エンデュアリング・アプリシエイト。
やぁ、いらっしゃい。土曜日の夜をいかがお過ごしでしょう。
やるべき時になかなか対処しきれず、結果、後になって山となる。
今まさにそんな状態だけど、一つずつ済ませていく。
どこかで余裕の出るタイミングが来るんだろうけど、焦ると良くないね。
色々やる事が多いっていうのはいい事なんだろうと思いたいところ。
ある日、現れる。
Y氏はnoteで知り合った女性。
まだnoteを始めて期間は浅く、約2ヶ月くらいかな。
精力的に発信を続け、とても記事には活気があり人気の新鋭。
noteには毎日多くの人が加入し、その多くが動かなくなる。
残念だけど、自己発信って簡単なようでいて難しいのかもしれない。
そんな中、アイコンがデフォルトの猫さんを使用していたY氏を知ることになる。
今でこそ言えることではあるが、このデフォルト画像。
「猫」「犬」「羽ペン」「ボール」「メガネ」…
等々あるのはご存知な方も多いと思う。
初期の頃はアイコン一つにしても超熟考。
その上でなかなか決められず、デフォルトを使用するという人も多い。
中には未設定で人影の顔みたいなアイコンで継続している猛者もいる。
あれ、色違い多いけど配色に理由とかあるのかしら…
そんなY氏を知った時はまだまだ「デフォルトの猫さん」だった頃の話。
心を休める。
Y氏の事を話すのは少し早計か…
そう思いつつも記事にする。
最近…といってもそもそも二ヶ月なので期間自体が短いんだけど。
その内の部分までは分からないが、
それでも断片を多く記事に残してくれているので"どんな人"かを知っていくことの時間はかからなかった。
ご主人がいて、小学生のお子さん二人がいる。
育児真っ盛りのお母さんだね。
Y氏は現在休職中だという。
理由は"抑うつ"ということだそう。
原因は職場内での人間関係で精神的に追い詰められてしまったそう。
精神科の診断を受け、一年にも及ぶ服薬と就業の合間で心をすり減らしながら日々頑張っていたそう。
しかしながら、この"原因"とされる職場内の人間関係が改善されないまま、薬と診察を繰り返す状況。やはり心が保つこともなく、徐々に立ち行かなくなっていき、そして休業。
"うつ"であるか"抑うつ"であるかの判断は本人の記事でも、実際のやり取りが書かれていた。ここでは語らないがぜひ辿り着いた暁にはY氏を知るきっかけの一つにしてほしい。
しかしながら、この「ピンクラベル」。
既に30名を超える人物のお話を書いてきたが、noteを始めるにはきっかけがあり、その各々が"理由"を持ってやってくる。
もちろん"うつ"や"精神疾患"の経験を持ってやってきた人もいて、心の支えの一つとしてnoteが役割を担っているケースも多く触れてきた。
"書く"を始める。
「書くことは嫌いじゃない」
そして、読むこともY氏の苦とするものではなかった。
しかしながら、徐々に徐々に億劫になっていく。自分の考えを表現することが難しいことに気付いていく。
日頃の生活から、感じたことに不安を感じる。
「このままだとストレスヤバいかも…」
何気ない事が出来ない、気力が起きない。
"抑うつ"ということもあり、休職中ということもあり、過敏に心はすり減る事もあったんじゃないだろうか…。
その時に思い出すように「note」の存在を思い出す。
負担にならず、短文でもいい。つぶやき機能も実装され保存されていく。
そんなnoteに、自身の考えや病気のこと、趣味などを発信していければ…というところから開始することになる。
毎日たくさんnoteを読んでいくと、書き手の想像をするようになる。私の個人的な意見なんだけど、書いている表現をどう考えてひねり出したのか。読むほどに面白さが分かるようになる印象がある。
初期の頃と日が経った頃だと、読み手と共に作者の育てられていく。
人間関係で疲れた人がたどりつくnoteの場は、優しい人が多く共感もあり、学びを共有していくことで自信も作られていく。
この時、ささやかでも"書く"を選択したY氏の判断は、多くの出会いをもたらしていく。
"書く"を続ける。
書き出すと様々な壁というか、悩みというか、立ちはだかって来るものがある。
"書く"のは"言う"よりも案外難しい。
書いている人が大半のnoterであれば分かると思うけど、話すときは多少適当でも何とかなる。しかしながら文字となると、訳わからなくなる事も多くなる。
何をどう表現すればいいか?
うまくスマートに伝える適切な言葉とは?
悩み始めたら深みにハマるし、こればっかりはどれだけ積み重ねても必ず現れる難関らしい。もちろん私も余裕で壁にぶち当たる。
Y氏はとっても真面目な人。
よりよく伝えたいが為、本やKindle電子書籍を読んで研究してみたり。
その結果、きれいな文章が出来たけど"自分"と違う…なんて思いも持ちつつ、表現の沼にハマっていく。
見ている限り、苦痛な雰囲気ではなく"生きた表情"を文字から感じ取る事が出来る気がする。
「自己表現が難しく億劫」になっていた初期とは変わって、ポジティブな悩みを抱えつつ、それでも発信を楽しみ、他のクリエイターから学び、交流をする。
恐らくその頃に私もY氏を知ったんじゃなかったかな。
よく、コメントもくれるし、色々と自己表現をしていて活発な人だなと思っていた。初期の頃は抑うつだったところまでは分からないからね(* ᴗ͈ˬᴗ͈)
せっかく書くなら、多くの人に見られ、より良く。
Y氏のは今ではnoteの重鎮のように、よく見かけるようになる。
広がる交流、承認、積み重なる自信。
ふと見たささやかな日常の記事にも心を動かされるものがあった。
色々学んで動いていく内に、
Y氏の"らしさ"みたいな部分に触れられる機会が多くなる。。
エンデュアリング・アプリシエイト。
「自分の"活動軸"って何だろう」
noteあるあるで、いろんな事を書いているとどこに"軸"があるのか分からなくなるという事がある。
これはまぢで定期的な波として押し寄せる。
自分ではしっかりと軸を持っているつもりであっても時折ブレることなんてよくある話。
Y氏は人づてにそれを知る。
「Yさんの記事は"感謝"と"喜び"の記事は読んでほっこりする」
無自覚だったY氏は自然と記事を書く際に"感謝"をしている事が多い。
確かに多い、というかこう書いて思い出していくと毎回感謝してくれている気がしてくる。
元々、苦労も多く今に至る。
人間関係で悩み疲れて、休職。
オンラインでも画面の先には人がいて、その人を喜ばせている。
行き先のなかった"感謝"。その胸中を思うと締め付けられるよう。
noteを楽しむ時間はあくまで生活の一部。
それでも、傷付いた心が少しでも癒やしの時間に変わるなら素晴らしい。
今まで子どもとの何気なかったやり取り。
「あ、これは記事になるのかも…」
ふとお出かけに行った時も。
「ん、これって記事にいいのかも…」
少しずつ自己表現の出来なかった自分は影に隠れていく。
出会う全てに、読んでくれる全てにありがとう。
きっとあっという間だけど、随分と濃い2ヶ月だったんじゃないか。
無理のないように、気楽にいこうね。
これから。
Y氏はとっても真面目で行動力がある。
猫さんアイコンを卒業し、自画像のAIイラストに。
一層人柄が分かるようになっていく。
毎日の連続記事にも積極的に立ち向かい、近況報告。
そうすると仲間たちが集まり、仲間の元へ顔を出す。
行動力が際立っていて、SNSでも朝に声をかけてくれるようになり、ルーティンに組み込まれていく。一体どれほどの人の動きを見ているんだろう。ただただ感心する。
時間を使うだけじゃもったいない。
きっと楽しみながら"文章の上達"はもちろん”心の交流”も上達しているんだろうなと勝手に推測する。
そんなY氏は私の大切な友達さ。
いつだって応援しているよ。
願わくば、感謝と喜びが巡り巡って、幸せに包まれていきますよう。
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ここまで読んでくれてありがとねっ!
私のnoteのサイトマップ。
自己紹介から、各種紹介が下記より一望できます。
ぜひ、ご覧ください。
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