JO1・金城碧海のどんなところに転がり落ちたのか

前回書いたこの沼落ちnoteを想像していたよりもたくさんの方に読んでいただけて、本当に嬉しいです。ありがとうございます。


で、金城碧海くんに自分でも驚くほどのすごい勢いで転がり落ちた理由や好きなところを改めてゆっくり考えた。
ファンになることに対して『転がり落ちた』という言い方は変かもしれないけど、でもそうとしか言えないスピードだったからあえてそう表現している。


最初はシンプルに、クールな見た目だけど面白いことをするところに惹かれた。
初めて見たのが購買ダッシュだということもあるのかもしれないけど、「すらっとしたスタイルの良いクールな見た目の子だな」と思っている間もあまりない勢いでものすごく足が速いところを見せつけられて、完全に置いていかれた。良い意味で。細身イケメンの猛ダッシュの破壊力はすごかった。
「えっ、この子こういう……こんなにノリの良い子なんだ!?本当に足も買い物も速いな!?」となり、何となく気になった。ただこの時点ではまだ皆の顔と名前が一致していなかったし、気になるから続きも見てみようくらいの軽い気持ちだった。
まさか購買ダッシュを見た約1ヶ月後に碧海のプラメを取るようになり、2ヶ月後にFCの月会費まとめて払いコースに申し込むとは自分でも思っていなかった。人生本当に何が起きるか分からない。
次に、これも良い意味で芸能人らしくない普通の人のような表情も見せてくれるところ。パフォーマンスの最中はそれはもうキラキラしていて、努力を重ね続けてここに立っているだけあるなあと尊敬するほどの眩しさを見せて、トークでは大阪弁で年相応の顔で楽しそうにしている姿に本当に和む。ガンガンツッコミを入れるタイプかと思っていたのに、意外とふわふわしているしボケたりふざけたりするのがやっぱり良い。
お辞儀が深いところも良いなあと思う。最近再配信されている日プを見ていて、お辞儀が本当に深い。色々な気持ちを全部込めて頭を下げているんだろうな。
年上に対して敬語を使うところも大好き。日プで焦って感情が思い切り出てしまっても仕方ないような場面でもしっかり敬語を使っていて、こういう礼儀が染み付いている子なんだろうなと思った。最終順位発表式を見ていて、挨拶を終えて席に座る前にマイクを返すあの時、両手で返してたのも素敵だった。なんてことのない些細な動作だけど、そういうところにこそ人の素が出ると思うから。
それから、一番好きなのは一生懸命話すところ。同じく日プを見ていて思ったけど、この頃から人の気持ちを考えてゆっくり言葉を選ぶ性格だったんだな。何を話す時でも自分の中にある感情をどう言葉にしたらいいのか、どう表現すれば誤解されずに相手に全部ちゃんと伝えられるのかを真剣に考えているように見えて、もちろん短い言葉でまとめられる人も格好良いけど碧海みたいに丁寧に言葉を探して伝えようとしてくれる人も本当に格好良い。
特にデビュー評価のパート決めの時の「変えられたことに対して『最悪』とか『嫌』とか別に全然思ってなくて、このサブボーカル7で自分なりに表現しないとダメだなって思ってます」っていう発言を聞いて、自分が碧海の立場だったら思わずネガティブなことが口をついて出そうだし、そんな風に腐らずに前を向いて頑張ろうって言葉に出来る強さを見習いたい。
そしてFCに入って少し経ってから、碧海がJamming with JO1で一人で担当した回があると知って聞いた時、落ち着く声と話し方だなと思った。柔らかいからかな。穏やかに話しかけるような速度で進む話が本当に心地良い。碧海本人は「話すのって難しい」みたいに言うことがあるけど、私は碧海のその話し方や話す時のテンポ、表情、言葉の選び方が大好きだから出来れば気にせずにのびのびと話してほしい。ただライブなどでは確かに時間の関係もあるだろうから、プラメとかブログでいっぱい読みたいしラジオで聞きたい。金城碧海という一人の人が普段何を考えていて起きた出来事についてどう捉えているのか、どういうことを楽しい、嬉しいと感じるのか。そんなことをこれからもずっと教えてもらえたらファンとしては嬉しい。好きな推しの話はいつまででも聞いていたいから。
あと、プラメが可愛い。これ食べた、誰といるよ、皆はどうしてる?ラジオと同じようにそんな風に語りかけてくるかと思えば、時々自分の写真を送ってくれる。その写真も生身の人間感が強い。実在しているけどとても遠い存在のアイドルから感じる、生きているという事実。当たり前だけど、アイドルは同じ人間であっても決して近い存在ではない。むしろ遠い。下手をしたら、遠すぎて現実味がない。でもプラメで食事の話や他のメンバーとの話、今何をしているかといった内容に触れられていると、碧海はちゃんと存在しているんだと当然のことを思う。遠いことに変わりはないけど、『JO1・金城碧海』の存在が少し現実味を帯びてくる。神格化しているわけではないけど個人的にアイドルはそれくらいの存在や距離感だと思っているから、こうしてふとした時に見える人間らしさが良い。とにかく、月額440円でこんな風に感じさせてもらえるなんてありがたい。
何より、碧海のプラメを読むと自分も頑張らないとなと元気をもらえる。仕事で理不尽なクレームを受けてもう今すぐにでも帰ってそのまま辞めてしまいたいと思うくらい疲れても、プラメを読み返して「年下の子がこれだけ頑張ってるんだから」と思える。
そしてもちろん、顔とスタイルと歌声、ダンスも大好き。最後に書くのがそこ?って自分でも思ったけど、これらが好きなのは当然。でも碧海はなぜかたまに自信がなさそうに見えることがあるような気がして不思議。自分があの顔とスタイルだったら確実に調子に乗る。だってもう顔立ちが綺麗なのは見れば分かることで、もっと言うなら骨格から綺麗。顔が小さくて鼻筋がすっと通ってる。人の見た目について触れる時に「骨格が綺麗」って言ったのは碧海が初めて。歌っていても綺麗な声で、ダンスだって長い手足が映えて格好良い。好きにならない理由がない。

ちょこちょこ見えるギャップが好きって気持ちもあるけど、結局碧海にハマった1番大きい理由はこの人の考えていることを知りたい、見ていたいっていうただそれだけの単純な理由なんだと思う。単純なんだけど、自分にとってそれはすごく大きい。格好良くて歌とダンスが上手い、その魅力だけだったら好きにはならなかった。そういう人は芸能界にきっとたくさんいる。碧海の、アイドルなのに人間味があるところから目を離したくない。
不安そうな人がいると放っておけないくらい優しくて歌にもダンスにも一生懸命で、ちょっとだけ不器用そうでまっすぐ。日プ再配信を見ていると、碧海をリアルタイムで追いたかったなとますます思う。けどデビューして数年が経ったこのタイミングだとしても、金城碧海という人を知ることが出来てやっぱり良かった。
たとえ動画を見たとしても顔と名前が一致しないしなあ、と言っていた私に購買ダッシュとTigerのMVを教えてくれた友人に改めてお礼を言いたい。

購買ダッシュは以前のnoteに載せたから、今回は5月に東京に向かう新幹線に乗っている時に友人が送ってくれたMVを載せる。時間はいっぱいあったのに「今から見ます!……すみません、見たいのにイヤホンをスーツケースに入れてしまってすぐには出せないので見られませんでした……」という間抜けな返事をしたことが昨日のように思い出せる。そんな状態から今こうなっているんだから、前半にも書いたけど人生は何が起きるか分からないしそこが楽しい。

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