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日本一時帰国日記4 さいご

Day 10
地元のお煎餅屋さんがチョコレート屋さんをはじめたというので(?)その両方に親と行ってきた。

ヤギがいたので、たぶんヤギ?の絵
バンクシー風でもないのにBy バンクシーと書ける田舎度

チョコ店のほうは名前が「たぶん世界一小さいチョコレート工場」。自由だな~

チョコおいしいのでぜひ。

ランチに小中時代の近所の幼馴染的な友達と会う。前回の帰国でも会ったけど別々に会ったので、3人一緒に会えたのは、誰かの結婚式以来とかかもしれない。

お花も食べられます。

誰も同じクラスになったことがないにも関わらず、家が近かったので夏休みとかは毎日のように誰かの家に集まり、ご飯を自分たちで作ったり、おうちの人に食べさせてもらったりしていた。
パーソナリティが3人ともあまりにも違うタイプなのだけど、くだらない遊びやイタズラやケンカをして長く一緒に過ごした。
こういう昔の友達と久しぶりに会う気持ちって、それなりに長く生きてないと感じられないものなんだなあ。のすたるじい。

夕方は東京で働いてた時代(私は営業でした)の友達というか、当時の取引先というか、お客さんというか、に思い立って連絡してみたら会えることになった。相手は同世代で子育て真っ最中。仕事や政治の話をした。

カレーにしました

日本人と話していて、日本の給料が上がらない、という話題にならないことはない。
思い切ってとりあえず最低賃金を一気に2000円に上げれば、日本のいろいろな問題の多くは解決すると思うんだけど。出せない中小企業には税金投入で。いまの政権では絶対にやらないか。
カナダの私の住む州の最低賃金は2024年の4月に17.59ドルになります。

外食と人に会うのが続いてさすがに疲れた。家では納豆ばかり食べている。

Day 11
実家にダイニングテーブルセットが届いたので組み立てる。
元のは私が子どもの頃からあったやつで、椅子が壊れかけていて、いつ崩壊するかドキドキロシアンルーレット椅子だったので注文したのだ。
連日出かけてさすがに疲れたのでのんびりする。

スーパーの寿司。値段にご注目。

でも調子は崩してない。毎日鉄剤、人混みのあとはビタミン剤、寒気がしたら葛根湯、お腹に不穏な気配があればお腹の漢方、と早め早めに対応している。
何より(カナダに比べて)ぜんぜん寒くないのがいい。肌の乾燥もない。むしろ暑いくらいだ(1月なかば)。ていうか本当に暑い。邪魔なのでコート持ってこなければよかった。

Day 12
SNSで地震の影響で北陸に観光客がこない、と見かけたので、この日は北陸新幹線で日帰り金沢でもしようかなと考えていた。
のですが、前日に停電で新幹線が止まるなんてことがあって、さらに日本海側の天気予報は大雪。不要な外出は避けるように、とテレビのニュース。
カナダに戻る日も迫っていて、帰りの飛行機に乗れなかったらコトだと思い、やめて実家にあった本を読んでごろごろ過ごす。
そしていつものように買ったものを成田空港に前もって送っておく。

滞在中のテレビ(親がつけてる)はずっと、地震・自民党献金・松本人志。

Day 13
県内の姉の家に行く。どこかでちょっと寄れればいいかなと思っていたけど、泊まっていけというので一日早く実家を出る。ではお母さん、お父さん、また会う日まで。

姉と合流しこじゃれたカフェでご飯にする。姉宅でいろいろな話をして過ごす。
私はカナダで日本語学校のボランティアをしているので、読み聞かせ用にと姉の子の絵本をもらう。

おいしかった。

Day 14
カナダに戻る日。姉と昼に寿司を食べて、成田空港に向かう。
空港でポケットWifiを返却して宅配便の荷物を受け取る。
飛行機の席、行きに嫌なことがあったので、プレミアムエコノミーに変えようとしたが、乗る予定の飛行機にプレミアム席はなかった。すいてるエリアに座席変更した。

最後においしいものを食べようと思ったけど、早くセキュリティを抜けて中に入ってしまい、外国人観光客向けのギラギラしたフードコートしかなかったので、ショートケーキを食べた。外で食べればよかった。

普段冷たいものは飲まないけど、空港暑すぎて、アイコ

帰りの便は問題なかったし、JALのご飯はおいしかった。

カナダに戻りました!
バンクーバー到着。

ワーホリの人が撮る写真

乗り換え便まで8時間あったので追加料金を払ってすぐの便に変えてもらった。カウンターで聞いたとき「空席なんかないよ!」と冷たく言われ、日本の過剰ニコニコサービスとの差にショックでしょぼんと無言でいたら「追加料金払うなら私があんたのために席をとってやってもいい」と言われたので、私のためにやっていただいた。
地元空港に娘と夫が迎えに来てくれた。着いたらマイナス20度だった。景色が白と黒で静かで広大で都会とぜんぜん違う。

無事に健康に一時帰国を乗り切った私は、すっかり気を抜いていて薄着で過ごし、翌日に調子を崩し泣いた。
「おうちに着くまでが遠足です」とはよく言ったものですが、「おうちに着いてからもしばらくは気を抜くな」と肝に命じました。

たくさんの思い出ができた。人と撮った写真をぜんぶプリントしてアルバムに入れた。

おしまい。
スピッツのチケット取れた人、連絡まってますよ!

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