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浮気男子と裁判女子。

やぁ、いらっしゃい。今日はいいことあったかい。

Apple Watchをいつも付けてるんだけど、スキとかフォローとか通知がくる。
よくブンブン手首を刺激してくれて、感謝が尽きない。

SNSも一緒にやってると沢山届くので、どれがどれか分からなくなるけど嬉しい。
登録してるドラッグストアの通知だったらガッカリしちゃう、もうどうしてくれるんだよ。

仲良い夫婦ばかりでもない。


令和元年度の司法統計によれば、調停離婚の総数は22,893件となっているらしい。 離婚した夫婦の10組に1組程度の方が、調停を利用して離婚に至っているという情報をググったら分かった。

更に調べてみたところ、2010(平成22)年の離婚件数は約25.1万件。2020(令和2)年には20万件を切り、2021(令和3)年は約18.4万件と減少傾向という話。

へぇ、じゃあ離婚の件数自体は減ってるんだね。何よりじゃないか。
と思いつつ、別のソース元を探り出す。

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なお、婚姻件数は2010(平成22)年には約70.0万件、2021(令和3)年は約50.1万件となっている。とのこと。

え、え、待って大体10年で20万件も結婚件数減ってるんだね。
少子化もそりゃ促進するよ。2023年度上半期の出生数も37万人台だって言うし、少ないよ。

異次元の対策も期待出来るのかどうか。
うーん、日本暗いなぁ。

今回はそんな離婚と係争のお話だよ。

仲良し夫婦。


C氏は私のかねてからの友人。

学生時代からの付き合いだね、社会人になった頃はやや疎遠だったけどSNSが流行りだして繋がりが復活したって感じ。

ちなみに一度、当記事にもちょい訳で登場もしている。

人を選ぶ性格で、若い頃はだいぶ尖っていて見る人が見れば怖がられるタイプ。

C氏に言わせれば私の若い頃の方がきつい性格をしているとのことだけど、心外だな。私はとっても優しいよ。と思っている。

自分の事を人が見てるとまた違うように写ってるんだろうね。

C氏はかつて結婚しており、旦那さんは某セキュリティ会社の営業マン。
イケメンで、物腰も柔らかいいい人って感じ。

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同僚もイケメン揃いで、この会社は顔も査定に入るんだなって印象を勝手に思ってた。オファー待ってます。

出会いは共通の友人の紹介。旦那さんの優しい雰囲気と容姿に一目惚れするC氏は程なく交際、後に結婚することとなる。

それなりに相談もされたけど、相談のフリして惚気にすり替えられるやつね。

円満家庭生活。


C氏と旦那さんは結婚後、長く時を置かず子供が出来る。
上は女の子、下は男の子。ちょうど一姫二太郎ってやつだね。

あれ、姫1人太郎2人じゃないからね。姫が先、太郎が後が良いって話らしいよ。え、どうでもいい、うるさいな。笑

程なくして、家まで購入することになり円満は絶頂を極めていた。
後から聞いている話なので、この時期はあんまり話聞いてないんだよね。

まぁ、相談事なんて幸せいっぱいの時にする必要ないからね。

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家は俗に言う、第一種低層住居専用地域。塀付き庭付き一戸建て。家の高さも制限されてて見通しのいい住宅街。人気の地域で結構なお値段だと思う。

元々、線路を境に高所得層と低所得層のはっきり分かれるような地域の出身でその近くに家を置く。

こだわりの間取りと内装、外壁。
注文住宅で色々手を焼いてくれる工務店さん、それはそれは熟考を極めたことだろうね。

そんな幸せな家庭、崩壊の手は徐々に迫っていた・・・。
あ、こういうとこでここから有料記事です、がテクニックなのかな。

浮気発覚。


結婚4年目。新婚シーズンも終了。家庭の和が出来てこれから人生固めていこうという時期、子供も健やかさ。

そんな時、旦那さん。やらかしちゃったんだよね。

セキュリティ系の営業だからこそ、夜も遅いのは仕方ないのかな。
と、思わせておいて浮気してたみたい。イケメンが裏目に出た形。

バレたのはよくある、スマホに証拠が残ってたパターンね。

知り合った経緯は会社の宴会と偽って開かれた合コンに参加。
そこで繋がり出来たみたいだね。もう絵に書いたような王道。

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C氏はもちろんブチギレ。私も相談受けたもんだけど、怖い。
学生時代の鬼の面を熟成させて、更に強化したような鬼の面。

問い詰められた旦那さん。許せないC氏。
この争いは一気に係争へと発展していくことになる。

旦那さんは法テラスを利用したり、C氏は弁護士紹介してと言い張るし。
お互い、戦闘準備を着々と進めだす。同じ屋根の下で行われてると思うと戦慄するね。

離婚調停。


当事者の白熱に対し、裁判は淡々と進む。

と言っても、弁護士同士が裁判所で相互の意見を弁論。
証拠の提出、状況の整理、慰謝料金額設計。

何度も繰り返し、裁判は定期開催。
毎回状況報告をし、スマホの端から端まで調べ上げ、SNSも過去に遡り検索をする。

また、財産分与の争点はやはり家。土地含めて高額。ただ、同時に住宅ローンの債権も抵当権付きで張り付いている。片方が持って、半分を片方が持つなんて芸当出来やしない。

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そうなると、まだ新築に近い家に業者の査定が入る。
もちろん、ローン総額よりも価格は落ちて算出される。

1年半にも及ぶ係争は、C氏も旦那さんも十分にやつれさせた。

双方の家族も最初は搾り取れと言わんばかりに息巻いていたが、争うのは当事者のみ。外野の応援は長期戦には不向きだよ。

ある時を境に、会話もなくさすがに一緒の空間には居られないと旦那さんは別居することになる。
もうその頃には幸せな家庭という空間は存在しない。壁にかけられていた結婚写真も処分した。

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結果的に、家は売却処分。子供の親権はC氏、養育費を毎月請求。慰謝料請求は妥協のような金額で和解終結する。

とことんまで揉めていけばもう少し好条件になる可能性だってある。
だが、日本の民事裁判は大体この和解で終わるケースが多い。

長くなっても状況は変わらないかもしれない、弁護士だってお金がかかる。
裁判所から期日報告の郵送がくることだって苦痛。

揉めるなら、最初から落とし所を設定する方がいい。
無茶を言えば、悪いと思っている相手だって全力で抵抗する。

これから。


家はすぐに売却された。いい場所で築年数も浅いことが功を奏し、多くの買い手が手を上げた。

慰謝料は旦那さんと相手方女性の連帯債務。
養育費は今も回収中。月イチで子供と丸1日か2日面会。

数年経った今だからこそ、笑って話せるメンタルに復帰してるけど、当時の様子はまじやばい感じだったね。

色んな人に相談しても、解決しないからこそ抱え込む。泥沼すぎた。

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C氏も今ではいくつか資格取得をし、福祉施設で働いている。
更に若い世代の相談で、自分と重なる内容も少なくないと半笑いのC氏。

ほんの出来心。よく聞く言葉だが、外から見るのと内で争うのでは全然違うドラマが繰り広げられている。

人を傷付けることはしない方がいい。
自分がされて嫌なことはしない。

子供の頃に習ったことをやってしまうのは世の常かも知れないね。

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ここまで見てくれてありがとう。

楽しんでもらえたら最高です。
いつも来てくれることの感謝を禁じえない今日この頃。

良かったら気軽にスキ・フォロー・コメントを残していってくれると更に喜びます。感謝感謝。

それでは、また。

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