先週にそれはそれは面白い飲み会がありました。

実はCOMEMOのKOLメンバーだけで、飲みに行った初めての飲み会でした。

今回ご一緒させて頂いたお二人は、倉成さんと黒澤さん。広い視野と深い洞察力を持ち合わせていたお二人です。

お二人の note（以下においときます）はお二人らしい内容です。

このメンバーでどんな話をしていたかと言うと、倉成さんの近況や学校での講義の話、黒坂のバックグラウンド、黒澤さんのマーケティングコミュニティの話、マーケティング体験の話、旅の話、そしてCOMEMOについて。。。

COMEMOについての話は、そのうち運営の方とお会いしたらお話ししたいと思っています。結構、真面目な話をしたんですよ。とはいえ、主力はお二人でしたが。

色々と話した中でも私がとても面白かったテーマがあります。

それは倉成さんが振ってくれたもので、「自分の人生でのマーケティング体験」というのがテーマでした。

倉成さんから披露してくれた人生最初のマーケティング体験というのが、
小学校の頃の話でした。

色々な子供達が将来の夢を語る場面があり、男の子なら野球選手が多く、
女の子であればお菓子屋さんといった職業が多い中で、みんなと同じではツマラナイと思い、考えた将来の夢は、「発明家」！先生にも褒められ、両親だけも喜んで、さらにはおじいちゃんも喜んで発明家と書かれた紙のコピーを家に飾ったりと鮮烈な印象として残っている出来事なのだそうです。

実は、私にはマーケティングと言われてもあまり馴染みがなく、自分のマーケティング体験と言われてもすぐには思いつきませんでした。

私は、アホみたいに「マーケティングって何ですかね？」と聞くと、すかさず黒澤さんがマーケティングの4P(Product, Price, Place, Promotion)について教えて下さり、何となく分かったような気になったので、自分のマーケティング体験（と思うものを話してみました）。

私の場合は、結婚するだいぶ前に妻に200通を超えるラブレターを書いたことがマーケティング体験になるかもと話してみると、それはマーケティング体験らしいのです！

どう4Pに当てはまるかはよくわかりませんが、誰もやっていない手紙で、郵送して、かなりしつこく、コンタクトし続けた事が功を奏したのだという事？

一歩間違えばストーカーと言われかねないですが、結果オーライという事ですかね。

実は黒澤さんの話が最高に面白かったのですが、これはいつかご本人にお聞きになってみて下さい。ゴリゴリのマーケター目線かつマーケティング用語をバリバリ使った黒澤さんのマーケティング体験の説明は笑いを堪えるのが多分無理だろうと思います。。。

さて、最後になりますが、私自身の超個人的な感覚の話をひとつ。お二人に自分のマーケティング体験を話しているときに、かなりしっかりと感じた恐怖があって、それはもし5年前にお二人を今日の会をしていたら本当にヤバかったかも、というフラッシュバック的な恐怖です。この恐怖感はかなり個人的な理由によります。

5年前は前職の会社に転職したてで色々な意味で自信を失い、本当に自分は無力な存在だと打ちのめされた経験があるんです。こんなキラキラなお二人（黒坂目線）に自分を曝け出すなんて、このままでは精神的にボロボロになってしまう、、、、と背筋が一瞬凍りました。と、背筋が一瞬凍った次の瞬間で解凍していたので、5年前の自分とは変わったのを再確認できました。

そう私はこの5年間で成長したのです。今の自分以上の自分を今この瞬間に表現する事を諦めたので、もしかすると退化というのかもしれません。

この諦めというものを知り、知ったが故に気楽になり、
今更マーケティングって何スカ？って聞けたり、
あまり人に対してビビらないようになってしまいました。

そんな素晴らしい恐怖感を再体験する事ができて、初心というかこれからも頑張ろうって思える素晴らしい日になりました。

人と会うってのは、本当に自分を知る良い機会なんですよね。また会いたいなぁ、倉成さんと黒澤さんに。。。

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