自分のこの性格が本当に嫌いだ
しかも一番やっかいなのが
大事な人には嫌われようとして
関わりのない人に無駄に気を使う

もともとは全員に気を使う人だった
全員と仲良くなりたくて
全員同じくらい大事で
特別な人はいなくて
みんな平等　みんな一緒
男女も関係ない　年齢も関係ない
ずっとにこにこ笑って
何をされても嫌な顔ひとつせず
イライラすることもなくて
怒られたら 嫌われたら 全部自分のせい
誰かが怒られてるのも自分のせい
自分せいにするのが一番楽だから
そうやって生きてきた

ある人と出会って
全員を大事にするのはやめよう
嫌なことは嫌って言おう
もっと自分を大事にしようって
少しだけ思えるようになって
徐々に徐々に変わって
今現在の感じになって
当たり前だけど
前より関わる人も減って
たくさんの人に嫌われて
嫌うことも覚えて
でもその分狭く深くというか
大事にしたいって思った人は
一般的にいう親友みたいな感じで
友達がいなくなった感じっていうのかな
そんな人間関係になって
でも相変わらず気にしいなところは
あまり変わってなくて
でも変わってしまったところが
冒頭でも話した

大事な人には嫌われようとして
関わりのない人に無駄に気を使う

っていうところ
気を使うといっても
気の使い方が変わってしまった
良いのか悪いのかもうわからない

大事な人には
普段はいつも通りだけど
メンタルにもともと波があって
その波がきたとき
なにか無性に不安になって
自分はいない方がいいんじゃないかとか
何かきっかけがあったわけじゃなく
悪い方へ悪い方へ考えてしまう
そんな時に試し行動をしてしまう
嫌われようとしてしまう
好かれることが
ずっと好きでいてくれる保証はないから
それが怖くてたまらなくて
嫌われようとしてしまう
嫌われたら傷つくくせに
ほんと無駄な労力だ

そして街でたまたま話した
見知らぬ人とか店員とか
今後会うかもわからないような人には
変に気を使いすぎてしまう
あの言い方はあれでよかったのか
メニューを頼むのひとつでも
あの頼み方でよかったのか
もっとこう言えばよかった ああ言えばよかった
それこそ少し前にディズニーに行って
キャラクターと会話をしたあと
あの喋り方よくなかったなとか
あのタイミングでハグはよくなかったなとか
そんなことまで考えてしまう笑
その日だけとかならまだしも
何年も何年もずーっと考える
考えても答えなんてでないのに
相手はもう忘れているだろうに

幼い頃から
間違えること/失敗すること
笑われること/馬鹿にされること
これが本当に苦手だった
だから何歳のいつどこで何を言って
周りにどういう反応をされて
自分がどう感じたか
言葉の一語一句も
その時の空気も
全部覚えてる

例えば幼稚園の時
親が迎えにくるまで待つクラスに
普段のクラスが終わった後
すぐに移動するんだけど
クラスの先生と少し話をしてて
まりなちゃん早くおいでーって
別に注意されたわけでもない
先生も笑顔だったけど
ただ呼びにきてくれただけだけど
自分としては やってしまった
迷惑をかけた 失敗したって気持ちになって
その日親が迎えにくるまで
どうすればよかったのか反省して
泣きながら先生に謝って
それから今でもその日のことふと考えては
どうしたらよかったのか考える
そのくらい全部覚えてる

こんな感じで昔は全てに気にしいだったのが
変な気にしいになってしまって
前の方がよかったんじゃないかとか
でも前のままだとただの笑うロボットだし
今の方が人間味はあるのではとか
でも自分で自分がめんどくさいし
ってことは周りはもっとめんどくさいし
笑うロボットの方が
周りにとってはよかったかなとか
もー自分ってなんやねんって感じなのよね

こういうのってさ
正解がないから
考えるのやめない限り一生考えちゃうけど
極端な人間で0か100だから
考えないならもう一生考えたくないんだよね
人生を放棄したい
だから自ら命を断つことを考えてしまう
もちろん死んだ後のことも考える
実は死んだ後の世界があって
すんごい拷問とかあるんじゃないかとか
それだったら生きてる方が楽なのかとか
死んだことないから
そっちの方が楽と思っちゃうけど
実はそうじゃないのかなとか
でも今の僕の頭は
そういう動きしかしてくれない
逃げって言われてもいい
弱いって言われてもいい

でもわかってほしいのは
ある意味この行動は
自分を守る行動になってるってこと
やっぱり自分は自分でしか守れなくて
というか守るしかなくて
誰かに守ってもらうことなんてできないから
どうしても向き合えない時は逃げるしかないし
それでも一緒にいてくれる人といればいい
頭ではわかってるのにな
行動にするって本当に難しい

変わりたいと言ったからには
行動にできるように頑張らねば
生きてる間は
なんとかもがいてみるよ