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シーホーセズが!あのシーホーセズが!

ラジオ、ラジオ、ラジオ。ラジオと言えば、かなり前になるがゴールデンウイークにトクマルシューゴさんがラジオでホライズンの「期待」をリクエストしてくださった。自分たちの曲がラジオで曲が流れるなんて滅多にないから「ひゃっほ〜!」と盛り上がったものだ。そのラジオ、リアルタイムで聞いていたわけではなくあとで倉林に教えてもらって知った。ちょうどその時は、ツアーから帰る渋滞の中だった。で。本題は、その後です。その時のラジオをたまたま聞いていた当時小学生の女の子が「お母さん!ライブ行きたい」とご両親に懇願し(ここは想像ですが)、1ヶ月後の440(下北沢)で行われたライブに来てくれたという素敵な出会いがあった。確か出番が始まる前の外でウロウロしてたらお母さんからエピソードを聞かしてもらって「嘘!ほんとですか!」ってなった。ちゃっかり王舟のバックでフルートを吹いていたmmmと共にダンスを踊ってもらった(ありがとう!)。そんなこともあってか「ラジオすげ〜や」と思ったことがある。

ラジオ、ラジオ、ラジオ。ラジオで思い出すその2。大学の先輩が福島の実家に荷物を運ぶとかいうことで引っ越しのお手伝いをした時のこと。夜な夜な車を走らせて着くと、当時の先輩から想像できないくらいの立派な庭のあるでっかい家がそびえ立っていた。いつもその先輩はボロボロのツナギを着ていたので、何とお上品あな家だこと!とビックリしたものだ。家に着くと礼儀正しくご両親があたたかく迎えてくれた。私と友人はその日、泊まらせてもらうことになり引っ越しの疲れを癒した。朝、起きると朝食を用意してくださっているではありませんか。そして先輩のご両親、先輩、私、友人の5人で机の朝食を囲んで食べた。ちょうど、その時ラジオが流れていた。私は自分の経験上でラジオを聴きながら朝食を囲むという思い出がなかったので、新鮮でビックリした。各家庭それぞれの朝、それぞれの普通があるんだなと感じた。ただラジオのニュースが流れているだけなんだけど、凄く不思議な外国に来たような気になったのを覚えている。

ラジオ、ラジオ、ラジオ、ラジオ3。大学受験の時に勉強と称して夜な夜な漫画ばっかり読んでいた。漫画も読み飽きて手持ち無沙汰になり小さな音でラジオを朝までよく聞いていた。その時、親から「四当五落」というよく聞かされていた。「四当五落」というのは、勉強熱心なあまり4時間しか寝なかったものは試験に合格して、5時間も寝てしまったものは試験に落ちるという言い伝え。私はその言い伝えの「5時間寝たら多い」というところだけを信じてただただ起きていた。歴史の本を片手にラジオに齧り付いて聞いていた。そんなことを思い出した。あれはオールナイトニッポンだったな。

ラジオ、ラジオ、ラジオ、その4。大学に無事受かって、一人暮らしが始まったばかりの時、金曜の深夜に渋谷陽一の「ワールドロックナウ」というラジオを楽しみにしていたこと。ちょうど、ストーンローゼスが解散して、ギタリスト、ジョンスクワイアがThe Seahorsesというバンドを立ち上げたばかりの時。2週間後に「アルバムが出る!」と盛り上がっていた(私だけ?)矢先のラジオ、もしかして音源が聞けるんじゃないかと、今か今かとドキドキして待っていたのを思い出す。そしてついに曲が流れた瞬間、「来たーーー」と深夜に私は音楽でイキそうになった。それほど期待値が高かったんだと思う。ああ。青春。正座して深夜にメチャクチャ興奮。確か「 Love Is The Law」だと思う。実際には曲がどうとか、よくわかっていなかったが「最高だよ!最高!」自分に言い聞かせるように1人エツに入っていた。

https://youtu.be/hVzUFNWIYM0


「ラジオ」に関してはそんな思い出っす!The SeahorsesのCDないかな〜と探したら、ちゃんとありました。懐かしい。


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