
人は誰しも、誰かに自分の存在を認められたい生き物です。存在を認められたとき、自己肯定感が上がり、自分は何者か?というアイデンティティが確立し、いわゆる『やりがい・生きがい』を感じます。
この承認欲求はあらゆる欲求の中でも上位に君臨するほど、たえず人間が求める欲の一つです。
その強さたるや、承認欲求のためならSNSで犯罪行為を自慢したり(古い用語で言えばバカッター)コメントをもらうために肌を露出したり、フェイスブックに「今○○国際空港」と書いて写真をあげて、俺様は海外出張で忙しいできるビジネスマンなんだぞ、とアピールしたり…。
とにもかくにも、誰も聞いていないのに「俺の私の凄さを知って!褒めて!認めて!」と叫ぶのが人間という生き物です。
さて、話を戻して、商売をするにあたって名前を覚える・名前を呼ぶと何が起こるのか?
ここの心理を理解できると、
・ブームや流行りに関わらず安定して売上を作る
・来客数やフォロワー数が少なくても、課金率が高い店舗、SNSアカウントを作れる
・リピーター頻度をあげて新規顧客の集客コストを減らせる
こういった効果が得られます。また後半ではSNS軸で「名前を自然に呼び、効果的にファンを増やす具体的アイデア」も書いているので、ビジネスを展開している方はぜひご覧ください。
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