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カナダ横断Via Railの旅④ Winnipeg編

どうも、書く書く詐欺のすーこです! ついに完結! 旅行の最後、Winnipeg編でーす。

実は列車にいるときからWeather alertが出ていて車内を騒然とさせていたWinnipeg。気温は38度。さらに多湿。
日本にしばらく帰れていなかった私たちは、駅に降りたとたん「日本みたーい」と喜びましたが、なんだかんだで列車は遅れ、着いたのは23時頃。
さようなら列車、おいしいご飯をありがとう。列車はまだまだカナダの西まで行くけど、スタッフはここで入れ替えらしく、バンクーバーからお世話をしてくれたスタッフたちもWinnipegで降りた。楽しそうな仕事だな~!

さて、ホテルは駅のすぐそばのInn at the Forks。でも暗いし、土地勘もないしでしばらくさまよう(どうやって迷うんだというくらい近いのですが)。
せっかくの旅行でホテルが残念だと気分もしょぼんなので、ちょっといい部屋にしました。トップ写真は部屋からの景色です。
ユーコンにはない近代的で大きなホテルでうれしい。笑 (ふだん田舎に住むと、小さなことがうれしい) これから2泊の予定。

Winnipegという街は、旅行で行くと言うと多くの人に「なんで?!」と驚かれる感じなのですが(察してください)、私はコロナの間、オンライン趣味の会でWinnipeg在住の日本人とたくさんお友達になったのでした。わくわくリアル初対面!というわけです。


翌日。
Forksホテルの隣にForksというショッピングモールがあり、そこのカフェで趣味の会のうちのお一人と会いました。平日だったのでみんなでリアル集まり、というわけにはいかず。Mさん、お仕事の合間にありがとうございました。おみやげも!

朝まだ人けのないForks内

その次のアポまで時間があったので、バスでダウンタウンに出て観光ぽいことをしてみました。歴史的建造物や近代的なモニュメントが多くて文化的ですね。

大量の自転車?を連ねた巨大アート

その後、また別の方と合流。Forksに戻り、ランチ。フードコートで各自好きなもの。私はラーメンっ! これがね、ユーコンではできませんから…うれしいよね。水上バスに乗っちゃったりして。Yさん、ありがとうございました!!

走って逃げるグースのこどもたち

夕方、また別のお友達がホテルまで会いに来てくれました! Nさん、会えてうれしかったです!

そのあとはTwitterでのお友達、Iさん、Sさんと合流して、知る人ぞ知る(?)Dwarf no CachetteにDinnerに行きました。ラブリーなお店と正反対の、このお店の勇者ヤスクスさんがロックで強烈でおもしろすぎるので、会えたときは「ファンです!!!」って言いました。みなさん、ありがとうございました。

ちなみにご飯の帰り、ホテルまで歩いたのですが、あんまり治安はよくない印象。まだ少し明るいにも関わらず、そして私たちが歩いているにも関わらず、公園でおじさんとおばさんが、まあなんていうか、仲良くシていました。びっくりして3回くらい振り返りました。どうなってるの、風紀ぃ〜〜〜〜!

閉店間際のForksでビール。この数日後、ここで殺傷事件があったとか。


また翌日。

前日にお会いしたYさん。私が「日系会館に行ってみたい」と言ったので親切に車を出して連れて行ってくれました。

会館には美しい日本庭園があり、いろいろなグループが活動していて、キッチンで料理をしていて、それとは別に寿司専用のキッチンがあって、、、すごすぎません??
ユーコンから来たと言ったらお茶やらお菓子やらたくさん出てきて、めちゃくちゃもてなしてくれておもしろかったです。Yさん、Winnipegの会館のみなさん、本当にありがとうございました!

ちょっと説明。
カナダには戦前から日本人が移民していましたが、戦争がはじまると財産を没収され、農村地帯で強制労働させられた歴史があります。その後、1988年にカナダ政府が謝罪し補償金を日系人協会に払い和解。そのときのお金で各地に日系会館が建てられ、日系イベントなどで使えるというわけです。
自前の場所があるのはイベント等やりやすくてうらやましいですね。毎度すみませんが、ユーコンにはないのです…。

そのあとはまた中心部に戻り、行きたかった人権博物館(Human right museum)へ。ここは国立の博物館で、とても大きくて見応えがありました。すごく歩いて疲れるけど、お勧めします。
世界中の人権に関することが学べるので、原爆のような日本の被害が登場しますが、同時に従軍慰安婦などの加害の歴史もあります。学ばないと同じことを繰り返すのが人間ですから、ここは謙虚に受け止めたいところです。

1フロアまるまるホロコーストについて。小学生も学んでいました。

このあとまたIさんが来てくれて、空港に送りがてらBreweryに連れて行ってくれました。地元のビールを飲み比べして、空港へ。Iさん、お忙しい中、ありがとうございました!


たくさんの人とおしゃべりできた楽しい旅でした。
気になったのはWinnipegから引っ越したい、という人の多さ。暑すぎて寒すぎるそうです(治安も?)。
ユーコンも合わない人は合わないけど、好きで住んでる人も多いので、これほど引っ越したいという声は聞かない気がします。
でもWinnipeg市の周りにもたくさんのコミュニティがあり、中心部の大都会(?)を離れれば、そっちのほうは住みやすそうだなとも思いました。

列車で3日かけてきた距離を3時間で帰りました!!!!!
また行きたい、人に会いに行く旅!!!!!

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