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イントロ学 入門編

音楽リスナーにおけるモブ中のモブ
キングオブモブの
そのごく一部だと信じたいが
“イントロが長いとスキップする”
という
控え目にいって
不届きな大馬鹿野郎が居るらしいが

そういう連中をターゲットに
イントロを無くしてボーカルスタートにする
なんていうのは
控え目にいってマヌケの中のマヌケ
キングオブ抜け作である。


THE BLUE HEARTS「人にやさしく」
もボーカルスタートの名曲だが

“気が狂いそう”

という
控え目にいって
超ぶっ飛んでる歌詞を
着のみ着のままそのまんまぶっつけてやろう
ていう心意気とはまるで違うのだ。

つまり、イントロをなくすなら
それ相応のスゲェ歌詞が必要となる

単純に
“イントロないのが今のトレンドだから”
などという
打算的な曲に聴く価値など
控え目にいってまるっきり無いわけだ

何が言いたいかってぇと

俺は

イントロが大好きなのだ!!

控え目にいって!!!


そこで
イントロ学と題して
古今東西優れた楽曲をイントロから紐解こうっていう

書いてる途中からきっとすぐ終わりそうな破れ企画
だなと感じつつ

ノーブレーキでイケるとこまで行っちゃおうと
半ば自棄になってるのが本シリーズ記事である

学問と名付けるからには
ある程度体系化する必要がある。

イントロにおいては大まかに次の通り分類できる↓

1、サビフレーズタイプ

これはサビ(一番盛り上がる部分)を
一足先に軽くお披露目しますよ
という親切設計なイントロである。

アーティストとしてはB’zのヒット曲が
ほとんどこのタイプ。

実にわかりやすく単純明快に思えるが
ライブにおいて一番力を発揮するのがコレである。

にわかファンでも
イントロを聴いた瞬間に
「あ、あの曲だ!」
と気づきやすいため
否が応でも盛り上がる。


2、Aメロ先駆けタイプ

ロックとの相性が良いのがこのタイプ 
いかに印象的なリフを奏でるかが勝負である

個人的には好みのタイプ
ギターでの弾き語りなどでも覚え易い

シャレオツ渋谷系サウンドから
エレクトロニカダンスミュージック
まで幅広く
“兎に角このフレーズを聴かしたいんだ”
という曲にはこのイントロ。



3、エピローグタイプ
曲本編の導入装置として徹するイントロ
プロローグとして同フレーズのアレンジで締めるのが常套手段である。
クラシックのように
1曲に色んなフレーズが詰め込まれたお得感。
その分作曲難易度は高めである



4、インセクトタイプ

分類不可なやつら。
どの世界にもいるトガッた連中です


まあ、とりあえずこんな感じで
細かい部分は後々(続いていれば)分類していこうかと

次回から実践編。
いきなりヤバい曲から採り上げますよ



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