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国際物流網(輸出)に載せるまで(フォワーダーの方との話)

アゼルバイジャンに送る日本語書籍を国際物流網に載せるまでの話を
以下の3回の内容で書く、今回が2回目。
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1回目は、航空会社の方との話
2回目は、フォワーダーの方との話
3回目は、実際の輸送の話
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黒坂図書館年表(以下の投稿を参照)に沿って書いて行くシリーズです。

<フォワーダーの方との話>
国際物流について学んだこととして以下の項目があります。
・航空会社は荷主と直接に輸送の話しができない
・なので、代理店を通して依頼をする必要がある
・代理店をフォワーダー(Fowarder)と呼ぶ
・輸出国に応じて気をつける点が色々ある

フォワーダーの役割は、
空輸以外の部分の荷物の取り回しの一切を取り仕切ることにあります。
実際に私たちがやり取りをしたのはこのフォワーダーになります。

前回の輸送でお世話になったフォワーダーは、
DHLグローバルフォワーディング(以下、DHL)です。
実は、シルクウェイ・ウエスト航空の小川さんからの推薦で、
DHLにお世話になることになりました。

その理由は、DHLだけが現地バクーのヘイダル・アリエフ国際空港に営業所を持っているからでした。日本での荷物の集荷からアゼルバイジャンでの荷物の配送までを一貫して1社で実施できることが最大の利点と教えて貰ったからでした。

小川さんがDHLに連絡をして下さり、1週間ぐらい経ってからDHLグローバルフォワーディングの方からメールで連絡がありました。非常にありがたかったのは、営利目的ではない本の輸送であることを事前にお伝え頂いていたことです。これにより結果として、DHLにも協賛という形で、破格の輸送費のご提示をして頂けるとことになりました。

早速、担当の神野さん(現在は退職)にアポを取って曳舟にあるオフィスを訪ねることになりました。下の写真が、神野さんとの1枚。

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神野さんには本当にお世話になりました。というのも、輸出と言うのは人生初でして、単に郵便局から送るのとは訳が違います。必要書類はこれとこれ、フォームはこれ、記入方法はこう。といったことを手取り足取り教えて頂けたのは本当に助かりました。

必要書類の中で入手が難しいなと思ったのは、原産地証明書でした。
これは、商工会議所が発行する書類でして、個人や個人事業主では取得できません。会社でないといけない。でも、よく考えたら黒坂図書館のメンバーに会社を持っている人がいたので、この辺りの書類を集めて貰えることができたのは本当にラッキーでした。
一時は、自分で会社を作らなきゃって真剣に思っていたので、
この件を仲間内に話したら、即解決でした。。。。仲間って大事ですね。

実はDHLを訪問したのが2016年6月28日午後なのですが、
同日の午前には神奈川大学を訪問していました。
その日はさらに、DHLが終わってから四谷に移動して、情報出版センターにも訪問していて、自分の中では色々な意味で思いで深い日になっています。

DHLでは神野さんにも黒坂図書館の話をさせて頂いて、協賛という形でも良いというお許しを上司の方に掛け合って下さりました。
本当にありがたいなぁと思っています。

次回は、実際の輸送の話を書きます。

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