見出し画像

58歳さえないオッサン静岡一人旅 #15

3月14日から15日にかけて静岡県富士市、富士宮市を訪れた。この旅行の目的は「雪を被った富士山と岳南電車のコラボ写真を撮ること」だった。行きは朝6時半ごろ出発、青梅線ー八高線ー横浜線ー小田急小田原線ー東海道線を乗り継いで10時半ごろ岳南電車の始点、吉原駅に到着した。残念ながら布団のように分厚い雲が富士山に被っていてその全景を見ることができなかった。岳南電車は静岡県富士市を走る全長9.2㎞、駅は全部で10駅のローカル線である。全駅から富士山が望める路線として有名である。吉原本町駅で下車して、ジャトコ前駅、吉原駅に向かって歩きながら岳南電車を撮影、富士山が見えないということでモチベーションはやや下がり気味ではあったが、しばらく撮影を続けた。下の3枚の写真のうち真ん中の写真がその時撮ったものだ。写真を見てわかるとおり、天気自体はとてもよかった。ただ雲で富士山が見えないのである。その後、岳南原田駅を下車して電車撮影を離れ、竹採公園、鎧水親水公園を散策した。ここら辺り富士市は製紙工場が多い。紙の街だろうか。そのあと比奈駅からまた乗車して一気に終点岳南江尾駅に向かった。その時撮ったのが上から1枚目、3枚目の写真。車両は昔、井の頭線、京王線で活躍していたものだろうか。どこかレトロな雰囲気を感じさせる。こうして1日目はたいした収穫もなく、清水市のビジネスホテルに宿泊して2日目のリベンジを誓った。

岳南江尾駅ホームから撮影


吉原本町ージャトコ前駅間で撮影


岳南江尾駅ホームで停車中の車両を撮影 後ろは東海道新幹線の高架が走っている

2日目、7時半ごろ東海道線清水駅を出発して電車が富士駅に近づいた時、車窓から富士山が雲に霞みながらも見えた。この時、吉原駅に向かい再び岳南電車を撮ることを決めた。岳南電車吉原駅でもまだかろうじて富士山は見えていた。本吉原駅で降り、富士山と岳南電車のコラボ写真が撮れるスポットを探す。昨日も歩いた吉原本町とジャトコ前駅間で撮影スポットを見つけた。しかし、この時点で白い雲が富士山の頂を覆いはじめていた。そのような中撮影したのがタイトルの上の写真である。マンションと白い建物の間には間違いなく富士山がそびえたっている。しかし、またもや雲に遮られてしまったのだ。この旅行の目的は達成することはできなかった。

その後、10時半ごろ富士駅から身延線甲府行普通列車に乗車した。身延線は静岡県富士市の富士駅と山梨県甲府市の甲府駅を結ぶJR東海の山岳路線である。全長88.4㎞、駅数39駅、富士川流域を走り、途中富士宮、身延、市川大門駅などを経由して甲府に至る。途中、私は富士宮での観光を予定しており、この路線は西富士宮駅を過ぎると極端に本数が少なくなる。途中駅で下車しての本格的な撮影をするには時間がない。ということで富士駅から二駅目、竪堀駅ホームから身延線と富士山を絡めた写真を撮ろうと思った。


竪堀駅で乗車していた普通列車を撮影


同じく竪堀駅で特急ふじかわを撮影

その竪堀駅で撮った2枚の写真。なかなか健闘しているがもう少しといったところか。雲さえなければ。

その後、富士宮で観光して、帰りは特急ふじかわで甲府まで行き、甲府から特急かいじで立川まで、そこから青梅線で自宅へ帰った。

また富士山と鉄道のコラボ写真、挑戦したい。

最後まで読んでいただきどうもありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?