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#95 自分の踵で踏みしめる大地。


12月のあたまにケガをして以来、ずっと浮かしてきた踵。




ようやく3ヶ月ぶりにそ自分の踵で地を踏むことができました。




リハビリである程度解してもらったあとに、座った状態から体重計に


「痛くないところまで踏んでみて」

と言われ、恐る恐る徐々に脚に体重をかけていく。痛みが強い患者さんはこの時点でかなり痛むらしい。




ゆっくりと動き出す体重計のメーター。






でもまだ痛みは無い。



そして、転院時にお世話になった歩行器を持ってきてもらい、遂に



「じゃあこれに掴まってゆっくり立ってみて。痛かったらすぐ座ってね」

と声がかかる。





座っていた台から、ゆっくりゆっくりお尻を浮かせ、踵に体重がかかっていく。






すると気づかずうちにまっすぐ立てている。





良い意味での凄い違和感。踏んでいる地面から跳ね返されるような感覚。



歩行器を掴みながら何度か立ち上がる・座る、左右に身体傾けたり。坂になっている板を踏んでみたり。



少し痛みは伴うものの、激痛までは行かなかった。



それから「ゆっくり歩行器で歩いてみましょう」とリハビリ室を何周かして。てっきりこのまま歩行器に頼るのかなと思ったら



「じゃ次は何も持たずに歩いてみて」


と言われ、歩行器も杖も持たずに歩いてみる。



痛みはすこし出るものの、バランスを崩すほどではなかった。


 


歩行開始してみて、今までどのトレーニングも必ず後から役立つんだな…と再認識。



平衡感覚や体幹悪かったらバランス崩して転倒のもとになるし、指先の動きだって固かったら躓く原因になる。




未だに継続してるタオルの手繰り寄せ、ビー玉掴みも効果出てる。





結局、後ろから付いてもらいながら歩いた結果。


「大丈夫そうだからそのまま何も持たないで歩いて良いよ」


と指示が出ました。






ということは・・・




もうおそらく着脱が大変だった装具も使わないし、車イスどころか歩行器も杖も不要





まだまだぎこちない歩き方にはなってるけれど、退院への大きな進歩が出来た日だった。





これでもう少し脚の筋力が柔らかくなって、自然に歩けるようになったら日常へ戻れるはず。




健康な日常がどれだけ有り難いか・・・。





見出し写真は昨日、外歩きに出たときに発見した、主に鹿児島以南で見れる『ガジュマルの樹』  




病院から結構離れたところにあるから、今度は『自分の踵で踏んで』ガジュマルを見に行こう。


まだまだ自然たっぷりな島だから、見たいところはたくさんある。





LINEやTwitterでコメント下さった方。
本当にありがとうございました。


あと少しの辛抱だと思うので、足元気を付けながらPTさんの力をお借りしてリハビリ継続していきます。
      










スニーカーから1日目!!!!

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