お酒のお勉強。
最近、バーでバイトを始めた。
しかし、俺はお酒に全く詳しくない。
お酒自体はよく飲みに行くが、如何に安い居酒屋を探すかで生きてきたので、酒については全然知らない。
ハイボールを50円で飲める店を知っていても、数万円するウイスキーの特徴を説明するのにはなんの役も立たないのである。
お客さんに「このお酒はどういう特徴があるんですか?」とよく聞かれるが、知らないので店長に全て丸投げしている状態だ。
不甲斐ない。
俺も詳しくなりたいので、勉強しようと思う。
お酒の勉強と言っても、全てを網羅するにはかなり時間がかかりそうだ。
種類だけでもワイン、ビール、日本酒、焼酎、ウイスキー、ブランデー、ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ、果実酒、リキュールとか沢山ある。
その一つ一つに種類があり、歴史があり、特徴があるのだ。
一気に全て覚えるのは無理だろう。
まずはウイスキーから勉強していこうと思う。
理由は俺が居酒屋でハイボールをよく飲むからだ。
調べてみると、ウイスキー検定というものがあるらしい。
いい機会なのでこれを目標に勉強しよう。
ウイスキー検定は3級、2級、1級とあって、合格認定書やバッジもあるようだ。
数日勉強しているが、この感じだと3級なら1ヶ月くらい勉強すれば取れる気がするので2級を目指してみようと思う。
3級はウイスキーの基礎知識があれば取れるらしいが、2級は文化や歴史、製法まで理解していないと取れない。
1級は2級よりも詳しく、時事問題なども深く理解していないと取れないらしい。
だが、将来的には1級まで取りたい。
ウイスキー検定1級を取れば、バーではもちろんお笑いの方でも特技として言えそうだ。
試験は2月と9月の年2回行われているらしいので、9月に2級まで取るつもりでいこうと思う。
自分でも色んなウイスキーを飲もうと思い、今日はジョニーウォーカーのブラックラベル12年を買って飲んでみたが、「おいしい」以外の感想があまり湧いてこなかった。
ジョニーウォーカーは世界で1番売れているスコッチウイスキーとして有名なのだ。
その中でも1番高いやつがブラックラベル12年なのだが、「おいしい」しかわからなかった。
角瓶と比べてみると、アルコールのツンと来る感じがなくて飲みやすい気がした。
もっと沢山ウイスキーを飲めばわかるようになってくるのだろうか。
とりあえず色んなウイスキーを飲んでみようと思った。
おしまい。
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