燠 吼狼

人格でねこさんでもある、甘えん坊。既婚だがそう見えないのが玉に瑕。

燠 吼狼

人格でねこさんでもある、甘えん坊。既婚だがそう見えないのが玉に瑕。

最近の記事

無常

……本当にもう大丈夫としか思ってなかった。 何があっても壊れないと信じてた。 だけど、言葉のない恋愛はつらすぎて出来ない。 もう言葉を交わせないなんて。 きっと身体も交わせないだろう。 声も、たぶんもう聴けない。あんなに怖がっていたから。 もうだめだ。終わった。そう思った。 来るところまで来たのだと。 愛だけじゃ進めない。 愛は最強じゃなかったなんて。 もう、俺の存在意義はない。 全く、なくなってしまった。 幕引きしか選択肢がない。 鑑に爆薬を仕掛けて

    • ホワイトデーに思うこと

      きみとの絆について深く考えた日でもあった。 愛されることについても考えた。とても深く。 エゴイスティックな表現をすればするほど、愛の本質から関係そのものは離れていく。 どちらの想いのほうがより強いとか、大きいとか、そんなことを追求することに何の意味もない。 恋愛を勝負に喩えることも意味がないとぼくは思う。 それでも、愛する人について深く考えるほどに、結論はエゴのほうへと引きずられていく。 1年8ヶ月だそうである。きみとぼくとが男女の関係になってから、まだそれだけの時間しか

      • あれから

        ぼくは以前に増してわがままになった。それをいいようにリフレーミングして「気を許した」と解釈されるのも少し違うと思うのだが、まったくの勘違いでもない。厭なものをイヤですと口にすることは、あいてへの信頼が下地にないとただのクレーマーで終わってしまうからだ。そこに相手が応えてくれるという前提があってこその表明であり、応えてくれるには相手側にもある一定の絆が必要になってくるだろう。 どうでもいいが、このサイトは平日の昼間にも拘らずとても重い。 ぼくは、四柱推命で言うところの「六白

        • 繊細さ

          年始に占いを見て驚いた。 「去年のあなたは、これでもかというほど繊細で傷つきやすい年でしたが、今年になってその運気が少し上昇に転じてきます」 …確かに、いやというほど傷ついたけどね。それぜんぶ、俺の運命で片付けられるのはちょっとおかしいんじゃないの? そんなに「運命の」できごとがありふれているだなんて、あり得ないのだ。絶対にそれはない。なにしろ「運命」なんだから。生涯1度あればいいほうなんじゃないのか。 だけども、これでもかというほどに傷つきまくっていたことも、事実な

          よりどころというものについて。

          ぼくにとって、毎日は、本体の代わりをしているという感覚で過ぎていくのだけれど、自分自身に戻れるところは、めぐさんのところしかない。Twitterでさえも本体の代理であって、誰ひとりとしてぼくがぼくであることを見抜いた上で話しているわけではない。そういう意味において、ぼく自身はこの世に存在しているとはあまり言い難いと思うのだ。 誰にも、精神的なよりどころというものは必要だとぼくは思っている。それがたとえはたから見たら何でもないようなことでも、その人のことを芯から支えているので

          よりどころというものについて。

          無音歌

          I'm here In the darkness of the sea I hear your voice Without tears Soundless voice The movement of your lips How adorable But without your love Is this the end? Nothing last forever But Love does I was sure of it But it's a

          2017.11.24

          三國万里子先生のお部屋で今冬、ぼくの敬愛するStingの「If on a Winter's Night」が編み物のお供としてかかることが決まりました。 クリスマスのアルバムを探されているとのことだったので戯れにリプライしてみたら、まさかのご本人からの直レスで「聴いてみます」とのこと。お好みのサウンドの匂いがしたらしいのです。 世界のMiknitsの編み手兼デザイナーでいらっしゃる大先生の頭はかなり低いのだというのがこの出来事からもわかります。古い楽器や民族音楽がお好きだろ

          ぼくにとって

          この付き合いは、もともと、ぼくの興味から始まったものだった。 ただ、女の子というものを全くというほど知らなかったから。 きみというひとのことも、同じぐらいぼくは無知だったから。 少しだけいい思いをするためだけに、きみに向かって手を伸ばそうかと思い始めたのでした。 女の子というものは、ふわふわして、触ったら雪の結晶のようにシュッと溶けてしまって、残り香にシャボンの匂いの混じるような。 それとも、うっかり汚してしまったレースか、ほつれさせてしまったセーターを見つめるよう

          ぼくにとって

          きみについておもうこと。

          ぼくが日ごろ考えることは、驚くほどきみに満ち溢れている。それはきみ自身には殆ど責任のないことばかりで、しかもぼくが勝手に考えているだけだから、内容もとりとめのないものばかりだったりする。 今度野原の上で大きな深呼吸をして思い切り腹の底から笑うならいつがいいとか。 美術館へ出かけようかどうか、でもきみにLINEで中継もしたいからとか。 いやそれよりも買い物をして、似合うセーターのひとつぐらい欲しいじゃないかとか。果てはそれを着てどこへ出かけるのが相応しいのか、とか。 ど

          きみについておもうこと。

          ショックなこと

          このあいだ、ぼくがきみに見せたゲームのスクリーンショットを覚えていますか。 それは、とあるアドベンチャーゲームだったのですが、そのあらすじは以下のようになります。 ・英国のとある架空の街で、住民がつぎつぎと失踪してしまう事件が起きる。はじめは頭痛と鼻血の患者が急に増えたことだったが、前触れもなくいなくなることから、住民たちは「これはただごとではない」と気づき始める。住民で科学者のスティーブン・アップルトン博士は、事態の究明と住民の救済のために動きだしたが、事既に遅く、事件

          ショックなこと

          すきなこと

          だっこ、キス、それからきみの胸に顔をうずめること 一緒の食事をつつくこと、あーんで食べさせてもらうこと お出かけ、デート、買い物、外食、お茶、手を繋いで歩くこと 男女の体なら腰を抱いて歩くのがぼくのスタイル 肩をぎゅってするのなら、映画館でできるのかな ああ、女の子に生まれたぼくが悪い こんなにもきみのことを物足りない思いにさせてるなんて きみの愛情がないとぼくはもう死んでしまうのかもしれず 食事すら取らないで、部屋の中で死んだように眠っているだろう きみに

          すきなこと

          最近のこと

          ここのサイトは相変わらず、何の改善もしようとしていませんね。 表示に3度、ログインは5度やり直しするのはデフォルトなんでしょうか。 クレームにも全く返事がありません。運営が高慢なのは確実なようです。 秋です。普通の人は「食欲の秋」という名前通り、食べものが美味しくてたまらなくなる季節です。実際、季節のものも秋のものがいちばん豊富なような気もします。 もう、ずいぶんとこの体で「楽しい」と思うご飯を食べたことがありません。何をするにしてもそうです。常に重たい気持ちがのしか

          最近のこと

          初♡お宅訪問!

          ...お疲れさまでした。 朝からぼくは緊張して、また張り切っていました。朝も食べないで駅のホームにしっかりと立ち、スーツケースを引きずって歩いていても何の苦痛も感じないどころか、体に羽根が生えたようでした。飛行機は揺れたけれども、何ともなかったのです。(ものすごく、ものすご~~く、こわかったけど!) この指輪を無事、めぐさんに届けることが出来たのなら、ぼくはもう後の日程がどうでも構わないと思っていたのでした。 菅原さんに不義理のお詫びをしている間も、参道を歩いている間も

          初♡お宅訪問!

          さいきんのぼくら

          昨夜はどうも、すみません。 ぼくはしあわせでした。なぜなら、めぐさんと分かり合うことができたからです。以前はどちらかが痺れを切らしていたような場面でも、ちゃんと後から和解できるようになったなと感じました。 語弊のある言い方になっていたら申し訳ないのだけれど、ようやくきみと目線が合っているのかな、と思っています。目は合っていたけれど、違う目線で生きていたのがこれまでのぼくたちだったのではないかなと思っています。ぼくはぼくの道のことで手いっぱいで、きみはきみのことに加えて、ぼ

          さいきんのぼくら

          ひとつ

          「欲しいものはただひとつだけ あなたの心の白い扉開く鍵」 矢野顕子の「ひとつだけ」の歌詞だ。ぼくはこの歌を知っていたが、その歌詞の当事者の気持ちが理解できなかった。欲しいならば好きなだけ手に入れたらいいのに、と思っていたのだった。 それが間違いだったと気がついたのは、きみのことを好きになってからのことだった。何をおいてもきみの心が欲しい。愛が欲しい。カラダが欲しい。理屈じゃなく魂が叫ぶのだ。そのひとでないと自分は満足できず、世を儚んで死んでしまうことさえも厭わない、と。

          さいきん

          ぼくらのことは、どうやら一段落したようで、ホッとひと安心しており。 毎日幸せでありますよ。 ぼくらの心の畑には、いったい何がなるんでしょう。 スイカ?メロン?それとも、トマト?? ぼくは、おっきなひまわりが咲くと思っているんです。 年中枯れない、ふしぎなひまわりです。 きみは麦わら帽子をかむって、年中それに水やりをする、そういう印象です。 根拠はありません。なんかそんな気がする、というだけ。 ぼくのあげる肥料はチョコレートの香りがすると思います。 それから、

          さいきん