アサーショントレーニング

アサーショントレーニングという言葉がある。

アサーションのトレーニングのことだが(そのまま)、アサーションというものができるようになると、相手を傷つけずに、自分の言いたいことを主張することができるらしい。
もしかしたら、うちの猫たちはこのスキルを身に付けているのかもしれない。私のことを傷つけることなく上手に自己主張してくる。やるなあ、ニャンコたち。。

あまり自己主張できないタイプの私には、身につけた方が良いスキルランキングの上位に入るだろう。

さすがの私も、一方的に言われ続けて人権侵害レベルだと思ったら黙ってはいないが、微妙なラインだったら、私のイメージが悪くなりそうでも「もう、いいや、それで、、」となってしまうこともある。
私、悪くないと思うんだけど、、まあ、いいや、、と。

相手としても、何か気になったから言ったんであって、少しは私自身に非があるのだと思うし(それか、何も非はないのにストレス発散に利用されただけかもだけど)、
私が言い返して、その先どんな展開になるか想像したら、なんだか、もういいや、となってしまうのだ。

1秒でも早く、その場を去りたい、という気持ちもあるし、
私が論破してしまったとしても、相手も余計に態度が悪くなるかもしれないし。
私も「論破してやったぜ」とはならないし。論破できても、別に嬉しくないのだ。そういう大会なら勝てて嬉しいけど、相手に悔しい思いをさせるようなことをしたって何になるのだろうか。それでその人は、今後、人を傷つけない良い方向へ考えを改めるのだろうか。
また別の誰かに対してストレス発散をしてしまわないか。
などと考えてしまい、もういいや、、となる。

そもそも、私はできるだけ常に穏やかな空間にいたいのに、無駄にピリピリさせるような人との会話はできるだけしたくない。会話したくないけど、もし、その人の今後を考える優しい心を持っていたとしたら、「そういう言い方は、私を傷つけていますよ」と助言してあげる、そういう思いやりを実行する必要があるだろう。
そのために、アサーショントレーニングが必要なのだ。
アサーショントレーニングとしては、「私はこう思いましたよ」とか、「私はこうしてくれると嬉しいなあ」とか、「自分は〜」という伝え方をすると良いらしい。
相手のことをどうこう言って人格否定などしてはならないのだ(当たり前だが)。

アサーショントレーニングの方法は、もっとしっかりしたやり方が載った本もあるし、
まだまだ勉強や練習が必要だが、少しずつできるようにしていきたいと思う。


今後、「これは譲れない!」と思った瞬間がきたとき、今のままだと、相手にどうぞどうぞと泣く泣く譲ってしまいそうな自分がいるので、
どうしてもな気持ちを相手を傷つけずに押し通せるようになっていたい。
準備をしておかなければ、急にその機会が来た時に対応できず、自分にガッカリしそうなので、
無理のない範囲で、できる準備はしておこうと思う。

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